2008-01-31

Napsterはじめました・・・・・。


つーことで、タワレコでCD買ったら、Napsterの2週間無料のトライアルカードなんてもんを貰っちゃったもんで、まんまとNapsterはじめてみましたよ。
古くからNetの世界に居る人はさ、NapsterってーとP2P(WinnyとかMXとかのファイル交換系ね)の元祖みたいな存在ってイメージがあるだろうけど、その後裁判に負けたりでNapster自体が身売りされて、今じゃ立派な合法音楽配信サービスになってんだよね。
(キャラクターは昔から変わってないけど)

で、今のNap。
これね、ナカナカ良いわ。
PCで聴くだけなら、Napster Basicプラン月額1280円で契約している間はずっと聴き放題。
ストリーミングで聴くのも良いんだけど、一度ダウンロードして聴けば、多少はビットレート高いFileで保存されるんで微妙に音良し。
んで、ドコモの携帯使ってる人や、対応DAPもってる人なら、Napsert to Goプラン月額1980円で携帯やDAPに転送して聴く事もできますよと。
まぁ、オイラは携帯AUだし、iPodは対応DAPになってないんで、迷わずBasicプランなんだけどね。

んで、日本じゃタワレコとNapster社が共同でサービスしてるだけあって、洋楽は結構な充実ぶり。
メジャー所は当然として、かなーりマイナーなゴシックメタル系や、なつかしの80'sやら、HR/HMバブルだった頃のバンド達やら。
あと、びっくりしたのは、日本じゃすっかり忘れ去られたけども、実は未だに現役でいたりするKingdom Comeの最近のアルバムとかまであったりして、ナカナカ侮れんって感じ。

で、オイラといえば、名前は聞いた事あったけどCD買うまでに至らなかったアーティストのアルバム聴いてみたり、あとはTVなんかでPV流れて「ちょっと良いんでないの?」なんて思った曲が入ってるアルバム聴いてみたりして、ナカナカ音楽の幅を広げる事が出来てるよ。

例えば、良くあそびに来てくれるポップ魂@「もりをっち」&「じょにま」夫妻で出てきたりするBjorkやらThe Smithsやらも、はじめてアルバム単位で聴いてみたり、そうかと思えば、ベストヒットUSAで見て気になったMaroon5なんかも聴いてみたり、自分からは絶対にCD買わないだろうHipHop系のアルバムなんかまで聴いてみたり、ろけんろーなMotorheadの持ってないアルバムなんかも聴いてみたり。
新譜も結構早くにNapに登録されたりするから、AmazonやHMVの試聴じゃ短すぎる!って時でも、全曲聴いてからCD買ったりできるしね。

但し、このNapsterってばWindowsのみの対応なんだよ。配信してる形式がWMAなんで。
んなもんで、Macなお友達はスマンって感じ・・・・・・
intel MacならBootcampつかってWin XP入れてとかもできるけど・・・・・。

てなわけで

そんなわけで今回はNapsterで出会った曲、再会した曲特集。。。。

Extrarordinary by Liz Phair


Hey There Delilah by Plain White T's


Rio by Duran Duran


Bubbly by Colbie Caillat


Say it Right by Nelly Furtado


Apologize by Timbaland featuring OneRepublic



The Pretender by Foo Fighters

Sex Action by L.A. Guns


Some Like It Hot by The Power Station


The Way I Are by Timbaland


Makes Me Wonder by Maroon 5


Shout to the Top by The Style Council


Flavour by Room Eleven


Don't Get Me Wrong by The Pretenders


Here without you by 3 Doors Down


これ、全部Napsterで聴けますです。

Napster Japanはここ

P.S.全然関係ないんだけど、サラブライトマンのNewアルバムの2曲目が、どう聴いてもシンフォニックなゴシックメタルにしか聴こえません。
オフィシャルに行くと、流れてくるんで興味ある人は是非。

sarah-brightman.comはここ

2008-01-19

Metallica「...And Justice For All」



てな訳で、Metallica再び。
今回は4thアルバムの「...And Justice For All」ね。このアルバムは、前作Master Of Puppetsのツアー中に亡くなったCliff Burtonに代わり、ベースにFlotsam and JetsamのリーダーだったJason Newstedを迎えて造られたアルバム・・・・・。のはずだったんだけど、実はこのアルバムでベースを弾いているのは、ギター&VoのJames Hetfield。

なんでこんな事になったかというと、Metallicaに加入が決まったJasonは、そりゃ大喜びだったわけよ。当時MetallicaといえばMetalの頂点に位置するバンドだったわけで、Flotsam and Jetsamは自分が造ったバンドとはいえ、まだ1stアルバムが出たばかりの駆け出し。そりゃ誰だって浮かれちゃうよね。
で、Metallicaの他のメンバーにしてみりゃCliffの存在はめちゃくちゃ大きくて、まだまだ彼の死から立ち直れないで居たんだよ。
そんな中で浮かれるJasonは他のメンバーからの反感を買っちゃって、レコーディングしたベースパートはボツにされてJamesが弾いたベースパートがアルバムに収録されるっていうイジメを受けたってわけ。
もうひとつ、このアルバムの特徴としては、ほとんどベースの音が聞こえないミキシング。そんでドラムの音もやけに軽くて「パタパタ」って感じの音。

そんなこのアルバムだけど、曲自体は長尺でいかにもMetallicaって感じの曲が満載。
2ndから続いてる「1曲目にアップテンポでフックのある曲を持ってきてアルバムの世界にリスナーを引き込んで、2曲目に大作のタイトルトラックを持ってくる」っていう伝統もしっかり守ってる。
で、そのタイトルトラックのAnd Justice For All。この曲は、金と権力にゆがめられていく社会構造を法と正義の女神にたとえて歌ってるんだよね。そんでジャケットのアートワークも、その正義の女神像。
目隠しされた正義の女神が権力の力(ロープや鎖ね)で均等を失って、持っていた天秤から金がこぼれ落ちてるってイラスト。
ステージ演出も、この女神がだんだんと組み立てられていくんだけどステージの最後で女神像が崩壊するっている深い演出だったのさ。

もうひとつの注目すべき点は、4曲目のOne。
この曲は、Metallicaが初めて作ったPVの曲なんだよ。ぶっちゃけ事件。
初めてこのPVを見たのは、TV神奈川でやってたPV流す番組だったんだけど、VJやってた某有名評論家も興奮気味に紹介してたっけ。
で、この曲。これは反戦映画の「ジョニーは戦場へ行った(Johnny Got His Gun)」を題材にした曲。
この映画は、第一次世界大戦に出兵した若い兵士のジョニーの話で、彼は爆弾に吹き飛ばされちゃうんだけど、奇跡的に命は助かるんだよ。でも、両手、両足は切断。そんで顔は額の下から顎までがえぐれてる状態。言ってみればベッドの上で心だけが生きている状態。実際には、研究や、若い医者の学習用に生かされてる状態。
そんなジョニーの現在(病院での出来事)がモノクロで、そんでジョニーの記憶の中の出来事(子供の頃や、出兵前の恋人との時間)がカラーで交互に描かれていく映画。
最初は自分の感情を伝える術すら思い浮かばなかったんだけど、頭を動かす事が出来るのに気が付いて、頭で枕を叩いてモールス信号で自分の思いを伝える事に成功するんだよ。
詳しいあらすじはここで見て。
最後はすべてに絶望したジョニーが一人ベッドの上で「SOS・・・・Help(Kill) me・・・・」ってモールス信号送りながら画面が暗くなっていって終わるっていう、かなり重い映画。DVDも出てたはずだから、興味あったら見てみるといいかも。
かなり考えられさせる重たい内容だけど。

PVも、この映画とMetallicaのメンバーが演奏しているシーンがシンクロされてて、かなり見ごたえのある内容だよ。

じゃ、まずはそのOneちょっとNoiseが乗ってるけど・・・・


そんで、タイトルトラックの...And Justice For All。

2008-01-11

Metallica「Master Of Puppets」


前回のVan CantoでMetallicaのカバーやってたんで、今回はオリジナルの登場。
とは言えさぁ、いまさらオイラがウダウダ言うのもなんだなぁって程の名盤、ネ申盤だよね。
オイラ的にも、Metallicaの最高傑作はこのアルバム。

このアルバムはMetallicaの3枚目のアルバムで、メジャーデビュー作。
1stの「Kill 'em All」の時は、若さにまかせて突っ走るThrash Metalやってたんだけど、2ndの「Ride The Lightning」では、Thrash Metalではありながらも大作嗜好の曲があったりして、かなり話題になったんだよね。
そんで、その頃エレクトラレコードとの契約も獲得して、マネージメントもQプライムと契約。
1986年に満を持してリリースされたのがこれ。
当時は、Metallica・Anthrax・Slayer・Megadethでスラッシュ四天王なんて呼ばれてましたな。

このアルバムが全米29位、全英41位の大ヒットになってMetallicaの名前もコアなMetalファンだけでなく、広くRockファンに知られることになったんだよね。
ところが、このMaster Of Puppetsのヨーロッパツアー中の9/27、Metallicaを悲劇が襲うんだよ。
ツアーバスがスウェーデンを移動中の事故を起こして、ベースのCliff Burtonが車外に投げ出されて横転したバスの下敷きになって帰らぬ人に。
このCliff Burton、ベルボトムのジーンズに大柄な体でアグレッシブに、時にはプログレシブなベースラインを奏でるかなりカッコいいベーシストだったんだよね。
Metallicaには2ndアルバムからの参加だったんだけど、2ndと、この3rdではメインコンポーザー的役割を果たしていて、大作嗜好な曲はこのCliffの影響が大きかったと。

そして、このアルバムから20年たった2006年、サマーソニック06でのMetallicaのステージでは、このアルバムの全曲再現なんて憎い演出をやらかしてくれてんだよ。
しかも全曲再現中のバックスクリーンには、在りし日のCliff Burtonが・・・・。
そんで、全曲再現後に、VoのJames Hetfieldが、「Master Of Puppets!Happy 20years anniversary!」と咆哮。BlackAlbumやSt. Angerあたりから聴き始めた小僧達にはどう映ったのか判らないけど、やっぱ初期のMetallicaをリアルタイムで聴いてきたオイラ達世代には、特別なアルバムだし、それをこんな演出で再現してくれたMetallicaの心意気が嬉しいね。

でさ、実はこの頃のMetallicaってPV造って無いんだよね。だから、今回はLive映像。
まずは、前回のVan CantoがカバーしたBattery。1989年の映像。


次は1999年にオーケストラと競演したステージをDVD化したS&Mから、アルバムのタイトルトラックのMaster Of Puppets。

2008-01-07

Van Canto「A Storm To Come」


あけおめ。ことよろ。
てなわけで、2008年一発目は何にしようか迷ってたんだけど、ちょいと変わったところから攻めてみるとするよ。
なんとアカペラグループのVan Cantoを紹介。
正確に言うと、5人のVoにDsの6人組みなんで、純粋なアカペラって訳じゃ無いんだろうけど・・・。

で、アカペラってーと、どんな感じを連想すんだろ?
ゴスペラーズみたいの?
TAKE6みたいの?
どっちにしても、ちょいと大人な感じの曲調を連想するんだろうけど、このVan Cantoは一味違うよ。なんとアカペラメタル!
それも正統派メタルからNightwishバリのメロディックなパワーメタルまで。
オイラも年末に存在を知ったばっかりなんで、まだあんまし聴き込んで無いんだけど、
これはこれでナカナカ面白いよ。ギターもベースも無し。人の声とドラムだけで、立派にメタルとして成り立ってるよ。
なんか、去年Gunレーベルと契約したんで、Nightwishとかとツアーにも出るそうな。


てな訳で、興味もった人は、マイスペに行くか、オフィシャルページのVAN CANTO PLAYERって奴で試聴できるんで、ぜひ聴いてみて。

マイスペはここ
オフィシャルはここ


そんなわけで、まずはPVになったサビが印象的なThe Mission


んでもって、次はMetallicaのカバーでBattery。