2006-12-28

Rainbow「Finyl Vinyl」


いやー年末ですな。今日で仕事収めの人も多かったんでない?オイラも今日で今年のお仕事終了!!
で、年末つったら第九。てか、年末は第九って誰が決めたんだ???

で、「いいじゃん!」的には、普通にオーケストラがやってる第九を紹介しても、面白くもなんとも無いんで、Rainbowですよ。オイラの心の師範、Ritchie Blackmore御大のバンド。
そもそも、Ritchi大好きなあまり白いストラト買って、見た目Ritchie仕様にしてみたり、ストラト使い出した頃は黒でメイプル指板だって聴けば、おんなじ様なストラト買ってみたりって位に大好きなギタリストなのが、このRitchie御大。


で、この”Finyl Vinyl”ってアルバムは、Rainbow解散後に発売されたもので、BESTアルバム的なもんなんだけど、ほとんどの曲がLIVEバージョンなのよ。やっぱね、HR/HMはLIVEが命よ。
いや、スタジオVerも良いんだけどさ。むしろ、曲をしっかり聴きたい時はスタジオVerの方が良いけど、LIVEになると曲が更にカッコ良くなったり、違ったアレンジで聴けたりしてさ。
そんで、このアルバムも、オープニングはRainbowのライブらしく、オズの魔法使いのドロシーの台詞からSomewhere over the rainbowのSEでスタート。

で1曲目のSpotlight Kid。もうね、すげーカッコよくなってんのよ。スタジオVerの時は「あぁ良い曲だねぇ」って感じだったのに、このLIVEバージョンは鳥肌がざわわわーって「なんかの病気ですか?」って位に鳥肌もん。なんつーの?HRが持つ荒々しさ全開!って感じ?。VoのJoe Lynn Turnerの聴きやすい声と、Ritchie Blackmore御大の荒々しいGの音色が良い感じに融合してんだよね。
特に、GソロからKeyソロの辺りなんかは、かなり失神もんのカッコよさ。

あとね、特筆もんなのは、未発表曲として"やっさん"がVoのBad Girlが初CD化。これがね、やっさんにぴったしの軽快なR&Rナンバーに仕上がってるのよ。

そんで、今日のようつべ動画でも紹介するDifficult To Cure。
これは、日本公演の時の音源でさ。武道館での1984年のサヨナラ公演の時にオーケストラと競演したやつでさ。今回のは途中から途中までって中途半端な奴なんだけど、本当は、ステージの後ろにカーテンが掛かってて、Ritchieがソロ弾いた後に曲が始まると、カーテンが開いてフルオーケストラが登場って演出だったんだよね。
元々4分位の曲だったのが12分近くになってて、すげー聴き応えのあるアレンジよ。
Blogに貼り付けできないんだけど、全部収録Verもあったんで、興味ある人はこちら


2006-12-23

Thin Lizzy「The Boys Are Back In Town」


もう一曲、クリスマスソング!
アルバム自体はね、2000年にリリースされたスウェーデン盤の2枚組ベスト・アルバムなんだよね。1枚目は普通にLizzyの有名所の曲が入ってるだけなんで、ぶっちゃけリマスターされてる最近のBEST買った方が全然良いんだけど・・・・。

このアルバムの目玉は2枚目!アルバム未収録の曲がわんさか。しかも初CD化の曲わんさか。
アルバムが没っちゃって、シングルだけで発売になった"Trouble Boys"と"Memory Pain"なんかも聴き所なんだけど、やっぱクリスマスって事でこの曲"A Merry Jingle"。
これは、Lizzyの曲でもPhilの曲でも無くって、The Greediesの1979年の曲。

で、このThe Greediesって何よ?って話なんだけど、これはLizzyのPhil, DsのBrian Downey,GのScott GorhamとSex PistolsからGのSteve JonesとDsのPaul Cookが参加した、所謂お遊びバンド。で、シングルで"A Merry Jingle"って曲を出したのよ。曲自体は、"I Wish You A Merry Xmas"と"Jingle Bells"を無理やりくっつけて1曲にまとめましたって曲なんだけどさ。
今までは幻のシングルって感じで、当然アナログも廃盤。世界のどこでもCD化されてなかった音源で、オイラも中学の頃にラジオで一回だけ聴いた事のあっただけで、それ以降はお目にかかったこと無かったんだよね。(あれ?お耳にかかった事か??)
このベストのちょっと前に出たLizzy&Philの4枚組みBOXセットにも入ってなかったから、このアルバムに"A Merry Jingle"が入ってるって情報を得た時は、軽く小躍り。んで、即効でAmazonで予約ですよ。
なんせ、数量限定とか言ってたし、そもそもスウェーデン盤なんで日本にどれくらい入ってくるかも判んなかったから、「下手に輸入盤屋めぐりするよりも予約しちゃえ!」って事でね。

で届いてみて、早速1枚目から聴いてみたんだけど・・・・。
やっぱ1枚目はほんと普通のベスト。まぁPhilのソロの曲とかも入ってるし、入門用には良いのかな?
んで、2枚目!収録は8曲と、ちょっとしたマキシシングルって感じなんだけど、やっぱ入ってる曲がね。PhilのソロシングルのB面だった"Beat On The Drum"とか、今回の"A Merry Jingle"とか、今まではブートで劣悪な音質でしか聴けなかったのが、きちんとしたオフィシャル音源で聴けるってのに大感動。ほんとねLizzy&Philのファン冥利に尽きるってもんですぜ。
しかも、いまは"ようつべ"で動画まで見れちゃう。
まぁ、アテブリなんだけどさ。でも良い時代だよね。

2006-12-19

Band Aid「Do they know it's christmas」


クリスマスシーズン真っ只中の今日この頃、みなさん、いかがお過ごし?
クリスマスソングってのも色々あるけど、みんなはどの曲を思い浮かべるんだろ?
Wham!?
Mariah Carry?
オイラ達と同年代のあなた、コイツを忘れちゃいませんかい?
そう、Band Aid。
きっと30代半ば以上の人や、兄ちゃんや姉ちゃんが居る人は知ってると思うけど、このBand Aidは、1984年に結成?された、所謂スーパーバンド。(なのか?)

アイルランドのThe Boomtown RatsってバンドのVo、Bob Geldofが中心になって、イギリスとアイルランドのバンドのメンバー達が、エチオピアの飢餓を救うためにチャリティーシングルを出したんだよね。
それが大ヒットして、その後、アメリカでUSA for Africaが結成されたり、HR/HMバンドが集まって、Hear'n Aid。そんで全世界に中継されたLive Aidに繋がっていったんだよね。

で、このBand Aid。主要な参加メンバーは・・・・

Phil Collins
Midge Ure
Paul Young
Spandau Ballet
Duran Duran
Bananarama
Paul Weller
George Michael
Status Quo
Sting
Bono
Culture Club
David Bowie
Sir Paul McCartney

プロデューサーにTrevor Horn。
ってな具合に、かなり豪華な面子。

オイラも中学生ながら、12インチシングルを買ったよ。国内盤とかってんでなく、輸入盤に国内レコード会社のシールが貼られてて、妙に「チャリティーだから、余計なところに金かけないんだ」なんて納得してた、汚れを知らない中学生のオイラ。
そうそう、そういえば、この後に結成されたUSA for Africaがすげー売れてさ。
世はMichael Jacksonがスーパースターだった時代なんで、Michaelが関わってたって事で、日本でもUSA for Africaは「すばらしい!」「さすがだ!」みたいな風潮で、Band Aidの事に触れる評論家連中も少なかったんだよね。
オイラはそれにムカついてさ。「Band AidがあったからUSA for Africaがあるんだろーがよ!」「オリジナルはBand Aidなんだよ!!」って、いっつもTVみながら思ってたなぁ。
しかも、USA for Africaのレコーディングの時、みんなチャリティーって意識よりも、イベントみたいなノリでやってきたって話も聴いてただけに、余計にさ。
詳しくは、Wikiで。

で、また話もどしてBand Aidね。
その後もBand Aid2とか、Band Aid2004とかって、継続的に再結成?して、この曲をリメイクしてるんだって。
PV見てもらえれば判るけど、流石に20年以上前なんで、みんな若いこと若いこと。
そういやMarilynも映ってるけど、今頃何してんだろー?

2006-12-16

Within Temptation「Mother Earth」


はいっ!2度目の登場" Within Temptation"です。

前回は病み上がりって事で、3rdアルバムからの至高の名バラード、"Memories"を紹介したんだけど、今回はWithinがブレイクした2ndアルバムの"Mother Earth"。

1stの"Enter"は日本でも発売されたんだけど、まだまだ他のバンドの二番煎じって感じの出来で、Withinらしさっていう面では出来れてなかったんだよね。
んで、セールス的にもイマイチだったみたいで、2ndは日本では発売されなかったんだよ。

・・・ところがどっこい!Withinはがんばってた訳だ!
この2nd"Mother Earth"では、1stのゴシックゴシックしてた曲調はナリを潜めて、荘厳なシンフォニックメタルに大変身。そんで、シングルカットしたIce Queenが本国のオランダを始めヨーロッパで大ヒットして、一躍有名バンドの仲間入りを果たした訳ですよ。
で、元々はマイナーレーベルから発売された"Mother Earth"なんだけど、Ice QueenのヒットでGUNレーベルってメジャーと契約。んで、GUNからリマスターされて、なおかつボーナストラックが追加されて再発されたんだよ。

だけどね、このGUN盤。なんとCCCDなんだよ・・・orz
まったくね、いい加減にして欲しいもんだよねー。だれだよ!CCCDなんてもん造ったの!
責任者出て来い!!
みんなもCCCD嫌いだよね?
あれっ?気にしたこと無い?
マジ?

CCCDはコピーコントロールCDって呼ばれてて、PCとかにコピーできないようにしてある円盤。
CDって付いてるけど、そもそもCDの規格から外れたマガイもんだからね。
よくさ、CDに「このCDはコピーできません」とか「MDに録音できません」とかってシールが貼ってあったの覚えてない?
結局、PCにコピーなんかも普通に出来たし、変な信号を入れてる為に音質が犠牲になったりで、消費者の事なんざ考えてない円盤だったわけよ。
しかも、CDデッキが壊れる事もあって、「もし壊れてもハードメーカーもCDレーベルも一切関知しないんで、自己責任で聴いて下さい」ってふざけた事ぬかしてやがるのさ。
実際、デッキによってはCD入れたら「ガチャコン!ガチャコン!」ってこの世の終わりみたいな音立てるなんて事もあったし。
まぁ、日本じゃ一番CCCDに必死だった某av*xがCCCDやめるって発表してから、一気に減ったけどさ。とにかく、消費者ナメたもんだったのね。

そんで、そんなCCCDなんてオイラが買うわけも無く、必死こいてマイナーレーベル時代のオリジナル"Mother Earth"探しましたよ。
AmazonやらHMV。タワレコやら新宿レコード。そんで新宿のUNIONにも行って無くってさ。最後の砦。お茶の水UNIONの中古コーナーで発見よ。
喜び勇んで買ってきた次第。
まぁ、その後しばらくしたら、普通に新品のオリジナル"Mother Earth"がUNION各店に入荷されてたんだけどね・・・。タイミングが悪かったって奴だわな。

もし、これから買おうって人がいたら・・・。このエントリーで表示してるオレンジのジャケがCCCDでない奴ね。オレンジの部分がグリーンになってるのはCCCDなんで気をつけてちょーだい。もしくはiTunesでダウンロード購入するか・・・。

余談の方が多かったけど、この"Mother Earth"。名盤です。所謂"ネ申"って奴。
1曲目のMother Earthからして、荘厳な雰囲気のWithinらしさ全開の曲で鳥肌が立ってくると。
そんで2曲目がシングルカットされて大ヒットしたIce Queen。
この曲は、今じゃLIVEのラストに演奏される曲でさ、いわばDeep PurpleでいうところのSmoke On The Water。Skid RowでいうところのYouth Gone Wild的位置づけなわけよ。
オイラが持ってるThe Silent Force TourのDVDでも最後に演奏されてて、曲のクライマックスでは、雪に見立てた紙ふぶきがステージ両サイドから噴射。
また、それがドラマチックな曲の展開にぴったりなんだよね。

今回貼り付ける動画には、残念ながら紙ふぶきは無いんだけどさ。
でもキャッチーな曲ながら、だんだんとドラマチックに盛り上がっていくのは鳥肌もんで、何回聴いても飽きませんぜ。・・・オイラはね。

前の"The Silent Force"のエントリーの時も書いたけど、Voの Sharon。決して上手いシンガーじゃ無いんだけど、なぜかひきつけられる魅力があんだよね。何なんだろ?声質?歌い方?

2006-12-13

Various Artists「That '70s Show Presents_ That '70s Rockin' Album」

sitcom大好きなオイラです、みなさんこんばんは。
さてさて、「sitcomって何よ?」って話なんだけど、シチュエーションコメディーの略でさ、Wikiによるってーと・・・

シチュエーション・コメディ(situation comedy)はコメディジャンルのひとつ。

・連続ものだが、1話完結編成で回をまたがる物語のつながりや進展がまったくないか、ほとんどない。

・主要な登場人物はほぼ一定。メンバーがたまに変化したり、ゲストが登場したりするものも多い。

・主要な舞台が固定されている。家庭や職場などの平凡な環境がしばしば使われる。

このような設定のもとで、毎回事件が起きるなどして生じるコミカルな状況が描かれる。

ってな事だそーな。

で、日本でもWOWOWやFOXで放送されて、結構な人気だった「フレンズ」とか、古いとこだと、「奥様は魔女」やMichael J. Foxの「ファミリータイズ」「スピンシティ」なんかが有名どころかな?

で、今回紹介するのは「That '70s Show」っていう、オイラが今いちばん好きなsitcomのサントラ。

ちなみに、That '70s Showは日本じゃFoxで放送中。ここね。

スパイダーマン3に出てるTopher Graceや、Demi Mooreの旦那のAshton Kutcher。AeroのJadedのPVにも出てたMila Kunisなんかが出てる番組で、1970年代のアメリカが舞台。これがね、面白いんだよ。使われてる音楽も70年代のがほとんどだし。どうやら、アメリカじゃ「That '80s Show」ってのも放送されたらしい。まるっきりオイラ達にドンピシャだな。ただ、 '80sの方は、さほどHitしなかったみたいだけど・・・・orz

で、このサントラは、Rockよりの曲を集めた奴で、他にThat 70's Album: Jammin'ってのもあって、こっちはもっちっとファンキーな奴を集めた奴ね。

で、このRockin'。番組のオープニングテーマはこっちのアルバムに入ってるんだけど、やってるのはCheap Trick!!はいっ。この一曲の為に買いました。どこのショップにもおいてなかったから、Amazonでお取り寄せ。ちなみに、この曲は
Cheap Trickのオリジナルでなく、Big Starってバンドの In the Streetって曲をアレンジしてハードでロッキンに仕上げた奴。
ほかには、James GangやLynyrd Skynyrd、Montrose、Blue Oyster Cult、Ted Nugent、Alice Cooper、The Kinks、10ccってな具合に、かなり豪華な面子なんだよね。
Amazonで何曲か試聴できるんで、もし気になるようなら、ここでチェック!

てな訳で、今日のようつべは、
Cheap TrickのThat 70's Song。
しかしRobin Zander、さすがに老けたなぁ・・・。

2006-12-10

User of a common name「User」


ほんとは12/8にJohn Lennonを取り上げようかと思ったんだど、よくよく考えたら・・・・
「世界中で何十万って人が、今日のBlogでLennon取り上げるんじゃねーか?」って思って、すっかりその気が失せた、ちょっとひねくれ物のオイラです。

で、今日は"User of a common name"の「User」。まぁ長ったらしいバンド名なんだけど、このバンドは、スウェーデンのバンドで2000年に"User"って名前で活動開始したらしいのよ。この名前もファッション雑誌見てて、そこに出てたブランド名だったって安直な名前なんだけど・・・。
ところがある日、カナダに同じ”User”って名前のバンドが居るって判ってさ、「じゃぁ」ってんで、"of a common name"(ありふれた名前)を後ろにくっつけて、"User of a common name"って名前にしたそうな。

で、今日紹介するアルバムは、そんなUser o.a.c.nの1stアルバム。本国のスウェーデンでは2003年にリリースされてたんだけど、日本リリースは2005年。今年、2ndが出てるんで、かなりのハイペースに感じるけど、実は1stリリースから3年経ってたりするわけ。
このアルバムリリース後の2004初頭には、ナショナル・ラジオ・チャート・アワードで見事「Best New Swedish Act」を獲得したり、アメリカ、フランスへも精力的にツアーに出てる中、Limp Bizkitのスウェーデンツアーのサポートアクトに抜擢されたりって、結構な活躍。

メンバー全員が"U2"と"Foo Fighters"が大好きって事なんだけど、User o.a.c.nのサウンドは、もうちっとPopかな。HardPopとかPowerPopって感じの音なんだけどね。やっぱスウェーデン出身のバンドって事で、アメリカのバンドとは一味違ったメロディアスな曲が多いんだよね。
なんつーの?、日本人のツボにハマるメロディーって言うのかな。なんか上手く言葉で表現できないのが悔しいんだけどさ。特に2曲目の「Do You」。もうね、ここ2,3日頭の中で、この曲がずっと流れてんのよ。

でお約束のようつべ動画なんだけど・・・・・
残念ながら、2ndアルバムに入ってる曲はあったんだけど、1stの曲な無かったのよ。
でも、Official Websiteに行くと、VideosってとこからPV見れるから、興味もったら、是非。

とりあえず、オイラ一押しの「Do You」はこれね。

一応、IE使ってみてる人は、Windowsメディアプレーヤーが立ち上がると思うんだけど、オイラの使ってるFireFoxだと、どうもダメくさい。もしかしたら、ネスケとかOpera使ってる人もNGかもしんないんで、そのときはIE使ってみてやってくださいな。




UserのOfficial Websiteは、ここ
日本のレーベルのOfficial Websiteは、ここ

2006-12-07

Ratt「Ratt & Roll 81-91」


昔々、Once upon a time。オイラ達が中学生だった頃、LAメタルムーブメントっちゅうのがありましたとさ。
そもそも、LAメタルってなんなのさ?ってーと、まぁ、リンクしてるWiki見てもらえば判るんだけど、手っ取り早く言っちゃえば、80年代の中旬、LAを中心地にして起こった新しいメタルのムーブメントなんだけどさ、明るくてきらびやかな曲調。髪のテッペンをツンツンにしたり、全体をボリューム持たせたりして、メイクして、カットTシャツやらヒラヒラした衣装着て「Let's Party!!!」って感じのメタル。ルックス重視な事から、Hair Metalなんて呼ばれたりもしましたな。
代表的なバンドは・・・・Poison、Motley Crue、Dokken、W.A.S.P.、Winger、Warrant、Quiet Riotそして、今回のRatt。
その中でも、Rattって結構個性的で、その音楽性をRatt'n Rollなんて呼ばれてましたな。

で、何でまた、今Rattなのかってーと・・・・・・
Webの海をさまよってたらさ、「Rattオリジナルメンバーが再結集か?」って話が目に入ったのよ。
ってか、いつの間にか再結成してたってのも驚きだったんだけどさ。
ちなみに、今のRattは・・・・・
Warren DeMartini(G)
Bobby Blotzer(Ds)
Robbie Crane(B)
Jizzy Pearl(Vo)
John Corabi(G)
ってなメンバー。知ってる人も多いとおもうけど、WarrenとBobbyがオリジナルメンバーね。

で、どぉやら、Stephen Pearcy(Vo)とJuan Croucier(B)が戻ってくるみたい。で、John Corabi(G)が残留してやるみたいよ。まだOfficialには何にも発表されてないんだけどね。
でもね、オイラの中でRattと言えば・・・・・
Robbin"King"Crosby(G)なんだよね。Ratt時代はWarrenの方が日本での人気は高かったんだけど、でっかい体でブロンドの髪振り乱してJackson King V modelかき鳴らすRobbinが妙にカッコ良く感じたんだよ。

・・・・って、ここまで書いたところでFireFoxがクラッシュ!!(>_<)
でも、再起動したら前回のセッションを復元してくれて無事
原稿が復活!!
ビバ!FireFox!!!

で、話戻すと・・・・。
1991年。最後の日本公演の後、RobbinはRattを脱退すんのよ。
その後Secret Serviceってバンドを結成すんだけど、音源発表までにはいたらなかったのね。
元々はお金持ちだったRobbinも、落ちていってLAの街を裸足で歩いて、話しかけてきた人に食べ物をせびってるなんて話まで出たほど。特に、日本人には良い思い出しか残ってないのか、心を開いて話してたと。そして食べ物を奢って貰ってたって噂がWebで飛び交ってたんだよね。

そして1994年、HIV発症。原因はDrugの廻し打ちとも、Ratt時代のツアー中の女性関係とも言われてるけど、真相は闇の中。
世界中から励ましのMailなんかが送られてきて、Robbinも前向きにHIVと闘ってたんだけど、2002/6/6、ハリウッドの自宅アパートで亡くなったんだよ。

そのときの記事がBARKSってWebに出てるんだけどさ、生前にファンに向けたメッセージやら、元RattのメンバーやMotleyのNikki SixxからRobbinに向けたメッセージとかも出てて、読んでるといまだに泣けてくるんだよね。

Rattがオリジナルメンバーで復活しても、そこにKingは居ない訳で・・・・。仕方ない事だけど、やっぱ寂しいね・・・。




・・・あっ!このPVでRobbinが使ってんの、KingVじゃねーや!

2006-12-05

Bon Jovi「New Jersey」


12月になって、いきなり寒さが増した東京ですが・・・みなさん、お風邪など召されてないでしょうか?
おいらの人生で最大最凶の悪友、「はぐれ」がBlogでなつかしすぎるエントリーをかましてくれて、あの頃を思い出して甘酸っぱい気分のオイラです。(^_^;)

今までも散々でてきた「はぐれ」。オイラが小学生の頃にベルギーからやってきた、俗に言う帰国子女って奴でした。
小学生の頃は普通の友達だったんだけど、中学の時からツルみ始めて、「ボギー君(仮名)」っていう転校生と3人で悪い事ばっかしてヤンチャな中学生活を送ってたわけよ。
昼休みに抜け出して**飲んで、真っ赤な顔して午後の授業にでたり、ボギー君のアパートで***吸いながら「夕焼けニャンニャン」見たりね。
そういや、いきなりボギー君母がアパートに来た事があってさ。俺らは気がつかないで***の吸殻散乱してるコタツでTV見てたら、ボギー母がドアあけて仁王立ちって事件もあったねぇ。

まぁ、そんな中学生活も終わり、3人はそれぞれ別の高校に進学することになるわけよ。美術系に進む奴。某有名私立高校へ行く奴。そして、悪い奴ばっか居る都立高校へ進むオイラ。
そんな別々の道に進んでも、不思議なもんでしょっちゅう3人でツルんじゃ、悪いことばっかしてたなぁ。>ね、はぐれ。(^_-)-☆

で、そんな楽しい時間をすごしてたオイラ達に、ショッキングな事件が起こるわけよ。
どんな事件かっていうと・・・・・・・。
ここ見てちょ!(見たら、ちゃんと帰ってきてね)


そんでも、はぐれとはAirMailのやり取りしたりして、お互いの近況やら、くだらねー話からheavyな話まで、色々してきたんだよね。
実は、今でも机の中にしまってあるんだけどさ・・・。

で、そんな時代をすごしてた1988年。Bon JoviのNew Jerseyがリリースされたのよ。
その前のSlippery When WetがかなりHitして、こいつがリリースされた時は発売日に買いに行ったんだけど、その時から今までオイラ的Bon Joviの最高傑作がこれ。
2曲目のBad Medicineが1stシングルになって、これまたすげーHitしたんで、聴いた事ある人も多いんでないかな?
その後の3曲目、Born to Be My Babyがね、これまた最高なんだよね。オイラ好みのマイナーコード進行でメロディアス。サビの歌詞もね、「You were born to be my baby And baby, I was made to be your man We got something to believe in Even if we dont know where we stand」なんて、すげー甘ったるい歌詞なんだけど、これがなぜかぐっと来る訳よ。

でね、そんな中で、オイラがすっごく感情移入できたのが5曲目のBlood on Blood。
詩の内容はさ・・・
「子供の頃いっつも3人で何をするにも一緒だったけど、みんな大人になっていって、それぞれの道を進んで別々の仕事について散り散りバラバラになってしまったと。でも、真夜中だろうと、電話が掛かってくれば仲間の所へ駆けつけるよ」って歌詞。
アホみたいだけど、あの頃からずっとこの歌詞がオイラ達3人とオーバーラップしてんだよね。まぁ、現実に電話掛かってきたからって「おしっ!」ってすぐには渡米は出来ないんで、国際電話掛けてこないよーに>はぐれ(^_^;)そういう心意気だって事よ。

結構みんなにも、こんな友達いるんじゃない?そんで、歌詞に感情移入できるってのがHitした原因のひとつかな?とも思う今日この頃な訳ですよ。

てな訳で、今夜は「はぐれ」と「ボギー」に・・・・・


オイラの知られざる一面を見せてしまった・・・・・。

2006-12-03

Megadeth「Peace Sells...But Who's Buying?」


えー、前回のエントリーで毒吐いてすっきりしたオイラです。みなさん、ドン引きしてませんでしょうか?
我が悪友「はぐれ」がコメントの中で「怒りをぶつけるのがロックの根本」ってすばらしい言葉をくれたので、怒りをぶつけるつながりでMegadeth。

知ってる人も多いとは思うけど、Megadeth結成のきっかけは、まさに怒りと復讐心だったわけよ。
時は1982年。Vo&GでリーダーのDave Mustaineは、Metallicaのギタリストだったのね。
そんで、既に酒と薬でかなり手の付けられない状態だったらしい。
MetallicaがNYにレコーディングに行く際に事件は勃発。
NYに到着したトラックで寝てたDaveはメンバーに起こされて、その場でクビ宣告。折り返しサンフランシスコ行きのバスに乗せられるって仕打ちを受けるのさ。
ちなみに、そのときのバスの中で書いてた詩の中の言葉「Megadeath」から「a」を抜いて「Megadeth」ってバンド名にしたそうな。

とにかく、サンフランシスコにとんぼ返りしてきたDaveは、Metallicaに対しての怒りと、「必ず見返してやる!」って復讐心から、バンドを結成するのよ。まずは、アパートの下の階に住んでたBのDavid Ellefsonと知り合って、そこからオーディションでGのChris PolandとDsのGar Samuelsonを加えて、Daveの「元Metallica」って肩書きも手伝ってコンバットレコードと契約。
デビューアルバムは$8000の予算で作成されたんだけど、メンバー全員が「ジャンキー」って恐ろしい状態だったもんで、半分以上はDrugに変わってしまい劣悪なサウンドプロダクションになったって話。

その後、メジャーのキャピトルレコードに移籍してからの第一弾が、この2ndアルバムの"Peace Sells...But Who's Buying?"
ちなみに、こいつが記念すべき日本デビュー盤になりますな。

このアルバムから、Megadethらしさってのが顕著に出てきて"転調"を多用した複雑な曲が多くて、Dave自ら「intellectual thrash metal 」って表現してたね。
オイラもこのアルバムからMegadethにハマって行ったんだけどさ。
いつもの夜中のラジオで1曲目の"Wake Up Dead"が流れてさ、今までに聴いたこと無い曲調にすっかりトリコになってさ。早速翌月のお小遣いでアルバム購入。

まずはタイトル「Peace Sells...But Who's Buying?」とジャケット(国連の建物?がボッコボコに破壊されてて、その前に「FOR SALE」て看板が立ってるの)に痺れてさ。
そのジャケからレコードを取り出して、針を落とすと・・・・。
1曲目はラジオでも聴いた"Wake Up Dead"。「うん、やっぱカッコいいわ」って思いながら聴き進んで、3曲目の"Peace Sells"。もうね、イントロのBラインのカッコ良さで気絶寸前。曲の前半はミドルテンポで、リフが「ザックザック」って感じで気持ちいいんだけど、後半に転調があって、だんだんとスピードアップしていくのよ。レコード聴きながら悶絶。
勝手に体が動いて、ヘッドバンギングしてるって状態よ。

それ以来、すっかりMegadeth大好きになって、学校とかでも「Megadethいいぞ」って友達に話まくってたんだけど、悲しいかなオイラの通ってた高校は洋楽聴く奴がマイノリティー。その中でHR/HM聴く奴は絶滅危惧種って位の勢い。「Megadeth芽が出ず」なんて言われたもんですな。

でもね、その後にホンダのCR-Xって車のCMで7曲目の"I Ain't Superstitious"が使われたのよ。そしたら、今までそっぽ向いてた奴らが「あの曲知ってる?誰?持ってる?」ってな感じで聞いてきてさ。おいらは「あぁ?Megadeth。」って答えながら「ニヤリ」って勝ち誇った顔してたの覚えてるよ。

このアルバムから数年後、このBlogのタイトルにもなってる「いいじゃん」ってのが口癖のMarty Friedmanが加入して、Megadethは天下取ることになっていくわけだ。その辺は、また別のアルバム紹介の時に。

この映像は、Marty加入後のツアーの映像なんで、若かりし頃のFriedmanさんが見れますぜ。

2006-12-02

FXXK MTV!!

今日は、アルバム紹介でないよ。
もうね、物申さんと収まりがつかん!!!!!!
なにがって、MTV Japanの能無し加減に腹が立つ!!!!!!!!!!!!

実はね、おととい、昨日とLoudPark06の放送があったんよ。
10/14,15に幕張であったMetalフェスなんだけどさ、オイラ都合悪くて行けなかったんだよ。
前にも紹介したWithin TemptationやFlyLeafが初来日だったり、大好きなMegadethと帝王SLAYERがトリだったり、60過ぎても現役のMetal界のサブちゃんDIOが来たりでさ。

で、MTVで放送するってんで、先月にスカパーの契約内容を変えてMTVも追加契約したんだよ。
HDDレコーダーも容量空けてさ、万全の体制で迎えた放送・・・・・。
でもね、最悪だったよ。
何が最悪って・・・・・
1.1バンドに対して曲少なすぎ。1曲しかやらねーの!。
そりゃさぁ、昼12時にスタートして、夜の10時半までで、しかもステージも何箇所かあるフェスだから、バンドも多いし、全部は放送できないのもわかるよ。
でもね、オープニングアクトからヘッドライナーまで、ほぼ1曲づつってどうなのよ?
しかも、1つのステージにいたっては、完全スルーで1バンドも流さないし。

2.CM多すぎ!
1バンドか2バンド終わる毎にCM。2バンドの時も、必ずバンドとバンドの間に、訳わからねー会場の様子とか映して、くだらねーキャプション入れやがって!
そんなの流すくらいなら、曲かバンド増やしやがれ!ってんだ。
1時間半の番組*2日なのに、これじゃ1時間番組*2日位の内容だろ?!

3.流す曲が的外れ!
これはね、全部って訳じゃないんだけどさ、FlyleafとかWithinは許す。確かに代表曲だ。
だけど、初日のMegadeth。キャプションじゃHangar 18なんて、ウルトラ代表曲が表示されてたけど、流れてるのは、全然別の曲じゃねーかよ!!!!!!!
そんで2日目のSLAYER。何故Angel Of DeathとRaining Blood流さない?!
DIOにしたって、Heaven And Hell流したのは認めよう。しかし、何故Kill The Kingも流さない?!
もうね、全くMetalの事わかってない奴が編集したとしか思えん!!!!!

今日ばかりは言わせてもらうよ。

FXXK MTV Japan!!!!!!!!!!!!!!
まぁ、そうは言っても収穫もあった。
今までメロデスって事で聴かず嫌いしてたArch Enemyってのが、実はすげー良かったってのが判ったって事。
メロデスってのは、メロディックデスメタルの事で、正統派HMのバッキングでVoはデス声(ヴォォォォォォォォォォって奴ね)

このArch Enemyってのがね、なんとVoがAngela Gossowっていうドイツ女性。
・・・・で、デス声Σ(・∀・;)

このAngela姉さんがね、かっこいいんだよ。
結構惚れた。
ちょっとね、明日かあさってに御茶ノ水のUNION行ってアルバム買ってくるよ。
しっかり聴きこんだら、きちんとレビューする。
とりあえずは、Angela姉さんの雄姿を見よ!!
・・・・しかも、姉さんってば・・・・曲の最後の方で大サービスショットかましてますよ・・・・・(;O;)



・・・・みんな大丈夫???ちゃんと付いて来てる????

2006-11-30

QUEEN「Greatest Hits II」


やっちゃったよ!!
いくら、風邪引いてて調子悪かったって言ったって!
いくら給料日だから浮かれてたって言ったって!!
ほんと、Freddie!ごめんなさい!!m(__)m

そう、11/24は、QUEENのVo.Freddie Mercuryの命日だったのさ。
なんで忘れてNRとか取り上げてたんだろう!

なわけで、5日遅れでQUEENですよ。
白状するとね、オイラQUEENのオリジナルアルバムって、「QUEEN」と「A Night at the Opera」しか持ってないのよ。あとは、BESTの1から3がセットになった奴。
そもそも、オイラがQUEENと出会ったのは、「The Works」が発売された頃。ちょうど中学生の頃ですな。
んで、Radio GaGaがヒットしてさ、TVつけりゃPV流してるしFMつけりゃ「レディオガガ チャチャッ!」ってやってたのよ。

そんな感じだったんで、それ以降のQUEENってイマイチ触手が伸びなかったんだけどさ、なんかのTVかラジオでInnuendoを聴いて、「昔のQUEENが戻ってきた!」って思ったんだよね。
いや、正確には正常進化なんだろうけどさ。
んで、せっかくだからってBESTを買っちゃったもんだから、なかなかオリジナルアルバムを買うってとこまで行かなかったんだよね。

で、今日ようつべ動画を貼るのは、"The Show Must Go On"。
これは、本当の意味でのラストアルバム「Innuendo」のラストに収録されてる曲。
この後に「Made In Heaven」ってのが出てるんだけど、これはFreddieが亡くなった後にデモテープにメンバーが音を被せて出来たアルバムなんで、オイラ的には番外編扱い。

この曲は、GのBrian MayがFreddieのところに持っていった時に「すべてをこの曲にこめて歌う」って言ったって話があるんだよね。
実は、この頃のFreddieは、HIVがかなり進行していて、PV撮るのすら不可能に近い状態だったんだって。当然、メンバーや近い人達以外には公表していなかったんで、みんなでFreddieをフォローしながらレコーディングやら撮影やらしてたらしい。
たしかに、この曲のPVも昔のPVの絵が沢山使われてるし。

ただね、オイラがそんな話を聞いたのは最近なんだけど、このBEST盤を買った時からこの曲は魂揺さぶられるもんがあったんだよね。なんて言えば良いのか言葉が見つからないんだけど、とにかく歌声がオイラの魂に響いて来たんだよ。
それまで、凄く好きな曲とか凄く好きなVoとかはもちろん居たけど、歌声に感動したってのは、多分この曲が始めて。

でさ、Freddieが亡くなった後に、追悼LIVEがあったんだよね。いろんなミュージシャンがQUEENの曲をやってさ。
オイラがWOWOWに加入したのもこのLIVEの放送があったからなんだけど、そこでも当然この曲やってさ。
Freddieは居ないけど、他のメンバー達とSir Elton Hercules John(エルトンジョンね)がやるわけよ。
それがすげー感動的でさ。DVDでも出てたと思ったんだけど、LIVE全編収録してないんだよね。
完全盤の発売か、でなければWOWOWでの再放送激しく希望だよ。




追伸:Last.fmっての始めてみました。
自分がPCで聴いた曲を集計してくれて、オイラチャートを作ってくれるっての。
英語版だと、自分の好みにあったWebRadioも聴けるらしい。
左のリンクの下にあるのが、オイラのチャート。
始めたばっかりなんで、まだチャートとして固まりきってないけどね。
クリックすると、詳しいのが見れますです。

2006-11-28

Guns N' Roses「Use Your Illusion I」


11月もそろそろ終わりにの今日。東京は雨模様でしたな。
11月といえばNovember・・・・。
察しの良い方なら、もうお気付きでしょう。
はいっ!そうの通り。"November Rain"ですよ。
・・・ベタでスマン・・・・。
もうね、今月のうちに雨降ったら「これっ!」って決めてたんだけど、前に雨降ったときはすっかり忘れててさ。

オイラ的には、1stの「Appetite For Destruction」がネ申アルバムで、カセットが伸びちゃうまで聴いては、ダビングしなおして、またカセット伸びちゃうまで聴いてってぐらいだったんだけど・・・。

正直に白状すると、2ndのこいつと「Use Your Illusion II」の2枚はね、2、3回聴いた位で、あとは通して聴く事無かったんだよね。なんつーかさ、オイラ的には、捨て曲が多すぎって言うかさ。まとめて1枚に出来ただろ?って感じ。
たしか、当時のレコード会社に反発して、「録音した曲を全部入れた」とか「2枚組にするをのわざとバラバラで同時発売にした」とかって話だった気がする。
挙句に、LIVEじゃVoのW. Axl Roseが「Newアルバムは絶対に買うな!」とか、訳のわからん事を言ったとか言わなかったとか・・・・。

さっきも書いたように、捨て曲多い(あくまでオイラ的にね)し、2枚で3時間近くって、無駄に長いし、アルバムとしては、凄くまとまりの無い「Use Your IllusionI&II」なんだけど、やっぱ、リリース時に1位・2位独占しただけあって、曲だけを拾ってみると"いい曲"って言うか、"残る曲"ってのがそこそこあるよ。
オイラ的"残る曲"は""November Rain"であったり、"Don't Cry"だったり、ターミネーター2で使われた"You Could Be Mine"だったり、"Coma"だったりね。

今年は、アメリカでLIVEもやったみたいで、某B紙でも記事が出てたんだけどさ。
やっぱアクセル+バックバンドって感じだったみたい。3rdアルバムも、毎年の様に「今年中にリリース」って噂が出ては消えていくって感じで、はや数年。
今年もリリースは無いんだろうね。「もう、いいんじゃない?アクセルもよく頑張ったよ。」
「落ち目になって消えていくよりは、いっそ思い切って・・・・・。」って思うのは、オイラだけ??

やっぱさ、歳とっても現役で頑張ってる人とか、アリーナでなくてもクラブサーキットとかで頑張ってる姿が嬉しいってミュージシャンも居るけどさ、Gunsに関しては、どうしてもそういう感じになれないんだよね。「ドドドォォォッ!」って突き進んで、「止まった時点て解散」って。そんな感じで行って欲しかった。

2006-11-25

Leaves' eyes「Vinland Saga」


去年位だったかに、某B紙を見てて「Lana Lane」に出会ってからというもの、すっかりfemaleボーカルにはまったオイラ。まぁ、VIXENとか好きだったし、納得っちゃぁ納得なんだけどさ。
んで、いつもの様にお茶ノ水にあるDISK UNIONのHR/HM館に出向いたオイラ。
入り口近くにある新譜コーナーに”どどーん”と陳列されてたんが、このLeaves' eyes。
久々に「ジャケ買い」させて頂きました。(^_^;)

全然知らないバンドだったんだけど、ライナー読んだりWeb見たりしてみたら、どうやら"Theatre Of Tragedy"ってバンドを解雇されたVoのLiv Kristineと、その旦那のバンド"Atrocity"が合体して出来たバンドって事。で、Livの居たTheatre Of Tragedyは、初期の頃はゴシックメタルバンドだったんだけど、だんだんとエレゴス(電子音ピコピコ系ね)化してきたんだって。
で、Livは初期の頃のメタルに拘っててメンバーと対立→解雇って流れだったみたい。
なんか、話し合いとかも無くって、一方的に解雇宣告のe-mailが届いたと。
そのうちに「いいじゃん」でも取り上げる予定の"Night Wish"でも、似たような話がありましたな。
ちなみに・・・・最近でたTheatre Of Tragedyのニューアルバムは、ゴシックメタルに戻ってたそうな。なにやってんだか・・・。(-_-)

で、このアルバム。
こいつは、Leaves' eyesとしては2枚目で、めでたく日本デビューを果たしたアルバム。
コンセプトアルバムっぽい作りで、アルバムタイトルの通り、「Vinland Saga」っていうノルウェーの史実にもとづいたヴァイキングの物語。ちなみに、Livはノルウェーの人。なるほどって感じですな。
で、そのヴァイキングの物語に「夫の帰りを待つヴァイキングの妻」ってキャラクターを盛り込んだ歌詞になってんの。

んで、曲調はシンフォニックメタルって感じでさ、荘厳って言葉がぴったり。そこにLivのVoが乗っかるんだけどね・・・。
大抵この手のバンドのVoってオペラチックになりがちなんだけど、LivのVoは一味違うよ。
なんかね、浮遊感っての?フワフワした感じのソプラノヴォイスっての?
なんとも言えない、魅力的なVoが乗ってくる訳ですよ。もうね、メロメロ。
バックの音は、結構Gも歪んだ音だしてるし、ハードなんだよね(そりゃ、元々デスメタルやってた人達だしね)。そこにLivの声が絡むと・・・・あーら不思議。とっても聴きやすい、癒し系メタルに早変わり。
その中でも、シングルになったElegyは結構キャッチーで、普段メタル聴かない人でもイケルんでないかな?
とりあえず、PV見て頂戴。

Night Ranger「Midnight Madness」


今日の1枚は、Night Ranger(以下、NRね。)のMidnight Madness。
なんか、なつかしの80's特集みたいになってきたなぁ・・・。

で、こいつは83年発表の2ndアルバム。
4曲目のSister Christianが大ヒットしすぎちゃった為に、その後のNRの運命を決めてしまったアルバムですな。
確かに、Sister Christianは良いバラードだよ。オイラも嫌いで無い。ってか、好きな方だし。Hitして当然って感じはするよ。
ただねぇ、この曲のHitで、すっかりバラードHRバンドってイメージが付いちゃったよね。マネージメントの意向もあって、この後の7 WishesでもSister Christianタイプのバラードの"Sentimental Street"や、"Goodbye"ってな具合に、2曲もバラード入れるハメになっちゃったし。

でも、NRの真骨頂は、(You Can Still) Rock in Americaみたいな爽快なアメリカンHRや、Rumours in the AirやWhen You Close Your Eyesみたいな、メロディアスなHRチューンだと思うんだよね。
8フィンガー奏法のJeff Watsonと、Randy Rhoadsの後にOzzyんとこに居たBrad Gillisの派手なアーミング。やっぱ、これでしょ。
特に、When You Close Your Eyes。このPVを見て、「NR聴いてみよう!」って思ったんだよね。そうは言っても、お金の無い中学生。いつもどおり、友達にダビングしてもらったんだけどね。当時も、この曲ばっかり何度も繰り返して聴いてたなぁ。カセットだから、巻き戻しては再生。巻き戻しては再生。リピート機能のあるカセットデッキ買った時は、「なんて優れものなんだ!!」って感動したもんよ。

今も、BGMでこれを聴きながら書いてるんだけどさ、やっぱ名曲は何年たっても名曲だよね。
なんつーの?色あせないってーの?
サビの「When you close your eyes Do you dream about me」ってとこなんて、自然と口ずさんじゃうもんね。
車で高速走ってる時なんかにも、結構合うかも。出来れば海沿いを走るとこで、夏の晴れた日とかにね。

もし、アメリカンHRが好きで、万が一NR聴いたこと無いなんて人がいたら、絶対に聴いてみて。Van Halen(1984以降ね)とか、BJとか好きな人なら、きっと気に入ると思うよ。
Best盤でもこの曲は間違いなく入ってるから、それでもOK!




そんで、こっちは、Jeffの8フィンガーとBradのアーミングを堪能してくださいな。

2006-11-23

Bon Jovi「Bon Jovi」


本棚を占領し、なおかつあふれたCDが積み重なってるのをなんとかしようと思って、CDラックを買おうと一大決心した初冬の日。
とりあえず何枚あるのか数えたら、知らぬ間に700枚弱に増殖してて、すっかり戦意喪失したオイラです。みなさん、お元気でしょうか?orz

昨日、スカパーの契約チャンネルを見直して、MTVやらVMCやらを契約したもんでウハウハしながらVMC見てたら、80's特集なんてのをやっとりました。
そこで流れてたのが、Bon JoviのShe Don't Know Me。
PV自体はね、あの時代だからさ・・・・・。結構イタイよ。
お約束通り、メンバーの****な演技といい、「もうちっと考えて選ぼうよ」って感じのおねーちゃんといい。

しっかし、みんな若いや。1984年だから、今から22年前!オイラが中学1年の時だよ。
林間学校に行くんで、このアルバム買って愛用のWALKMAN DDと一緒に持っていったんだよね。
そうそう、だんだん思い出してきた。みんなが思い思いのテープ持って来てて、貸し借りしていろんなの聴いてたよ。DioやらIron Maidenやら初体験したのも、この時だったと思う。

このアルバムを買うきっかけになったのは、多分ラジオ。
当時、土曜の夜中3時から、ラジオ日本(当時はラジオ関東だったかな?)で、HR/HM専門の番組のRockTodayってのが放送されてたんだよね。そこでRunawayあたりが流れたんでないかな?

このアルバムは、今のBJからは想像もつかない正統派のハードPop寄りのHR。きらびやかなキーボードとエッジのたったギターに、サビではお約束のコーラスで、曲は総じてメロディアスって感じ。
デビューした84年に、西武球場であった「Super Rock'84」ってフェスにも参加して、オープニングアクト扱いながら、かなり盛り上がってたみたい。(ちなみに、他に出てたのは、WhiteSnake、SCORPIONS、MSG等々。この時のLIVEは、各バンド毎にビデオ&レーザーディスクで発売してたんだよね。まとめてDVDで再発してくれないかねぇ・・・。)

メンバーのルックスも手伝って日本で売れまくってさ、日本の歌手がカバーしてドラマの主題歌にもなったと思った。多分Runawayだと思うんだけど・・・・。はぐれもりをさん、覚えてる??オイラ、かなりあやふやな記憶なんだけど・・・。

この日本での爆発っぷりに、メンバー達は大喜び。2ndアルバムじゃTokyo Roadなんて曲まで作っちゃうくらいに日本贔屓になったそうな。
ただ、あまりの売れっぷりに天狗になっちゃった所もあって、日本のとある「THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINE」の編集長にお説教食らったらしい・・・。


んじゃ、メンバー達の若かりし頃の"恥ずかしい映像"をご堪能あれ。

2006-11-22

The Michael Schenker Group「Assault Attack」


今回は、「Rattにしようかな?」とか「やっぱAcceptで男祭りかな?」とか、色々考えてたんだけどさ・・・。なにやら、Michael Schenkerがまたやってくれたみたいなんで、今回はMSG。
で、なにやってくれたかってーと・・・・・。
先週、MSGの来日公演があったのね、んで東京は11/16と17で中野サンプラザ。そう、あの98年のUFOでの中野サンプラザを覚えている人、手をあげて!!
あれっ?誰も居ない??マジ?
オイラは見に行って無いんだけど、Netで色々調べてみた結果が以下。

1998年。UFOにMichaelが戻って、来日公演があったのね。
んで、東京は、今回と同じ中野サンプラザ。
順調にLIVEは進んで7曲目の終了後。おもむろにMichaelがマイクに向かって何か喋った後に・・・。
トレードマークのFlyingVをステージに叩きつけて、そのままステージを立ち去ってしまうという暴挙に出たのさ。たしか、Gunsでもアクセルがやっちまった事あったけど、あんな感じ。

で、今回だよ。
今回の会場も、中野サンプラザ。はい、もうお判りですね。
今回は、1曲目からヘロヘロ。ソロでもフレット間違えて、必死に正しいフレット探したりしてたみたい。
んで、2曲目。ソロなんか全然弾けなくて、弦の上で指スライドさせて誤魔化し→ステージから立ち去る。
?そして5分後?
Michaelは、なんとかステージに戻ったものの・・・・
3曲目も全く弾けない状態のまま、曲はギターソロの部分へ。
Michaelは、FlyingVをステージに叩きつけて、再びステージを立ち去り
2度とステージに上がる事は無かったと。
結局、残ったメンバーがG抜きで3曲目を最後まで演奏してからステージを降りてしまい、しばらくすると主催者がステージに現れて「中止」を告げると。
その後が、涙ぐましいんだけどさ。
Michael以外のメンバーがステージに現れて、とっても丁寧な英語での謝罪&振替公演の約束&精一杯のファンサービス。
まぁ、こんな結末だったらしい。
きっと、また酒にやられちゃったんだろうなぁ。さすがに、もう薬は無いと思うけど・・・。
酒はまた飲みはじめちゃってるみたいだし。

ネットで色々見てると、怒りまくりの人も居れば、「やりやがった!」って半ば諦め気味の人(元々、Michaelって失踪癖とかあったしね)、「伝説の現場に居合わせて、振替公演も見れてラッキー」って人、色々と居るみたいね。
だけど・・・振替公演が終わったら、もうMSGの来日は無いだろうなぁ。
日本で3度目だし、プロモーターも怖くて呼べないよね。(MSG時代にも、ライター額に命中事件があったの。)
Michaelも、損害賠償とか請求されるだろうし・・・・。今後がどうなっちゃうのやら・・・。

で、アルバムだ。
このAssault Attackは、オイラが初めて買ったMSG。それまではMSGってあんまり興味なかったんだけど、これはVoがボネなのよ。そう第一回のALCATRAZZで出てきた「やっさん」
ボネ好きなオイラとしては、買わずには居られない一品。
曲の方は、今回の来日で1曲目にやったAssault Attackをはじめ、キャッチーなDancer。
んで、ALCATRAZZやソロでもLIVEで必ず演奏するほど、ボネお気に入りのDesert Song等々。

ただ、ボネとMichaelのタッグは、この1枚だけなんだよね。
LIVEも、リハーサルGIGみたいな奴の時に、ステージから逃亡→脱退(パンツのチャックが壊れてて、社会の窓全開。しかも、下着つけてないという大事件orz)で、Bootの音源すら無いって状態。
この後、Voに前任だったGary Bardenを呼び戻したMSGだった訳なんだけど
アルバム出したばっかりだし、当然プロモーションもしないとイカンと。
で、シングルカットしたDancerは、VoをGaryが録り直してリリース&PV作成となった次第。
ただ、バックコーラスはアルバムのまま使ったみたいで、しっかりとボネの声が聞こえてるんだよね。しかも、Garyのリードよりも目立ってるの。確かに、声量の差は歴然だしね。

って事で、Dancer。MSGにしちゃぁ、かなりキャッチーな曲だよ。

2006-11-19

Vixen「Vixen」

明け方までしし座流星群見てて、すっかり体が冷えまくったオイラです。流石に今年は流星の量は少なかったけど、三日月がきれいだったし、人工衛星も見れたんで良しとしましょう。
で、今日はVixen。88年にデビューした女性だけのHRバンドね。前の世代には、GirlschoolやThe Runawaysなんかも居たけど、80年代のHR/HMバブルの頃のガールズHRバンドの筆頭的存在でしたな。
高校生だったおいらは、シングルのEdge Of A Broken HeartのPVみて、速攻でお買い上げ決定。
きらびやかでキャッチーな曲が気に入ったのと、なによりもVoのJanet Gardnerのハスキーな声。完全にやられたって感じ。
TVとかラジオとかでも、結構掛かってたんでそれなりに知名度はあったんだけどコアなのが命な奴ら(メイデンとかジューダス命や奴らね)からは、「所詮お嬢ちゃんバンド」って感じで見られてたねぇ。でも、実は結構な実力派揃いだったんだよね。

Dr.のRoxy Petrucciは、元々マダムXってバンド(Skidsのバズも一時在籍!)でデビュー済だったしDLRバンドの最終選考まで残ったって腕前。
B.のShare Pedarsonは、音楽学校でベースの元インストラクター。
Vo.のJanet Gardnerは、LAの地元紙で女性voのNo,1に選ばれてて、GのJan Kuehnemundは70年代中期からバンド活動してたって感じ。

この1stアルバムは、まさに80年代のアメリカって感じの音。ハードPOPよりのHRって感じで、女版BonJoviなんて言われてた気がする。たしかに、Slippery When WetあたりのBonJoviって言われれば、そんな感じもしなくもないかな???
で、このアルバムからEdge Of A Broken HeartとCryin'がHitして、アルバムもめでたくゴールドを獲得。ちなみに、女性HRバンドでは初の快挙だったそうな。

この後に2ndのRev It Upがリリースされて、これも好調だったんだけど、3rdアルバムのプリプロ段階で「メンバー間の意見の食い違い」って言うありがちな理由であえなく解散・・・。

その後98年に、Dr.のRoxyとVo.のJanet+別のGで再結成してアルバムも出したんだけど、これは全くの別バンドと見た方が・・・・。音はかなりグランジに影響された感じだしね。
オイラは結構気に入ってて、輸入盤買って毎日聴いてたんだけどね。やっぱ「またJanetの声が聴けた」ってだけで、かなり贔屓目に見てたとは思うけど・・・・。

その後、アメリカのVH1ってTVの企画で再結成LIVEをやったんだよね。
オイラはBootのDVD手に入れて見たんだけどさ、歳とったとはいえどもやっぱしJanetの声は最高でしたな。すっかりおかぁさんって感じのルックスになってたJanetとJan。んで、今でもRockerって感じのRoxyとShareって対比が印象的だった。

で、今はというと・・・
GのJan+全然別の面子でVixenとして活動してて、来年にはアルバムが出るみたい。
Liveの映像を見たけど・・・・・・やっぱJanetの声でないと・・・・。


そうそう、Edge Of A Broken HeartってRichard Marxが提供した曲なんだよね。こっちのVer.のPVに一瞬出てるんで、よく探してみてちょ。

・・・初のPV2つ貼り。どんだけVixen好きなんだよ!

2006-11-14

TOTO「Isolation」


えと、基本的に"HMV(ヘヴィ・メタル・ヴァカ)(c)ニンニン"なオイラではありますが、HR/HMばっかりでなく、良いもんは「いいじゃん!」って事で、幅広く聴いてるわけですよ。
んで、月曜の帰り道、「"はぐれ"からリクエストがあったなぁ」って思って、TOTOの"Isolation"を聴きながら帰ってきて、Rage Against the Machineとどっちにしようか悩みに悩んでたところ、左のLINKコーナーでもLINKしている、健全なる深夜バラエティー"RockFujiyama"でも、最後のコーナーでも、"Isolation"に収録されているバラード、"How Does It Feel"が紹介されて、「こりゃ、TOTOやれって事だよね」って事で、「はぐれ、おまたせ!!」

このアルバムは、オイラが初めてTOTOに触れた記念すべき?アルバムな訳で。
今を遡る事、20数年前・・・・。それまでのVoだったBobby Kimballが脱退して、2代目Voとして、元TRILLIONのFergie Frederiksenが加入して作られたアルバム。この人、元々はHRやアメリカンプログレハード畑の人なんで、このアルバムもTOTOの中では比較的HR寄りの作品になってますな。
ちなみに、最終オーディションまで残ってFrederiksenとVoの座を争ったのは、後にMR.BIGのVoとなるEric Martinだったそうな。もし、EricがTOTOに入ってたら、MR.BIGは無かったかもね。

話を戻して、このアルバムからの1stシングルが、3曲目のStranger in Town。
白黒の印象的なPVだったんだけど、どこのPV流す番組でもヘビーローテーション。FMでも、かなりのヘビロテっぷりだったわけですよ。たしかに、キーボードが目立つキャッチーな曲なんで、FMでも掛かりやすかったんだろね。
んで、友達がLP買ったっていうんで、早速カセットテープ持って友達の家にLet's Go!ですよ。
奮発してハイポジのテープでダビング。(ハイポジとかって判る人、どれくらい居るんだろ??)
家に帰って、愛用のWalkmanDDの再生ボタンを押すと・・・
疾走感のある気持ち良い"Carmen"から始まって、10曲目の軽やかなピアノが印象的な"Holyanna"まで。たしかにHR寄りではあるけど、やっぱりTOTO。バリエーション豊かな曲が目白押しでしたな。

当時は、やっぱしHR色の強い4曲目"Angel Don't Cry"が一番のお気に入りで、そればっかり聴いてた記憶があるんだけど、今になって聴いてみると6. Endlessや7. Isolation、10. Holyannaなんかも良い曲ね。

で、このアルバム。オイラの周りじゃぁみんな聴いてたんで、結構Hitしてたのかと思いきや・・・最高42位止まりだったんだって。
そんでもって、その責任はFergieに押し付けられ、哀れ1枚のアルバムで解雇。(ToT)/~~~
後任は、映画音楽で有名なJohnny Williamsをお父ちゃんに持つ"Joseph Williams"。
Joseph時代のアルバムも後々紹介していくんで、詳しい事はその時に。

ちなみに、国内盤のCDのお話。
去年「生産限定盤」として紙ジャケが出たんだけど、こいつはリマスターされてんのね。だから、もしも見つけられたら紙ジャケを激しくお勧め。
リマスターされてないCDも持ってるんだけど、これは明らかに録音レベルが低すぎ!
いやね、そんじょそこらの低さで無いんだよ。ヘッドフォンで旧CDを聴くでしょ?当然、そこそこの音量な訳ですよ。んで、次の別のCDを同じ音量で聴くと・・・・
「オイラのお耳がっ!!オイラのお耳が壊れちゃうぅぅぅぅぅ!!!dfbfuargbgnfhsdihd」って状態になる訳ですよ。実際に何度か経験したしね。
まじめな話、紙ジャケである必要性は全く無いんで、通常販売盤もリマスター盤にするべき。
ってか、してくれ!SONY!したら、高くても国内盤買うよ。

2006-11-10

VanHalen「5150」


左側のabout meのとこに、地味に写真なんか貼ってはみたものの、「誰一人、気がついてねーんじゃないの??」ってプチ不安になってるオイラです。みなさん、コンバンワ。
このBlogにも、ちょくちょく遊びに来てくれる"はぐれ"から、TOTOのリクエストなんざ有ったわけですが、今日はVanHalenの「5150」です(^_^;)。TOTOは、そのうちやるから、もちっと待ってて!

でもって、このアルバム。ちなみに「5150」ってのは、ロスの警察で使われてる暗号で、"犯罪を犯しそうな狂人"なんだそうな。それと、もひとつは、ギターのEdward Van Halen(長いんで、以下エディー)の自宅地下室にあるスタジオの名前が「5150」なんだって。

VanHalenといえば、エディーのライトハンド奏法と、David Lee Roth(これも長いんで、以下デイヴ)のノー天気なパフォーマンスってのが一番最初に出てくるイメージだと思うんだけど、一個前のアルバム「1984」のリリース後にゴタゴタがあって、デイヴと他のメンバーが喧嘩別れ(一説には、クビって話も・・・)して、新Voに、Sammy Hagar@Mr.Voice Of America(以下サミー)を迎えての、第二期VanHalen1作目。
最初は、「デイヴ以外がVoなんてVanHalenじゃ無いやいっ!」なんて思ったオイラだったけど、アルバム聴いてみたら、あらびっくり!。サミーのハスキーな声と、VanHalenサウンドがぴったり。確かに、1stや2ndの頃とは違うけど、明らかに「1984」の流れを汲む曲が目白押しの、「これぞ、アメリカンロック!!」って感じ。

そういえば、同時期にデイヴもネ申ベーシストのBilly Sheehanと、やっさんとこから引き抜いた変態ギタリストSteve Vaiなんかと一緒に1stソロアルバムを出してて、1曲目の"Yankee Rose"が大ヒットしてたんだよね。ギターソロに入る前に、デイヴが喋って、Vaiがギターで答えるってのが印象的なんだけど。んで、「5150」聴いてみたんだけどさ、1曲目のGood Enoughでも、やっぱギターソロに入る前に、サミーが喋ってるんだよ。リリース年は両方とも1986年だから、どっちかがパクったとも思えないし、やっぱ曲の原案は、デイヴが居た頃から出来ていたんかいな?って思えたんだよね。

そんな1曲目から始まって、2曲目の「オンエアしてくださいな」って匂いプンプンの"Why Can't This Be Love"(いや、良い曲だよ。キャッチーで)、3曲目のスピードチューン"Get Up"と続くんだけども、その後の4曲目ですぜ、旦那!もうね、VanHalenの数ある曲の中で、オイラ的NO.1に輝き続ける、超名曲"Dreams"!!!
イントロのメロディアスなキーボードから始まって、ギター、ドラム、ベースが一気に絡んでくるとこで、鳥肌たってくるでしょ。そんで、サミーがハスキーな声で搾り出すように歌うと。ぶっちゃけ、いまだに通勤時に電車に乗ってる間、ずっとリピートで聞いてる位に最高な曲。

オイラに記憶が確かなら、残念なことに、この曲のPVは作られなかったと思ったんだけど・・・・。ようつべさんとこで検索してみたら、なんか出てきたんだよね・・・・。でもってさ、メンバーなんか映ってなくて、ずっとアメリカの戦闘機が飛んでる映像なの。これってオフィシャルなんかな?誰か知ってる人いたら、教えてぷりーず!

疑惑のPVは、こちら。

2006-11-08

FreeTEMPO「THE WORLD IS ECHOED」


今までのエントリーを見返してみると、「"Luka"以外は、見事にHR/HM系の音楽しか紹介してないよねぇ。」なんて思った初冬の夜。
ここいらで、いっちょ音楽的な懐の広い所も見せておかないとイカンかいな??って事で・・・・・。

はいっ!「いいじゃん!」初の邦楽登場です。しかもだよ!HR/HMとは正反対に位置するような、オサレな音楽だよっ!。これにゃ、"はぐれMBA""もりをさん"もびっくりだろ?(^_-)-☆

って訳で、今日の1枚は、"FreeTEMPO"の2ndアルバム。"THE WORLD IS ECHOED"。
こいつとの出会いは、スカパーの釣りビジョン。ここで放送されてる番組のエンディングテーマとして、2曲目の"Sky High"が使われてたんよ。
でね、このエンディングってのがさ、その日に放送したカットが写真みたいに映されて、パーソナリティーってか、出演してる釣り人が感じた事とか、想いとかを喋るのよ。そのバックで"Sky High"が流れるんだけど、映像と喋りと曲の見事なマッチング加減がオイラの心を揺さぶった訳さ。

もの悲しげなピアノのイントロから始まって、シンセドラム?(リズムマシンっぽい気もするけど)が被さってくるの。その後に入ってくるVoが、いまいちアレっちゃぁアレなんだけど、でも曲の良さがカバーしてるから、全然OK牧場。
オイラってば、Twilight Timeっつーか、夕暮れ時っつーか。夕方と夜の境みたいな時間(意味、わかってもらえる??)が一日の中で一番好きなのね。西の空は薄明かりで、東の空はもう暗いって時間。そんな時間にぴったりの曲なんだよ。
車に乗りながらでも良し。歩きながらでも良し。とにかく、その時間帯にこの曲を聴くと、なんともいえないんだよね。

"Sky High"以外に収録されている曲も、やっぱオサレ系?
なんか、街に似合う曲って感じ?
acid jazzっつージャンルになるのかいな?
まぁ、オイラ的には、音楽のジャンルはGoodMusicとBadMusicしか無いんで、acid jazzだろうが、HR/HMだろうが、Popsだろうが関係無いんだけど。

んでね、邦楽で、しかもインディーズから出てるアルバムなんで、いつもお世話になってる"ようつべ"にも流石にPVは無かったんよ。
とりあえず、FreeTEMPOのオフィシャルページに行くと、いろんな曲が試聴できるんで、もし気になったらリンクをポチっとしてみて頂戴。
とりあえず、オイラ一押しの"Sky High"はこれね。
  ↓
"Sky High"

Flyleaf「Flyleaf」


スカパー釣りビジョン見てたら、うっかりうたた寝してまい、さっき目覚めたオイラです。
えー、季節の変わり目ですが、みなさんお風邪などめされていませんでしょうか?
オイラの周りでは、風邪炸裂中でみんなが軒並みやられとります・・・。
そんな中、すでに先週のうちにお風邪様の先例を受けている、流行先取りのオイラ・・・。

さてさて、今までのエントリーを見返してみると、ものの見事に80'sが大半を占めていて、すっかりLiving in Pastっぷりを発揮しているわけですが「しっかりと新しいもんも聴いてますよ!」ってアピールです。
そんな今日は、Flyleaf"Flyleaf"

こいつとの出会いは、ある夏の夜。いつものように、会社帰りに某ヨドバシAKI○Aの上にある本屋さんで
某THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINEを立ち読みしていた時の事。
前に出てきたWithinを筆頭に、NightWishやらLeaves' eyes、Edenbridgeっていった、femaleVo.のバンドにはまってたオイラの目に飛び込んできたのが、某B紙には似つかわしくないルックスの"Lacey"@Voだったわけですよ。なんかね、インタビュー記事読んでると、可愛い感じのルックスの癖に、デス声ばりのスクリーミングヴォイスを使いこなすとか書かれてるじゃない。しかも、デビューアルバムが出て間もないってのに、LOUD PARK06に参戦。LIVEハウスながら、単独公演も決定!とか書いてあるじゃない!もう、気になって仕方なくなって、声に出さないように頭の中で「Flyleaf」「Flyleaf」「Flyleaf」「Flyleaf」ってリフレインさせながら、同じフロアにあるタワレコに直行ですよ。(No Music No Lifeって良い言葉だねぇ・・・・)

したらね、HR/HMの試聴コーナーにデカデカとディスプレイされるよ。わざわざ、必死こいて頭の中でリフレインさせるまでも無かったね。
んで、早速試聴。
1曲目のイントロ・・・・歪んだベースがうねるようにリフを奏でてて、(この時点で「お買い上げ!!」って思ったんだけどさ)そこにLaceyがささやくようにVoをかぶせてくるわけですよ。「ありゃ?こりゃやっぱしルックス通りのお嬢ちゃんVoかな?」なんて思ったら・・・・。
「 I will breaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaak!! breaaaak!」ってデスメタルですか??って位のシャウト。鼻血でるかと思いましたよ。危うくタワレコでヘッドバンギングするとこだったさ。
もうね、一曲目のI’m so sickを聴き終わる前に意識失って、気がついた時にはタワレコの黄色い袋抱えて、エスカレータに乗ってるオイラが居ましたよ。

そそくさと、いつもの3.8割増しの速さで家に帰って、早速CDのPlayボタンをポチっとな。(もちろん、ヘッドフォンして、爆音でね。)
ジャンル的には・・・・ヘヴィロック?オルタナ?とにかく、Nirvana系。まぁ、メタルって感じじゃないけども、かなりいい感じにオイラの好み。
なによりも、LaceyのVoがね。ウィスパーヴォイスから絶叫まで使いこなしてて、なんつーの?ツンデレ?とにかく、すっかり夢中になっちゃた訳ですよ。
ちなみに、Flyleafってのは、本の表紙と中身の間にある白紙の事なんだって。ストーリーの前後に頭を空白にさせる意味であるらしいんだけど、そういう存在になりたいって事でFlyleafってバンド名にしたそうな。

そんじゃ、Laceyの絶叫をとくとご覧あれ。。



2006-11-07

Journey「Frontiers」


今日は、産業RockつながりでJourney。(だから、悪い意味で産業Rockって使ってる訳じゃないってばっ!)
この"Frontiers"は、オイラが初めて買ったJourneyのアルバム。確か渋谷のタワレコで、何故かLPでなく輸入版のミュージックテープだったはず。なんでミュージックテープにしたんだろ??全然思いだせん。

Journeyとの出会いは、前にも出てきたTVKのミュートマ。ここでSeparate WaysのPVが流れたんだけど、歌ってるVoはなんと萩原流行!
しかし、んな事はどうでも良くなる位な曲のカッコ良さにやられてチャリンコかっ飛ばしたって訳。多分、LPよりも安かったんだろうなぁ。何せ中学生だもんね。おこずかいなんてたかが知れてるしね。
で、今になってPV見てみると、あまりにものトホホさにやられちゃいますな。
まぁ、80年代だなぁ・・・・って感じのさ。無意味に出てくるおねーちゃんといい、ぎこちないメンバーの演技といい。(おねーちゃんの衣装も、80年代だねぇ)
まぁ、曲が良いんで結果オーライなんだけどね。
このアルバムからは、他にも"Faithfully”や"Send Her My Love"なんかがヒットしたような気が・・・・。オイラ的には、"Send Her My Love"は結構お勧め。キーボードとギターがすげー効果的に使われてる名バラードに仕上がってますな。

このアルバムの後、Voのペリーさんはソロアルバムを出して、"Oh Sherrie"なんかが大ヒットしちゃったもんだからさぁ大変。Journey崩壊の序曲がはじまちゃった訳ですな。いや、ペリーのソロアルバムも大好きだよ。アナログでも持ってるし、CDでも買いなおしたし。でも、崩壊の原因になったのは確か。(ToT)
この後、もう1枚アルバム作るんだけど、そのときには既にJourneyっていうバンドとしては機能していなくて、結局解散に至ると。(まぁ、その後にしっかり再結成すんだけどね)

そういう意味からも、Journeyがバンドとして機能していた時のひとつの節目となるのが、このアルバムじゃないかと、オイラは勝手に考察しとる次第です。
ちなみに、今はペリーさんそっくりに歌える"スティーブ・オウジェリー"って人がVo。(スティーブ・Oh Sherrieじゃないよ!)ただ、病気だか怪我だかで、こないだのツアーは"ジェフ・スコットソート"ってYngwieのとこで昔歌ってた人が代役になってたはず。

では、トホホなPVをとくとご覧あれ。

2006-11-06

HEART「BAD ANIMALS」


前回のエントリーをアップした後に気づいたんだけどさ、「いいじゃん!」に来てくれる人って、なにも男ばっかじゃ無いんだよね。てか、下手したら、女性の方が多いかもって位に、限られた読者に向けて発信中の「いいじゃん!」です。(^_^;)

てなわけで、今回は、「洋楽をカラオケで歌ってみよう!for female」
そういえば、会社の前の部署には、SkidsやらNIRVANAやら歌いこなす娘が居て、かなり気合入ってたんだけど、そこに行き着くまでには練習が必要ってことで。(その娘もボーカルレッスンとか通ってたしね。)

「カラオケ行ったら、ノリの良い曲歌いたいよ!」って人が多いとは思うけど、やっぱ洋楽歌うのに慣れない内は、スローな曲できちんと英語発音できるようにした方がカッコいいと思うんだよね。(オイラだけ?)
まぁ、スローだけどノリ良い目なとこなら、"Evanescence"の"Bring me to life"あたりなんざ如何でしょ?ただし、これって男Voも絡む曲なんで、歌えるお兄ちゃんが居る時限定ですが・・・。(まぁ、お姉ちゃんでも良いんだけどさ)
後は、正統派バラードとしては、"Open Arms"。Mariah Carryもカバーしてるんだけど、ここであえてJourneyバージョンを入れましょう。洋楽好きの気になるあの人も、「おっ!あの娘、ツウだな」って一目置いてくれる事うけあいです。(イカン。はぐれみたいになってきた・・・。)
この曲は、映画とかで使われてたから、普段洋楽聴かない人でも、知ってる人多いと思うです。あとは、結構定番かも知れないけど、"Madonna"の”"Crazy For You"あたり?これなら、結構簡単だと思うんだけど。

で、オイラ的に、これ歌ったらキテルで!ってのは、"HEART"の"Alone"。ぶっちゃけ、VoのAnn姉さんバリに歌いこなすのは、かなり厳しいかと思うけど・・・。これ歌われた日にぁ、見る目変わるかも。(って、高校の頃のオイラは、ギターのNancyが大好きだった訳だが・・・・)

この曲が入ってる"BAD ANIMALS"は、HEARTの第二次全盛期に出たアルバム。前作の"HEART"が、うまいことHR/HMブームに乗っかって大ヒットして、それまで低迷してたHEARTが生き返ったっていう時代の作品ですな。前作は、HRナンバーからPopナンバー、バラードまでバリエーション豊かなアルバムだったんだけど、その中でも、"Never"とか"These Dreams"、"Nothin' At All"っていったPopナンバーがHitしたもんで、その延長線上に作られたアルバム。
とはいえ、HR/HM野郎だったオイラにも十分満足できたハードポップアルバム。
今回紹介した"Alone"をはじめ、"Who Will You Run To"や"There's The Girl"っていった、いかもに80'sって感じの、"エッジの立ったギター"に"キラキラキーボード"のバッキングに、Ann&Nancy姉妹のVoが乗る、簡単に言っちゃうと産業Rockですな。いや、悪い意味で使ったんでないよ。産業Rock大好きだしさ。

今は、原点回帰で初期の頃っぽい音になって、LIVEじゃ昔みたいにZEPのカバーもやってるみたい。これはこれで好きなんだけど、この頃の産業RockHEARTも一度見ておきたかったなぁ・・・・。ブートでもいいから、LIVE映像ないかねぇ・・・・。

2006-11-04

Skid Row「Skid Row」


世は3連休だってのに、すっかり箱ティッシュとお友達になって、おとなしくしてるオイラです。
相互リンクしてもらってるはぐれMBAのブログで英語の上達法なんてエントリーの中で、またまた「いいじゃん!」を宣伝してもらってるんで、今回は「勝手に連動企画」かましてみたいと思います。
で、選んだアルバムは"Skid Row"のデビュー作。BON JOVIの弟分なんて触れ込みでデビューしてきたんだけど、音的には、BON JOVIよりも100万倍位HR。VoのSebastian Bachを筆頭に、メンバーのルックスからアイドル的な扱いを受ける事もあったけど、中身はかなり骨太です。デビュー作だけに荒削りな部分もあるっちゃぁあるんだけど、若さとパワーで突っ走って、それがいい方向に作用した代表。

で、ここから連動企画ね。(^_^;)
歌詞カード見ながら一緒に歌うってのは、基本中の基本だよね。でさ、ある程度歌詞も覚えて、メロディーもつかめてきたら、今度は仲間とカラオケに行った時にお披露目しちゃいましょ!。
結構ね、自分じゃ歌えてたつもりでも、いざカラオケとかでソコソコの音量で歌うと「だめじゃん!」って事あるからね。
それをバネにまた練習。これで繰り返し英語のお勉強と歌のお勉強、両方が出来ちゃうっていう作戦。
で、選曲なんだけど、"Youth Gone Wild"なんてカッコいいよね・・・・。歌えればさ。自信たっぷりのあなたは、是非チャレンジして下さい。
で、オイラを筆頭にコテコテの"じゃぱにーず・がいず"は、もうちっとスローな曲から始めるのがよろしいかと。
そこで"I Remember You"ですよ。バラードとは言え、そこはSkid Row。「I'd live for your smile and die for your kiss」なんて甘い歌詞を、骨太なHRバラードに仕上げてますぜ。
って事で、おなじみの"ようつべ動画"。今回は古い曲なんで、画像はアレだけど、なんと歌詞のテロップ付。練習して頂戴な。

2006-11-03

Within Temptation「The Silent Force」


えー、熱出して、2日ばかし仕事休んだオイラです。
なんとか熱は下がったんだけど、薬飲んでずっと寝てたもんだから、こんな時間になってもギンギンに目が冴えとります。

Blogはじめたのが10/29で、最後のエントリーが10/31。すっかり3日坊主で終わると思ったあなた!、残念ながら、「いいじゃん」は続くのだよ。

とはいえ、病み上がりでSlayerとかは厳しいんで、癒し系な"Within Temptation"の3枚目。"The Silent Force"。
所謂、ゴシック/シンフォニックメタルって分類になるのかいな?。女性Voとシンセがキラキラって感じの音。で、このVo、"Sharon den Adel"が、一部じゃ「メタル界のEnya」なんて言われてんだけど、確かに納得。歌は1億万倍位Enyaの方がうまいけど、Sharonの声はなかなか癒されますな。
で、LIVEのDVDなんか見てるとね、なんか一所懸命さが伝わってくるんだよ。いい意味で。そんで、やっぱLIVEのDVD見ててびっくり仰天なのは、最前列に女の子がいっぱい。
そりゃさ、オイラが中学、高校の頃はRattやらPoisonやらHanoi Rocksみたいに、女の子に大人気みたいなバンドあったし、女性でも、気合入りまくりでACCEPTやらMegadethやら好きな人も居るけどさ。WithinのDVDで最前列に居る子達って、なんか普通の子・・・・。って言い方変かもしれないけど、Top40とか聴いてるような子が陣取って、Sharonのステージアクション真似したりしてんだよね。もちろん、オイラたちのお仲間、「俺はMetalが好きだぜっ!!」ってお兄さん達もいっぱい居るわけなんだけど。
で、このSharon。ステージでの暴れっぷりがとっても素敵。ロングヘア振り乱してヘドバンしてみたり、なんか両手クネクネさせて踊ってみたり・・・・。
先月、幕張であったメタルフェスの"LOUDPARK06"で初来日したんだけど、その時も、きっと両手クネクネさせてたと思う。オイラは当日行けなかったんだけどね。(T_T)
別の日に単独でやっても、ある程度集客できたと思うんだけどなぁ・・・・。てか、今度はWithinと同じ系統のバンドを呼んでゴシック/シンフォフェスってのどぉ?
とりあえず、ブートで当日の音源はチェックしたんだけど・・・・(Netってすごいね。すぐに音源とかアップされるし。西新宿もだんだん寂れてくるわけだよ。)他の出演バンドから考えると「浮いちゃうかな?」って思ってたんだけど、なかなかどうして。結構盛り上がってたよね。なんかMCでは、流暢な日本語まで披露してたし。相当練習したんだろうなぁ。フェスとは言え、なんたって初の日本公演だしね。気合入ってたと思うよ。

で、ここまでWithinのLIVEの事書いてきてなんだけど・・・・・。オフィシャルでは2枚のDVDがリリースされてるんだけど、悲しいかな、日本版は無いんだよね。オイラがもってるのも、Amazon.ukで買った奴。ただね、"The Silent Force"には、DVD付の特別盤があって、コイツに5曲だけだけどLIVEが収められてるから、もしこれから買うって人はDVD付探して買ってくらはい。ロードランナーJapanさんも、日本版のDVD出しません?そこそこ売れると思うんだけど・・・・。

・・・・・なんかLIVEの事ばっかり書いてて、アルバムの事全然書いてないね。この3枚目の
"The Silent Force"は、いわば日本での再デビュー盤。1stは日本盤が出てたんだけど、2ndは出てなかったんだよ。で、その2ndが結構売れたんで、メデタク日本再デビューと。
1stや2ndに比べると、だいぶメタルっぽさは薄れてきてるから、普段メタル聴かない人でもいけるんでないかな?
かと言ってメタル好きな人には物足りないか?っていうと、そうでも無い。っていうか、オイラは大好き。歪んだギターにキラキラしたキーボードの音、そこにSharonの癒される声が乗っかってくると、もうメロメロですな。
基本的に、マイナーコードの曲が多いんで、哀愁系大好きな人にはたまらんかと思われますです。
そんなわけで、病み上がりの今日は、静かなバラードの"Memories"。

2006-10-31

またまたお勧めBlog

連続投稿でございます。

昨日に引き続き、オイラお勧めのBlog紹介。
「いいじゃん!」にも足跡残してくれてる"もりを"さんのBlog。
タイトルは・・・・・・"ポップ魂"
なにを隠そう、この前紹介した"はぐれ"んとこの妹さんであられます。でもって、オイラにとっては、今は無き「四○一中」の可愛い後輩でもあるわけだ。(あれ?一中だよね?)

内容は、音楽や絵画の紹介、そして子育て・・・・・。んっ?!子育て???
オイラの頭の中じゃ、まだ制服着た中学生なのに・・・・。時の経過ってコワイ・・・・。
ちなみに、お子はアクセル・ローズだそうで、是非ともWelcome To The Jungleを特訓して、児童館でLiveをかまして欲しいもんであります。

と、言うわけで、これからママになるあなた!(豚子、あんただよ!(^_-)-☆)
新米ママのあなた!
ポップ魂で、先輩ママの奮闘を読んで、しかと勉強すべし!!
ママじゃないあなたも、ノリの良い文章で楽しめる事うけあい!!

HELL YEAH!!

http://diary.jp.aol.com/tp2vpz/

Helloween「Keeper of the Seven Keys Part1」


はぴはろいん!
って、コテコテのじゃぱにーずNice貝なオイラです。

で、はぐれのBlog見て「ハロウィンぢゃん!!」って気付いたわけで・・・・
ならば、今夜はコイツで行かねばならぬ!って感じの"Helloween"
Hellってのは、彼らなりのお遊びって事で、日本じゃ普通にハロウィンって呼んでますな。
で、オイラがHelloweenに出会ったのは、いつもの通り、夜中のラジオ。ちょうど、ACCEPTに夢中になってた頃で、「やっぱPower metalサイコー!」ってなってた頃、"Keeper of the Seven Keys Part1"からI'm Aliveがラジオから流れてきたのよ。メロディアスで、パワフルで、スピードもあって、夜中の3時過ぎだってのにボリューム上げて大興奮。翌日は日曜だったんで、早速、西新宿へGo!。いつも行く新○レコードで無事ご購入。マダムの笑顔に見送られながら、ホクホク顔でチャリかっ飛ばして帰ったわけです。
で、家に着くなり、早速ターンテーブルに乗せて、針のホコリ取って、プレイボタンをポチっとな。

アルバムの始まりを告げるインスト曲"Initiation"スロー?ミドルテンポの荘厳な曲から繋がるように、スピードチューンの"I'm Alive"へ。
そしてオイラは鳥肌立ちまくり!。こーゆー展開、たまらなく好きなんだよね。いかにもHMでございっ!て感じで。
で、メロディアスなPower metalなんだけど、なんかコミカルな感じがするのも新鮮で、すっかり愛聴盤になっちゃた次第。
カセットにダビングして、学校の行き帰りに・・・・・。ホントは数学の授業中も・・・・。で、家帰ったら、レコードでって感じ。
世間一般的には、この次のKeeper of the Seven Keys Part2の方が評価は高いんだろうけど、やっぱ初めて出会ったPart1の方が思い入れあるんだよねぇ。

Keeper of the Seven Keys Part2の後、ギターでKeyman的存在だったKai Hansenが脱退して、アメリカンチックなHRになっていっちゃって、聴かなくなっちゃったんだけど、最近、Keeper of the Seven Keysの続編が今のメンバーでリリースされたんよね。って事は、またPower Metalに戻ってるのかしら?まだ聴いてないんだけど、やっぱし、オイラの中では、Kaiが居てKiskeが歌ってこそのHelloween。

2006-10-30

Suzanne Vega「Luka」


今日は月曜日なんで、BanglesのManic Mondayあたりでもって思ったんだけども、今朝からどしても、"Luka"が頭から離れないんで、これ書きます。「おいおいメタルと違うやんけっ!」ってお怒りのあなた。メタルでなくても、良い曲は良いんです。

で、なぜ故"Luka"かと言うと、今からさかのぼる事12時間半。
朝、寝ぼけながらトーストに噛り付くオイラ。TVでは、みのもんたが朝から暑苦しく喋ってるわけですよ。その中で、「止まらない幼児虐待」ってやってたのね。最近のNews見ても、毎日のように幼児虐待で子供が亡くなったなんてやってんじゃん。子供好きなオイラからしてみれば、信じられないし、許せないわけよ。ましてや、他人の子でなくて、自分の子。
やれ、「お漏らししたから食事抜き」だとか、泣き止まないから「躾だっていって殴る」とか、挙句に「ゲームのセーブデータが消えた」って言って暴行。もうね、お前らバカかと。
自分が子供の頃、お漏らししなかったんか?。親の言う事は全部聞く、反抗期も無いイイ子ちゃんだったんか?てな事を考えながら、TV見てたら、ふと"Luka"が頭に浮かんできて、もう一日中、頭の中でリフレインしてるって状況。

この曲は、87年にかなりHitした曲なんで、聞いたことある人も多いんでないかな?
耳障りの良いアコギの音ときれいなメロディーなんだけど・・・・
歌ってる内容は、虐待を受けてる子供が、同じアパートに住んでる人に話してるって感じの歌詞でさ。
「真夜中に怒鳴り声とか聞こえても、どうしたの?って聞かないで」とか、「僕ってバカなんだ生意気にならないようにしてるんだけど」「たたかれても、逆らっちゃいけないんだ。口ごたえしちゃいけないんだ」「僕の事、何も聞かないで。大丈夫だから」・・・・・
こんな感じの歌詞なのさ。
正直、オイラも歌詞と訳を読むまでは、よくできたHitSongだな位にしか思ってなかったんだけど、初めて訳を読んだときに、もう号泣ですよ。
それ以来、コイツが掛かるとパブロフの犬状態でウルウルと・・・・。(;_:)
もうね、虐待とかしてる親どもは、この訳詩を100万回朗読しろと。それでも何も感じなければ、感じるまで永久に朗読しろと。飯も食わず、睡眠もとらずに。
って位まで憤りを感じるオイラなのでございます。

あとね、ちょっと前に、よくTVでこの曲流れてたりもしたんだけど、それがバラエティー番組だったりしてね。すげー違和感だったのよ。
選曲した奴!この曲の歌詞わかってんのか?ただ自分が若かった頃にHitした曲だから使ってみたかっただけとちゃうんか?と小一時間問い詰めたい思いでいっぱいだったわけですよ。

そんな感じで、いつもはお気楽でユルユルが身上のオイラですが、今日はちょびっとだけ毒吐いてみました。

Blogで繋がる輪・・・・ベタでスマン!

さて、とっても気だるい月曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか?
もうすぐ水戸黄門も始まる時間ではありますが、その前にこっちのBlogなんぞいかがでしょう?

まずは、オイラの中学校時代からの悪友。Lizzyのエントリーでも出てきた、茶店で一緒に煙草ふかしちゃ、ダベってた悪友が立ち上げてるBlogでございます。
ちなみに、今じゃ、すっぱりと煙草もやめて、海の向こう、アメリカでパパしとるようです。

タイトルは、”はぐれMBAの「飛べ!日系企業!」”
「いいじゃん!」とは正反対の、楽しくて知識まで得られる、実のあるBlogでございます。

http://haguremba.blog80.fc2.com/


続いては、10月に結婚したばかりの新妻。(本人いわく若妻。)豚子のBlogです。
とりあえずは、新婚旅行のエントリーからスタートみたいですが、今後どうなることやら・・・・。
結構天然入ってる奥様なんで、楽しめるかと・・・。

タイトルは”New Life”・・・・・って、思いっきり直球勝負(^_^;)

http://ameblo.jp/gogohawaii-2006


以上、宣伝の時間でした・・・・。

Whitesnake「Live At Olympic Pool 1988」


えー、第3回にして、ついに御禁制の品の登場です。
Whitesnakeのブート、"Live At Olympic Pool 1988"です。

このLIVEは、FMで放送された番組が元になってるとの事で音質は申し分無し!アナログ時代からネ申として有名だった一品です。

っていうかさぁ、HR/HM系のバンドの約1時間半のLIVEをFMで放送するなんて、今じゃ考えられんよね。良い時代だったのぉ・・・・。
しかも、ご丁寧にカセットテープのA面、B面を変える事が出来るように、ちょうど45分前後でCMを入れるという憎い配慮付!。当然、オイラも鼻の穴膨らませてエアチェックしましたさ。テープも奮発してメタルテープ使ったよ。TDKのMAの90分。
この音源は、1988年の6/13の代々木オリンピックプールの公演。オイラが高校3年生の時でした。
Whitesnake(面倒なんで、以下白蛇)が・・・っていうよりもデヴィットカヴァーティル(こっちも面倒なんで、以下カヴァ)が悲願の全米ヒットを勝ち取ったアルバム「Whitesnake」(サーペンスアルバス)のツアーで来日した時です。オイラ元々白蛇は、前作の「Slide it in」を友達にダビングしてもらって聴いた事あったんだけど、その頃はいまいちピンと来なかったんだよね。何曲かは「良いな」って思った曲があったけど。カヴァはDeep PurpleのVoだったから声は知ってたし、結構好きだったんだけどね。
で、ある日、ラジオで白蛇の新譜からって事で「Still Of The Night」が流れたんよ。もうね、夜中だったんだけど大興奮。すっかりアリーナロック/メタルバンドって感じで、カバも叫んでるし。小僧だったオイラもこれだったら大好きよ。早速アルバムも買うことにして、すっかり白蛇大好きヤロウになってました。
オイラの傾向として、好きになるとドンドンと掘り下げて行きたくなるんだよね。当然のように白蛇も過去のアルバムを聞き込んでいって、段々と昔のブルージーなHRやってる白蛇の魅力に気がついていった次第。
そうこうしてるうちに、白蛇来日の発表があったじゃないですか!もう、「これは行くしかねーぜっ!」って事で、チケット発売の日は、チケットピアに電話掛けまくり。当時の家の電話は、黒電話。リダイアルなんて便利機能なんて無い奴なんで、ひたすら「ジーコロ、ジーコロ」とダイヤル回したよ。何度も何度も話中だったり、はては人生初の混線って奴を体験したりしながらも、やっと繋がってS席Getですよ。それから、当日までの長かったこと長かったこと。当日一緒に歌えるように、雑誌に出てた海外でのセットリスト参考にして、テープ編集してさ。おかげで、今でもハートオブザシティーの歌詞なら覚えてる・・・・と思う・・・。まぁ、レコーディングメンバーとLIVEに来るメンバーがまるっきり違うけど、「Vivian Campbell」はDIOの時から好きだったし、なによりカヴァが歌ってればそれは白蛇なんで、なんの問題も無し!

まぁ、とにもかくにも当日ですよ。実はね、家からオリンピックプールまでって結構近くて、歩いても25分位。開場時間の30分位前に家出れば大丈夫なんだけどさ、もうすっかり舞い上がってるもんだから、1時間前には家出て、早歩きで会場に向かったの覚えてるよ。
実は、オイラってば、アリーナクラスの会場初体験だったんよ。それまでは厚生年金とか渋公みたいな会場ばっかりだったんで、会場に入ったらあまりの広さにその時点で興奮度MAX。開演前のBGMは何が流れてたかなんて覚えちゃいないんだけど、何故か冷静を装って、買ったばっかりのツアーパンフを読んでたのを覚えてるんよ。
でしばらくすると、場内暗転→雷雨のSE。
もうね、知らないうちに「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」って叫んでた。
そんで、カヴァの「Are You reaaaaaaaddddddy???!!!!」「It's a Song For Ya!!」ってお決まりのMCと共にBadBoysの始まり。カヴァが「Make Some Noise Tokyo!」って叫べは、会場みんなで「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」「ウタッテ トキオ!」って叫べば、みんなで合唱
もう、オイラも失禁寸前ですよ。それまで見てきた厚生年金とか渋公みたいな小屋も、ステージが良く見えて良いんだけど、オリンピックプールみたいなでっかい会場で、会場のみんなとステージの白蛇のメンバー達が一体になってLIVEをやってるって感じ。
セットリスト的には、「Whitesnake」からの曲中心に「Slide It In」の曲をちりばめて、後はお約束の「ハートオブザシティー」にアンコールでZZ Topのカバーで歌詞を変えた「Tits」!(まぁ、カヴァらしいタイトルの付け方だこと。まぁ、元々のタイトルも「Tush」なんで、五十歩百歩な訳なんだが・・・・。)
そんな感じのライブで、帰りにはツアーTシャツも買って大興奮で「Here I Go Again」歌いながら歩いて帰りましたとさ。

で、このアルバム。ブートなんで、当然HMVやタワレコじゃ買えません。店員さんに聞いて困らせるようなオイタはしないでくださいな。
オイラも、前述のFMエアチェックテープがヘロヘロになっちゃって、イソイソと西新宿にチャリ飛ばしてさがしに行ったのです。でもね、悲しいかな時代は移り変わってたのよ。白蛇のブートなんてありゃしない。
仕方なしにNetで情報収集してたら、なんとヤフオクに出品されてんじゃん!!もう即効で入札ですよ。
で、めでたく我が家にやってきたと。
届いてびっくりよ。このCD、ブートのクセに紙ジャケでやんの。しっかりプレスCDだしね。このCDの中の歓声のうちの一人が自分だと思うと、感慨深いものがありますな。
もし、興味があって、万が一このCDと出会う事があれば、一度聴いてみてくださいな。カヴァ全盛期のバブリーな白蛇LIVEを体験できますぜ。

てなわけで、ライブ後にオイラが熱唱しながら帰った曲(^_^;)

2006-10-28

Thin Lizzy 「Live And Dangerous」


はい、無事に第二回を迎えた「いいじゃん!」です。

今日はアイルランドの英雄、なすび・・じゃなかった、Phil Lynott率いるThin Lizzyの名盤、”Live And Dangerous”です。

前回のエントリーで書いたように、中学1年でHR/HMに目覚めたオイラは、むさぼる様にいろんなアーティストのアルバムを聴いてたのさ。
もちろん、毎月の小遣いじゃ1枚しかアルバム買えないから、あとは友達にダビングしてもらったり、FMエアチェックしたりしてね。
あと、TVでもプロモビデオ流す番組が沢山あったんよ。ベストヒットUSAとかMTVとか・・・・。中でも、UHFのテレビ神奈川は凄くて月ー金の夕方からはミュージックトマトなんて微妙なタイトルの番組やってて、夜中の11:30からは邦楽専門のミュートマJapan。そんで、金曜の夜中は3時位までSONYミュージックTVってな感じで。

そのミュージックトマトが、オイラとThin Lizzyとの出会いのきっかけ。
Waiting For An Alibiのビデオが流れてさ。当時Gary Mooreは知ってたから、「おっ!」って思って見入ったのよ。
そしたらまぁ、イントロのベースからツインリードのギターが絡んでくるとこで、鳥肌立ってきて、そんで、あのPhilの語りかけるようなボーカル。今までに聴いた事が無いタイプのボーカルで「これ結構好きかも・・・」って思いながら見てたのよ。
んで、エンディング。2本のギターが絡んでのSolo。もうその頃にはメロメロですぜ。

で、翌日の学校帰りに、学校近くのレンタルレコード屋さんに直行したんだけど、残念なことにこの曲が入ってる"Black Rose"が無かったのさ。んで、代わりに借りてきたのがこのアルバム。

・・・・そういえば、このレンタル屋があったのは、某四○駅前のビルでさ。確かそのビルの2階に喫茶店があったのよ。オイラの記憶が確かなら"クリフハウス"って名前だったような。
中3の頃にゃ、悪友と3人で毎日のように通っては、グレナデンアイスティーとか言う紅茶のみながら、煙草吸ってくだらない話ばっかしとりました。こんな話書いても、喜ぶ奴はごく僅か・・・(^_^;)


で、Lizzyに戻ると、このアルバム借りてきて大正解!!
LIVEって事もあって、スタジオアルバムに比べて迫力500%増。特にC面(この頃はアナログレコードだったんで、A面、B面、2枚組みならC面、D面って呼んでたんよ。)の頭。
Cowboy SongからBoys Are Back In Townのメドレー。コイツはいつ聴いても鳥肌立ってくるよ。
そうそう、このLIVEには、Huey Lewisがハーモニカで参加してんだよ。当時は既にHuey Lewis and The Newsでヒット飛ばしてたんで、昔のHuey Lewisの音が聴けただけでも得した気分だった。

そんなこんなで、この後にどっぷりとLizzyにはまっていって、毎月アルバムを買っていく事になるんだけど、悲しいかなLizzyは既に解散。
でも、Gary Mooreのアルバムに参加したり、Soloシングル曲"Nineteen"がリリースされて、いよいよアルバム発表か?って楽しみにしてたんだよ。
それからしばらくたった1986年1月4日、Philは36歳の若さでヘロイン過剰摂取でこの世を去ってしまったんよ。
彼は今、故郷のアイルランド、Suttonにある共同墓地で眠ってる。

2005年には、ダブリンにPhilの銅像が立てられて、お母さんを迎えての除幕式があったんだって。行きたかったよ。
いつか、必ずお墓参りには行くよ。お供えの花にBlack Roseもってさ。

Phil、もうすぐアンタの歳に追いつくよ。


ALCATRAZZ「No Parore From Rock'n'Roll」



んなわけで、オイラもBlogとやらに首突っ込んでみようと思うわけですが、
みなさん、いかがお過ごしですか?
私は、相変わらず夜な夜なヘッドホン使って、爆音でCDやらDVDやらを鑑賞する毎日です。

で、テーマは、オイラの好きな音楽。

記念すべき第一回は、ご存知「やっさん」ことGraham Bonnetさん率いる
ALCATRAZZのデビュー作"No Parore From Rock'n'Roll"

?今をさかのぼる事、20数年前・・・・?
オイラが中学1年生の頃、空前のHR/HMブームが始まろうとしていたのでした。
で、今までカルチャークラブやらデュランデュランやらをFMエアチェックしたカセットで聴いていたオイラでしたが、「そんなのはミーハーな腐女子の聴くもんだぜっ!男ならメタル聴けやっ!」って友達の魂の叫びに答えるべく、いつも買ってた「FMレコパル」を見ながら、エアチェックする番組を探してたのでした。

で、たまたまその号の最後にALCATRAZZを結成したやっさn・・・・もとい、ボネの記事が出てて、「メタルの人なのに、髪短いやん・・・・。」ってそれだけの理由で、友達に「ALCATRAZZもってたら、ダビングしてくれっ!!」って頼んだとさ。

んで、いそいそと家に帰って、愛用のWALKMAN DDの再生ボタンをポチっとな。

1曲目「ふ?ん、結構Popなのねぇ。このボーカル、カッコいいなぁ・・・。叫びまくりでノド平気なんかねぇ・・・」
2曲目「・・・・・一生、ついて行きます!!

かくして、12歳の少年がHR/HMの世界に足を踏み入れる事になったのでした・・・。

で、このアルバムなんだけど、RAINBOWを脱退したボネがMSGで大失態を演じ、その後、3枚目ソロアルバムを経て(逆だったかな?)結成したALCATRAZZのデビュー作。このときのギターはYngwie Malmsteen。そう、マルムシさんです。
全体的にRAINBOWっぽい曲が多いのは、ボネがそう指示したのか?、それともマルムシが大好きな”御大”ブラックモアさんの影響なのか?
どちらにしても、よく出来たHRアルバムに仕上がってます。
俺的には、捨て曲なしのネ申アルバム
この後に、来日して中野サンプラザ(爆風スランプじゃぁ無いよ)でライブやって、それがビデオにもなったんだけどさ・・・・。
ボネってば、調子悪くてヘロヘロなの。こんなのが発売されちゃったもんだから、さぁ大変よ。
「ボネ、ライブじゃ全然ダメじゃん!」って認識がみんなに広がっちゃって、マルムシの脱退も手伝って段々とALCATRAZZ不遇の時代へと突入していくわけですよ。
そんななかでも、オイラはボネを追い続けて新譜が出るたびにワクワクしながら買い続けて行くわけですよ。


で、このアルバムはねぇ・・・・84年の作品だけに、音は古臭いよ。いや、いい意味でね。いまどきの「俺はメタラーだぜっ!!」って坊ちゃん達には、メチャクチャ古臭くてチープに聴こえるかもしれない。オイラには、とぉ?っても心地よいサウンドなんだけどさ。
しいて言えば、CDの録音レベルがもうちっとだけ高いと良いかも。
他のCDの後にコイツを聴く時は、ボリューム3割UPしてちょうど良い位。
リマスターとか出れば最高なんだけど・・・・・・
出ないだろうなぁ・・・・。

最後に、ライブでヘロヘロなやっさん(ボネ)