2006-11-30

QUEEN「Greatest Hits II」


やっちゃったよ!!
いくら、風邪引いてて調子悪かったって言ったって!
いくら給料日だから浮かれてたって言ったって!!
ほんと、Freddie!ごめんなさい!!m(__)m

そう、11/24は、QUEENのVo.Freddie Mercuryの命日だったのさ。
なんで忘れてNRとか取り上げてたんだろう!

なわけで、5日遅れでQUEENですよ。
白状するとね、オイラQUEENのオリジナルアルバムって、「QUEEN」と「A Night at the Opera」しか持ってないのよ。あとは、BESTの1から3がセットになった奴。
そもそも、オイラがQUEENと出会ったのは、「The Works」が発売された頃。ちょうど中学生の頃ですな。
んで、Radio GaGaがヒットしてさ、TVつけりゃPV流してるしFMつけりゃ「レディオガガ チャチャッ!」ってやってたのよ。

そんな感じだったんで、それ以降のQUEENってイマイチ触手が伸びなかったんだけどさ、なんかのTVかラジオでInnuendoを聴いて、「昔のQUEENが戻ってきた!」って思ったんだよね。
いや、正確には正常進化なんだろうけどさ。
んで、せっかくだからってBESTを買っちゃったもんだから、なかなかオリジナルアルバムを買うってとこまで行かなかったんだよね。

で、今日ようつべ動画を貼るのは、"The Show Must Go On"。
これは、本当の意味でのラストアルバム「Innuendo」のラストに収録されてる曲。
この後に「Made In Heaven」ってのが出てるんだけど、これはFreddieが亡くなった後にデモテープにメンバーが音を被せて出来たアルバムなんで、オイラ的には番外編扱い。

この曲は、GのBrian MayがFreddieのところに持っていった時に「すべてをこの曲にこめて歌う」って言ったって話があるんだよね。
実は、この頃のFreddieは、HIVがかなり進行していて、PV撮るのすら不可能に近い状態だったんだって。当然、メンバーや近い人達以外には公表していなかったんで、みんなでFreddieをフォローしながらレコーディングやら撮影やらしてたらしい。
たしかに、この曲のPVも昔のPVの絵が沢山使われてるし。

ただね、オイラがそんな話を聞いたのは最近なんだけど、このBEST盤を買った時からこの曲は魂揺さぶられるもんがあったんだよね。なんて言えば良いのか言葉が見つからないんだけど、とにかく歌声がオイラの魂に響いて来たんだよ。
それまで、凄く好きな曲とか凄く好きなVoとかはもちろん居たけど、歌声に感動したってのは、多分この曲が始めて。

でさ、Freddieが亡くなった後に、追悼LIVEがあったんだよね。いろんなミュージシャンがQUEENの曲をやってさ。
オイラがWOWOWに加入したのもこのLIVEの放送があったからなんだけど、そこでも当然この曲やってさ。
Freddieは居ないけど、他のメンバー達とSir Elton Hercules John(エルトンジョンね)がやるわけよ。
それがすげー感動的でさ。DVDでも出てたと思ったんだけど、LIVE全編収録してないんだよね。
完全盤の発売か、でなければWOWOWでの再放送激しく希望だよ。




追伸:Last.fmっての始めてみました。
自分がPCで聴いた曲を集計してくれて、オイラチャートを作ってくれるっての。
英語版だと、自分の好みにあったWebRadioも聴けるらしい。
左のリンクの下にあるのが、オイラのチャート。
始めたばっかりなんで、まだチャートとして固まりきってないけどね。
クリックすると、詳しいのが見れますです。

2006-11-28

Guns N' Roses「Use Your Illusion I」


11月もそろそろ終わりにの今日。東京は雨模様でしたな。
11月といえばNovember・・・・。
察しの良い方なら、もうお気付きでしょう。
はいっ!そうの通り。"November Rain"ですよ。
・・・ベタでスマン・・・・。
もうね、今月のうちに雨降ったら「これっ!」って決めてたんだけど、前に雨降ったときはすっかり忘れててさ。

オイラ的には、1stの「Appetite For Destruction」がネ申アルバムで、カセットが伸びちゃうまで聴いては、ダビングしなおして、またカセット伸びちゃうまで聴いてってぐらいだったんだけど・・・。

正直に白状すると、2ndのこいつと「Use Your Illusion II」の2枚はね、2、3回聴いた位で、あとは通して聴く事無かったんだよね。なんつーかさ、オイラ的には、捨て曲が多すぎって言うかさ。まとめて1枚に出来ただろ?って感じ。
たしか、当時のレコード会社に反発して、「録音した曲を全部入れた」とか「2枚組にするをのわざとバラバラで同時発売にした」とかって話だった気がする。
挙句に、LIVEじゃVoのW. Axl Roseが「Newアルバムは絶対に買うな!」とか、訳のわからん事を言ったとか言わなかったとか・・・・。

さっきも書いたように、捨て曲多い(あくまでオイラ的にね)し、2枚で3時間近くって、無駄に長いし、アルバムとしては、凄くまとまりの無い「Use Your IllusionI&II」なんだけど、やっぱ、リリース時に1位・2位独占しただけあって、曲だけを拾ってみると"いい曲"って言うか、"残る曲"ってのがそこそこあるよ。
オイラ的"残る曲"は""November Rain"であったり、"Don't Cry"だったり、ターミネーター2で使われた"You Could Be Mine"だったり、"Coma"だったりね。

今年は、アメリカでLIVEもやったみたいで、某B紙でも記事が出てたんだけどさ。
やっぱアクセル+バックバンドって感じだったみたい。3rdアルバムも、毎年の様に「今年中にリリース」って噂が出ては消えていくって感じで、はや数年。
今年もリリースは無いんだろうね。「もう、いいんじゃない?アクセルもよく頑張ったよ。」
「落ち目になって消えていくよりは、いっそ思い切って・・・・・。」って思うのは、オイラだけ??

やっぱさ、歳とっても現役で頑張ってる人とか、アリーナでなくてもクラブサーキットとかで頑張ってる姿が嬉しいってミュージシャンも居るけどさ、Gunsに関しては、どうしてもそういう感じになれないんだよね。「ドドドォォォッ!」って突き進んで、「止まった時点て解散」って。そんな感じで行って欲しかった。

2006-11-25

Leaves' eyes「Vinland Saga」


去年位だったかに、某B紙を見てて「Lana Lane」に出会ってからというもの、すっかりfemaleボーカルにはまったオイラ。まぁ、VIXENとか好きだったし、納得っちゃぁ納得なんだけどさ。
んで、いつもの様にお茶ノ水にあるDISK UNIONのHR/HM館に出向いたオイラ。
入り口近くにある新譜コーナーに”どどーん”と陳列されてたんが、このLeaves' eyes。
久々に「ジャケ買い」させて頂きました。(^_^;)

全然知らないバンドだったんだけど、ライナー読んだりWeb見たりしてみたら、どうやら"Theatre Of Tragedy"ってバンドを解雇されたVoのLiv Kristineと、その旦那のバンド"Atrocity"が合体して出来たバンドって事。で、Livの居たTheatre Of Tragedyは、初期の頃はゴシックメタルバンドだったんだけど、だんだんとエレゴス(電子音ピコピコ系ね)化してきたんだって。
で、Livは初期の頃のメタルに拘っててメンバーと対立→解雇って流れだったみたい。
なんか、話し合いとかも無くって、一方的に解雇宣告のe-mailが届いたと。
そのうちに「いいじゃん」でも取り上げる予定の"Night Wish"でも、似たような話がありましたな。
ちなみに・・・・最近でたTheatre Of Tragedyのニューアルバムは、ゴシックメタルに戻ってたそうな。なにやってんだか・・・。(-_-)

で、このアルバム。
こいつは、Leaves' eyesとしては2枚目で、めでたく日本デビューを果たしたアルバム。
コンセプトアルバムっぽい作りで、アルバムタイトルの通り、「Vinland Saga」っていうノルウェーの史実にもとづいたヴァイキングの物語。ちなみに、Livはノルウェーの人。なるほどって感じですな。
で、そのヴァイキングの物語に「夫の帰りを待つヴァイキングの妻」ってキャラクターを盛り込んだ歌詞になってんの。

んで、曲調はシンフォニックメタルって感じでさ、荘厳って言葉がぴったり。そこにLivのVoが乗っかるんだけどね・・・。
大抵この手のバンドのVoってオペラチックになりがちなんだけど、LivのVoは一味違うよ。
なんかね、浮遊感っての?フワフワした感じのソプラノヴォイスっての?
なんとも言えない、魅力的なVoが乗ってくる訳ですよ。もうね、メロメロ。
バックの音は、結構Gも歪んだ音だしてるし、ハードなんだよね(そりゃ、元々デスメタルやってた人達だしね)。そこにLivの声が絡むと・・・・あーら不思議。とっても聴きやすい、癒し系メタルに早変わり。
その中でも、シングルになったElegyは結構キャッチーで、普段メタル聴かない人でもイケルんでないかな?
とりあえず、PV見て頂戴。

Night Ranger「Midnight Madness」


今日の1枚は、Night Ranger(以下、NRね。)のMidnight Madness。
なんか、なつかしの80's特集みたいになってきたなぁ・・・。

で、こいつは83年発表の2ndアルバム。
4曲目のSister Christianが大ヒットしすぎちゃった為に、その後のNRの運命を決めてしまったアルバムですな。
確かに、Sister Christianは良いバラードだよ。オイラも嫌いで無い。ってか、好きな方だし。Hitして当然って感じはするよ。
ただねぇ、この曲のHitで、すっかりバラードHRバンドってイメージが付いちゃったよね。マネージメントの意向もあって、この後の7 WishesでもSister Christianタイプのバラードの"Sentimental Street"や、"Goodbye"ってな具合に、2曲もバラード入れるハメになっちゃったし。

でも、NRの真骨頂は、(You Can Still) Rock in Americaみたいな爽快なアメリカンHRや、Rumours in the AirやWhen You Close Your Eyesみたいな、メロディアスなHRチューンだと思うんだよね。
8フィンガー奏法のJeff Watsonと、Randy Rhoadsの後にOzzyんとこに居たBrad Gillisの派手なアーミング。やっぱ、これでしょ。
特に、When You Close Your Eyes。このPVを見て、「NR聴いてみよう!」って思ったんだよね。そうは言っても、お金の無い中学生。いつもどおり、友達にダビングしてもらったんだけどね。当時も、この曲ばっかり何度も繰り返して聴いてたなぁ。カセットだから、巻き戻しては再生。巻き戻しては再生。リピート機能のあるカセットデッキ買った時は、「なんて優れものなんだ!!」って感動したもんよ。

今も、BGMでこれを聴きながら書いてるんだけどさ、やっぱ名曲は何年たっても名曲だよね。
なんつーの?色あせないってーの?
サビの「When you close your eyes Do you dream about me」ってとこなんて、自然と口ずさんじゃうもんね。
車で高速走ってる時なんかにも、結構合うかも。出来れば海沿いを走るとこで、夏の晴れた日とかにね。

もし、アメリカンHRが好きで、万が一NR聴いたこと無いなんて人がいたら、絶対に聴いてみて。Van Halen(1984以降ね)とか、BJとか好きな人なら、きっと気に入ると思うよ。
Best盤でもこの曲は間違いなく入ってるから、それでもOK!




そんで、こっちは、Jeffの8フィンガーとBradのアーミングを堪能してくださいな。

2006-11-23

Bon Jovi「Bon Jovi」


本棚を占領し、なおかつあふれたCDが積み重なってるのをなんとかしようと思って、CDラックを買おうと一大決心した初冬の日。
とりあえず何枚あるのか数えたら、知らぬ間に700枚弱に増殖してて、すっかり戦意喪失したオイラです。みなさん、お元気でしょうか?orz

昨日、スカパーの契約チャンネルを見直して、MTVやらVMCやらを契約したもんでウハウハしながらVMC見てたら、80's特集なんてのをやっとりました。
そこで流れてたのが、Bon JoviのShe Don't Know Me。
PV自体はね、あの時代だからさ・・・・・。結構イタイよ。
お約束通り、メンバーの****な演技といい、「もうちっと考えて選ぼうよ」って感じのおねーちゃんといい。

しっかし、みんな若いや。1984年だから、今から22年前!オイラが中学1年の時だよ。
林間学校に行くんで、このアルバム買って愛用のWALKMAN DDと一緒に持っていったんだよね。
そうそう、だんだん思い出してきた。みんなが思い思いのテープ持って来てて、貸し借りしていろんなの聴いてたよ。DioやらIron Maidenやら初体験したのも、この時だったと思う。

このアルバムを買うきっかけになったのは、多分ラジオ。
当時、土曜の夜中3時から、ラジオ日本(当時はラジオ関東だったかな?)で、HR/HM専門の番組のRockTodayってのが放送されてたんだよね。そこでRunawayあたりが流れたんでないかな?

このアルバムは、今のBJからは想像もつかない正統派のハードPop寄りのHR。きらびやかなキーボードとエッジのたったギターに、サビではお約束のコーラスで、曲は総じてメロディアスって感じ。
デビューした84年に、西武球場であった「Super Rock'84」ってフェスにも参加して、オープニングアクト扱いながら、かなり盛り上がってたみたい。(ちなみに、他に出てたのは、WhiteSnake、SCORPIONS、MSG等々。この時のLIVEは、各バンド毎にビデオ&レーザーディスクで発売してたんだよね。まとめてDVDで再発してくれないかねぇ・・・。)

メンバーのルックスも手伝って日本で売れまくってさ、日本の歌手がカバーしてドラマの主題歌にもなったと思った。多分Runawayだと思うんだけど・・・・。はぐれもりをさん、覚えてる??オイラ、かなりあやふやな記憶なんだけど・・・。

この日本での爆発っぷりに、メンバー達は大喜び。2ndアルバムじゃTokyo Roadなんて曲まで作っちゃうくらいに日本贔屓になったそうな。
ただ、あまりの売れっぷりに天狗になっちゃった所もあって、日本のとある「THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINE」の編集長にお説教食らったらしい・・・。


んじゃ、メンバー達の若かりし頃の"恥ずかしい映像"をご堪能あれ。

2006-11-22

The Michael Schenker Group「Assault Attack」


今回は、「Rattにしようかな?」とか「やっぱAcceptで男祭りかな?」とか、色々考えてたんだけどさ・・・。なにやら、Michael Schenkerがまたやってくれたみたいなんで、今回はMSG。
で、なにやってくれたかってーと・・・・・。
先週、MSGの来日公演があったのね、んで東京は11/16と17で中野サンプラザ。そう、あの98年のUFOでの中野サンプラザを覚えている人、手をあげて!!
あれっ?誰も居ない??マジ?
オイラは見に行って無いんだけど、Netで色々調べてみた結果が以下。

1998年。UFOにMichaelが戻って、来日公演があったのね。
んで、東京は、今回と同じ中野サンプラザ。
順調にLIVEは進んで7曲目の終了後。おもむろにMichaelがマイクに向かって何か喋った後に・・・。
トレードマークのFlyingVをステージに叩きつけて、そのままステージを立ち去ってしまうという暴挙に出たのさ。たしか、Gunsでもアクセルがやっちまった事あったけど、あんな感じ。

で、今回だよ。
今回の会場も、中野サンプラザ。はい、もうお判りですね。
今回は、1曲目からヘロヘロ。ソロでもフレット間違えて、必死に正しいフレット探したりしてたみたい。
んで、2曲目。ソロなんか全然弾けなくて、弦の上で指スライドさせて誤魔化し→ステージから立ち去る。
?そして5分後?
Michaelは、なんとかステージに戻ったものの・・・・
3曲目も全く弾けない状態のまま、曲はギターソロの部分へ。
Michaelは、FlyingVをステージに叩きつけて、再びステージを立ち去り
2度とステージに上がる事は無かったと。
結局、残ったメンバーがG抜きで3曲目を最後まで演奏してからステージを降りてしまい、しばらくすると主催者がステージに現れて「中止」を告げると。
その後が、涙ぐましいんだけどさ。
Michael以外のメンバーがステージに現れて、とっても丁寧な英語での謝罪&振替公演の約束&精一杯のファンサービス。
まぁ、こんな結末だったらしい。
きっと、また酒にやられちゃったんだろうなぁ。さすがに、もう薬は無いと思うけど・・・。
酒はまた飲みはじめちゃってるみたいだし。

ネットで色々見てると、怒りまくりの人も居れば、「やりやがった!」って半ば諦め気味の人(元々、Michaelって失踪癖とかあったしね)、「伝説の現場に居合わせて、振替公演も見れてラッキー」って人、色々と居るみたいね。
だけど・・・振替公演が終わったら、もうMSGの来日は無いだろうなぁ。
日本で3度目だし、プロモーターも怖くて呼べないよね。(MSG時代にも、ライター額に命中事件があったの。)
Michaelも、損害賠償とか請求されるだろうし・・・・。今後がどうなっちゃうのやら・・・。

で、アルバムだ。
このAssault Attackは、オイラが初めて買ったMSG。それまではMSGってあんまり興味なかったんだけど、これはVoがボネなのよ。そう第一回のALCATRAZZで出てきた「やっさん」
ボネ好きなオイラとしては、買わずには居られない一品。
曲の方は、今回の来日で1曲目にやったAssault Attackをはじめ、キャッチーなDancer。
んで、ALCATRAZZやソロでもLIVEで必ず演奏するほど、ボネお気に入りのDesert Song等々。

ただ、ボネとMichaelのタッグは、この1枚だけなんだよね。
LIVEも、リハーサルGIGみたいな奴の時に、ステージから逃亡→脱退(パンツのチャックが壊れてて、社会の窓全開。しかも、下着つけてないという大事件orz)で、Bootの音源すら無いって状態。
この後、Voに前任だったGary Bardenを呼び戻したMSGだった訳なんだけど
アルバム出したばっかりだし、当然プロモーションもしないとイカンと。
で、シングルカットしたDancerは、VoをGaryが録り直してリリース&PV作成となった次第。
ただ、バックコーラスはアルバムのまま使ったみたいで、しっかりとボネの声が聞こえてるんだよね。しかも、Garyのリードよりも目立ってるの。確かに、声量の差は歴然だしね。

って事で、Dancer。MSGにしちゃぁ、かなりキャッチーな曲だよ。

2006-11-19

Vixen「Vixen」

明け方までしし座流星群見てて、すっかり体が冷えまくったオイラです。流石に今年は流星の量は少なかったけど、三日月がきれいだったし、人工衛星も見れたんで良しとしましょう。
で、今日はVixen。88年にデビューした女性だけのHRバンドね。前の世代には、GirlschoolやThe Runawaysなんかも居たけど、80年代のHR/HMバブルの頃のガールズHRバンドの筆頭的存在でしたな。
高校生だったおいらは、シングルのEdge Of A Broken HeartのPVみて、速攻でお買い上げ決定。
きらびやかでキャッチーな曲が気に入ったのと、なによりもVoのJanet Gardnerのハスキーな声。完全にやられたって感じ。
TVとかラジオとかでも、結構掛かってたんでそれなりに知名度はあったんだけどコアなのが命な奴ら(メイデンとかジューダス命や奴らね)からは、「所詮お嬢ちゃんバンド」って感じで見られてたねぇ。でも、実は結構な実力派揃いだったんだよね。

Dr.のRoxy Petrucciは、元々マダムXってバンド(Skidsのバズも一時在籍!)でデビュー済だったしDLRバンドの最終選考まで残ったって腕前。
B.のShare Pedarsonは、音楽学校でベースの元インストラクター。
Vo.のJanet Gardnerは、LAの地元紙で女性voのNo,1に選ばれてて、GのJan Kuehnemundは70年代中期からバンド活動してたって感じ。

この1stアルバムは、まさに80年代のアメリカって感じの音。ハードPOPよりのHRって感じで、女版BonJoviなんて言われてた気がする。たしかに、Slippery When WetあたりのBonJoviって言われれば、そんな感じもしなくもないかな???
で、このアルバムからEdge Of A Broken HeartとCryin'がHitして、アルバムもめでたくゴールドを獲得。ちなみに、女性HRバンドでは初の快挙だったそうな。

この後に2ndのRev It Upがリリースされて、これも好調だったんだけど、3rdアルバムのプリプロ段階で「メンバー間の意見の食い違い」って言うありがちな理由であえなく解散・・・。

その後98年に、Dr.のRoxyとVo.のJanet+別のGで再結成してアルバムも出したんだけど、これは全くの別バンドと見た方が・・・・。音はかなりグランジに影響された感じだしね。
オイラは結構気に入ってて、輸入盤買って毎日聴いてたんだけどね。やっぱ「またJanetの声が聴けた」ってだけで、かなり贔屓目に見てたとは思うけど・・・・。

その後、アメリカのVH1ってTVの企画で再結成LIVEをやったんだよね。
オイラはBootのDVD手に入れて見たんだけどさ、歳とったとはいえどもやっぱしJanetの声は最高でしたな。すっかりおかぁさんって感じのルックスになってたJanetとJan。んで、今でもRockerって感じのRoxyとShareって対比が印象的だった。

で、今はというと・・・
GのJan+全然別の面子でVixenとして活動してて、来年にはアルバムが出るみたい。
Liveの映像を見たけど・・・・・・やっぱJanetの声でないと・・・・。


そうそう、Edge Of A Broken HeartってRichard Marxが提供した曲なんだよね。こっちのVer.のPVに一瞬出てるんで、よく探してみてちょ。

・・・初のPV2つ貼り。どんだけVixen好きなんだよ!

2006-11-14

TOTO「Isolation」


えと、基本的に"HMV(ヘヴィ・メタル・ヴァカ)(c)ニンニン"なオイラではありますが、HR/HMばっかりでなく、良いもんは「いいじゃん!」って事で、幅広く聴いてるわけですよ。
んで、月曜の帰り道、「"はぐれ"からリクエストがあったなぁ」って思って、TOTOの"Isolation"を聴きながら帰ってきて、Rage Against the Machineとどっちにしようか悩みに悩んでたところ、左のLINKコーナーでもLINKしている、健全なる深夜バラエティー"RockFujiyama"でも、最後のコーナーでも、"Isolation"に収録されているバラード、"How Does It Feel"が紹介されて、「こりゃ、TOTOやれって事だよね」って事で、「はぐれ、おまたせ!!」

このアルバムは、オイラが初めてTOTOに触れた記念すべき?アルバムな訳で。
今を遡る事、20数年前・・・・。それまでのVoだったBobby Kimballが脱退して、2代目Voとして、元TRILLIONのFergie Frederiksenが加入して作られたアルバム。この人、元々はHRやアメリカンプログレハード畑の人なんで、このアルバムもTOTOの中では比較的HR寄りの作品になってますな。
ちなみに、最終オーディションまで残ってFrederiksenとVoの座を争ったのは、後にMR.BIGのVoとなるEric Martinだったそうな。もし、EricがTOTOに入ってたら、MR.BIGは無かったかもね。

話を戻して、このアルバムからの1stシングルが、3曲目のStranger in Town。
白黒の印象的なPVだったんだけど、どこのPV流す番組でもヘビーローテーション。FMでも、かなりのヘビロテっぷりだったわけですよ。たしかに、キーボードが目立つキャッチーな曲なんで、FMでも掛かりやすかったんだろね。
んで、友達がLP買ったっていうんで、早速カセットテープ持って友達の家にLet's Go!ですよ。
奮発してハイポジのテープでダビング。(ハイポジとかって判る人、どれくらい居るんだろ??)
家に帰って、愛用のWalkmanDDの再生ボタンを押すと・・・
疾走感のある気持ち良い"Carmen"から始まって、10曲目の軽やかなピアノが印象的な"Holyanna"まで。たしかにHR寄りではあるけど、やっぱりTOTO。バリエーション豊かな曲が目白押しでしたな。

当時は、やっぱしHR色の強い4曲目"Angel Don't Cry"が一番のお気に入りで、そればっかり聴いてた記憶があるんだけど、今になって聴いてみると6. Endlessや7. Isolation、10. Holyannaなんかも良い曲ね。

で、このアルバム。オイラの周りじゃぁみんな聴いてたんで、結構Hitしてたのかと思いきや・・・最高42位止まりだったんだって。
そんでもって、その責任はFergieに押し付けられ、哀れ1枚のアルバムで解雇。(ToT)/~~~
後任は、映画音楽で有名なJohnny Williamsをお父ちゃんに持つ"Joseph Williams"。
Joseph時代のアルバムも後々紹介していくんで、詳しい事はその時に。

ちなみに、国内盤のCDのお話。
去年「生産限定盤」として紙ジャケが出たんだけど、こいつはリマスターされてんのね。だから、もしも見つけられたら紙ジャケを激しくお勧め。
リマスターされてないCDも持ってるんだけど、これは明らかに録音レベルが低すぎ!
いやね、そんじょそこらの低さで無いんだよ。ヘッドフォンで旧CDを聴くでしょ?当然、そこそこの音量な訳ですよ。んで、次の別のCDを同じ音量で聴くと・・・・
「オイラのお耳がっ!!オイラのお耳が壊れちゃうぅぅぅぅぅ!!!dfbfuargbgnfhsdihd」って状態になる訳ですよ。実際に何度か経験したしね。
まじめな話、紙ジャケである必要性は全く無いんで、通常販売盤もリマスター盤にするべき。
ってか、してくれ!SONY!したら、高くても国内盤買うよ。

2006-11-10

VanHalen「5150」


左側のabout meのとこに、地味に写真なんか貼ってはみたものの、「誰一人、気がついてねーんじゃないの??」ってプチ不安になってるオイラです。みなさん、コンバンワ。
このBlogにも、ちょくちょく遊びに来てくれる"はぐれ"から、TOTOのリクエストなんざ有ったわけですが、今日はVanHalenの「5150」です(^_^;)。TOTOは、そのうちやるから、もちっと待ってて!

でもって、このアルバム。ちなみに「5150」ってのは、ロスの警察で使われてる暗号で、"犯罪を犯しそうな狂人"なんだそうな。それと、もひとつは、ギターのEdward Van Halen(長いんで、以下エディー)の自宅地下室にあるスタジオの名前が「5150」なんだって。

VanHalenといえば、エディーのライトハンド奏法と、David Lee Roth(これも長いんで、以下デイヴ)のノー天気なパフォーマンスってのが一番最初に出てくるイメージだと思うんだけど、一個前のアルバム「1984」のリリース後にゴタゴタがあって、デイヴと他のメンバーが喧嘩別れ(一説には、クビって話も・・・)して、新Voに、Sammy Hagar@Mr.Voice Of America(以下サミー)を迎えての、第二期VanHalen1作目。
最初は、「デイヴ以外がVoなんてVanHalenじゃ無いやいっ!」なんて思ったオイラだったけど、アルバム聴いてみたら、あらびっくり!。サミーのハスキーな声と、VanHalenサウンドがぴったり。確かに、1stや2ndの頃とは違うけど、明らかに「1984」の流れを汲む曲が目白押しの、「これぞ、アメリカンロック!!」って感じ。

そういえば、同時期にデイヴもネ申ベーシストのBilly Sheehanと、やっさんとこから引き抜いた変態ギタリストSteve Vaiなんかと一緒に1stソロアルバムを出してて、1曲目の"Yankee Rose"が大ヒットしてたんだよね。ギターソロに入る前に、デイヴが喋って、Vaiがギターで答えるってのが印象的なんだけど。んで、「5150」聴いてみたんだけどさ、1曲目のGood Enoughでも、やっぱギターソロに入る前に、サミーが喋ってるんだよ。リリース年は両方とも1986年だから、どっちかがパクったとも思えないし、やっぱ曲の原案は、デイヴが居た頃から出来ていたんかいな?って思えたんだよね。

そんな1曲目から始まって、2曲目の「オンエアしてくださいな」って匂いプンプンの"Why Can't This Be Love"(いや、良い曲だよ。キャッチーで)、3曲目のスピードチューン"Get Up"と続くんだけども、その後の4曲目ですぜ、旦那!もうね、VanHalenの数ある曲の中で、オイラ的NO.1に輝き続ける、超名曲"Dreams"!!!
イントロのメロディアスなキーボードから始まって、ギター、ドラム、ベースが一気に絡んでくるとこで、鳥肌たってくるでしょ。そんで、サミーがハスキーな声で搾り出すように歌うと。ぶっちゃけ、いまだに通勤時に電車に乗ってる間、ずっとリピートで聞いてる位に最高な曲。

オイラに記憶が確かなら、残念なことに、この曲のPVは作られなかったと思ったんだけど・・・・。ようつべさんとこで検索してみたら、なんか出てきたんだよね・・・・。でもってさ、メンバーなんか映ってなくて、ずっとアメリカの戦闘機が飛んでる映像なの。これってオフィシャルなんかな?誰か知ってる人いたら、教えてぷりーず!

疑惑のPVは、こちら。

2006-11-08

FreeTEMPO「THE WORLD IS ECHOED」


今までのエントリーを見返してみると、「"Luka"以外は、見事にHR/HM系の音楽しか紹介してないよねぇ。」なんて思った初冬の夜。
ここいらで、いっちょ音楽的な懐の広い所も見せておかないとイカンかいな??って事で・・・・・。

はいっ!「いいじゃん!」初の邦楽登場です。しかもだよ!HR/HMとは正反対に位置するような、オサレな音楽だよっ!。これにゃ、"はぐれMBA""もりをさん"もびっくりだろ?(^_-)-☆

って訳で、今日の1枚は、"FreeTEMPO"の2ndアルバム。"THE WORLD IS ECHOED"。
こいつとの出会いは、スカパーの釣りビジョン。ここで放送されてる番組のエンディングテーマとして、2曲目の"Sky High"が使われてたんよ。
でね、このエンディングってのがさ、その日に放送したカットが写真みたいに映されて、パーソナリティーってか、出演してる釣り人が感じた事とか、想いとかを喋るのよ。そのバックで"Sky High"が流れるんだけど、映像と喋りと曲の見事なマッチング加減がオイラの心を揺さぶった訳さ。

もの悲しげなピアノのイントロから始まって、シンセドラム?(リズムマシンっぽい気もするけど)が被さってくるの。その後に入ってくるVoが、いまいちアレっちゃぁアレなんだけど、でも曲の良さがカバーしてるから、全然OK牧場。
オイラってば、Twilight Timeっつーか、夕暮れ時っつーか。夕方と夜の境みたいな時間(意味、わかってもらえる??)が一日の中で一番好きなのね。西の空は薄明かりで、東の空はもう暗いって時間。そんな時間にぴったりの曲なんだよ。
車に乗りながらでも良し。歩きながらでも良し。とにかく、その時間帯にこの曲を聴くと、なんともいえないんだよね。

"Sky High"以外に収録されている曲も、やっぱオサレ系?
なんか、街に似合う曲って感じ?
acid jazzっつージャンルになるのかいな?
まぁ、オイラ的には、音楽のジャンルはGoodMusicとBadMusicしか無いんで、acid jazzだろうが、HR/HMだろうが、Popsだろうが関係無いんだけど。

んでね、邦楽で、しかもインディーズから出てるアルバムなんで、いつもお世話になってる"ようつべ"にも流石にPVは無かったんよ。
とりあえず、FreeTEMPOのオフィシャルページに行くと、いろんな曲が試聴できるんで、もし気になったらリンクをポチっとしてみて頂戴。
とりあえず、オイラ一押しの"Sky High"はこれね。
  ↓
"Sky High"

Flyleaf「Flyleaf」


スカパー釣りビジョン見てたら、うっかりうたた寝してまい、さっき目覚めたオイラです。
えー、季節の変わり目ですが、みなさんお風邪などめされていませんでしょうか?
オイラの周りでは、風邪炸裂中でみんなが軒並みやられとります・・・。
そんな中、すでに先週のうちにお風邪様の先例を受けている、流行先取りのオイラ・・・。

さてさて、今までのエントリーを見返してみると、ものの見事に80'sが大半を占めていて、すっかりLiving in Pastっぷりを発揮しているわけですが「しっかりと新しいもんも聴いてますよ!」ってアピールです。
そんな今日は、Flyleaf"Flyleaf"

こいつとの出会いは、ある夏の夜。いつものように、会社帰りに某ヨドバシAKI○Aの上にある本屋さんで
某THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINEを立ち読みしていた時の事。
前に出てきたWithinを筆頭に、NightWishやらLeaves' eyes、Edenbridgeっていった、femaleVo.のバンドにはまってたオイラの目に飛び込んできたのが、某B紙には似つかわしくないルックスの"Lacey"@Voだったわけですよ。なんかね、インタビュー記事読んでると、可愛い感じのルックスの癖に、デス声ばりのスクリーミングヴォイスを使いこなすとか書かれてるじゃない。しかも、デビューアルバムが出て間もないってのに、LOUD PARK06に参戦。LIVEハウスながら、単独公演も決定!とか書いてあるじゃない!もう、気になって仕方なくなって、声に出さないように頭の中で「Flyleaf」「Flyleaf」「Flyleaf」「Flyleaf」ってリフレインさせながら、同じフロアにあるタワレコに直行ですよ。(No Music No Lifeって良い言葉だねぇ・・・・)

したらね、HR/HMの試聴コーナーにデカデカとディスプレイされるよ。わざわざ、必死こいて頭の中でリフレインさせるまでも無かったね。
んで、早速試聴。
1曲目のイントロ・・・・歪んだベースがうねるようにリフを奏でてて、(この時点で「お買い上げ!!」って思ったんだけどさ)そこにLaceyがささやくようにVoをかぶせてくるわけですよ。「ありゃ?こりゃやっぱしルックス通りのお嬢ちゃんVoかな?」なんて思ったら・・・・。
「 I will breaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaak!! breaaaak!」ってデスメタルですか??って位のシャウト。鼻血でるかと思いましたよ。危うくタワレコでヘッドバンギングするとこだったさ。
もうね、一曲目のI’m so sickを聴き終わる前に意識失って、気がついた時にはタワレコの黄色い袋抱えて、エスカレータに乗ってるオイラが居ましたよ。

そそくさと、いつもの3.8割増しの速さで家に帰って、早速CDのPlayボタンをポチっとな。(もちろん、ヘッドフォンして、爆音でね。)
ジャンル的には・・・・ヘヴィロック?オルタナ?とにかく、Nirvana系。まぁ、メタルって感じじゃないけども、かなりいい感じにオイラの好み。
なによりも、LaceyのVoがね。ウィスパーヴォイスから絶叫まで使いこなしてて、なんつーの?ツンデレ?とにかく、すっかり夢中になっちゃた訳ですよ。
ちなみに、Flyleafってのは、本の表紙と中身の間にある白紙の事なんだって。ストーリーの前後に頭を空白にさせる意味であるらしいんだけど、そういう存在になりたいって事でFlyleafってバンド名にしたそうな。

そんじゃ、Laceyの絶叫をとくとご覧あれ。。



2006-11-07

Journey「Frontiers」


今日は、産業RockつながりでJourney。(だから、悪い意味で産業Rockって使ってる訳じゃないってばっ!)
この"Frontiers"は、オイラが初めて買ったJourneyのアルバム。確か渋谷のタワレコで、何故かLPでなく輸入版のミュージックテープだったはず。なんでミュージックテープにしたんだろ??全然思いだせん。

Journeyとの出会いは、前にも出てきたTVKのミュートマ。ここでSeparate WaysのPVが流れたんだけど、歌ってるVoはなんと萩原流行!
しかし、んな事はどうでも良くなる位な曲のカッコ良さにやられてチャリンコかっ飛ばしたって訳。多分、LPよりも安かったんだろうなぁ。何せ中学生だもんね。おこずかいなんてたかが知れてるしね。
で、今になってPV見てみると、あまりにものトホホさにやられちゃいますな。
まぁ、80年代だなぁ・・・・って感じのさ。無意味に出てくるおねーちゃんといい、ぎこちないメンバーの演技といい。(おねーちゃんの衣装も、80年代だねぇ)
まぁ、曲が良いんで結果オーライなんだけどね。
このアルバムからは、他にも"Faithfully”や"Send Her My Love"なんかがヒットしたような気が・・・・。オイラ的には、"Send Her My Love"は結構お勧め。キーボードとギターがすげー効果的に使われてる名バラードに仕上がってますな。

このアルバムの後、Voのペリーさんはソロアルバムを出して、"Oh Sherrie"なんかが大ヒットしちゃったもんだからさぁ大変。Journey崩壊の序曲がはじまちゃった訳ですな。いや、ペリーのソロアルバムも大好きだよ。アナログでも持ってるし、CDでも買いなおしたし。でも、崩壊の原因になったのは確か。(ToT)
この後、もう1枚アルバム作るんだけど、そのときには既にJourneyっていうバンドとしては機能していなくて、結局解散に至ると。(まぁ、その後にしっかり再結成すんだけどね)

そういう意味からも、Journeyがバンドとして機能していた時のひとつの節目となるのが、このアルバムじゃないかと、オイラは勝手に考察しとる次第です。
ちなみに、今はペリーさんそっくりに歌える"スティーブ・オウジェリー"って人がVo。(スティーブ・Oh Sherrieじゃないよ!)ただ、病気だか怪我だかで、こないだのツアーは"ジェフ・スコットソート"ってYngwieのとこで昔歌ってた人が代役になってたはず。

では、トホホなPVをとくとご覧あれ。

2006-11-06

HEART「BAD ANIMALS」


前回のエントリーをアップした後に気づいたんだけどさ、「いいじゃん!」に来てくれる人って、なにも男ばっかじゃ無いんだよね。てか、下手したら、女性の方が多いかもって位に、限られた読者に向けて発信中の「いいじゃん!」です。(^_^;)

てなわけで、今回は、「洋楽をカラオケで歌ってみよう!for female」
そういえば、会社の前の部署には、SkidsやらNIRVANAやら歌いこなす娘が居て、かなり気合入ってたんだけど、そこに行き着くまでには練習が必要ってことで。(その娘もボーカルレッスンとか通ってたしね。)

「カラオケ行ったら、ノリの良い曲歌いたいよ!」って人が多いとは思うけど、やっぱ洋楽歌うのに慣れない内は、スローな曲できちんと英語発音できるようにした方がカッコいいと思うんだよね。(オイラだけ?)
まぁ、スローだけどノリ良い目なとこなら、"Evanescence"の"Bring me to life"あたりなんざ如何でしょ?ただし、これって男Voも絡む曲なんで、歌えるお兄ちゃんが居る時限定ですが・・・。(まぁ、お姉ちゃんでも良いんだけどさ)
後は、正統派バラードとしては、"Open Arms"。Mariah Carryもカバーしてるんだけど、ここであえてJourneyバージョンを入れましょう。洋楽好きの気になるあの人も、「おっ!あの娘、ツウだな」って一目置いてくれる事うけあいです。(イカン。はぐれみたいになってきた・・・。)
この曲は、映画とかで使われてたから、普段洋楽聴かない人でも、知ってる人多いと思うです。あとは、結構定番かも知れないけど、"Madonna"の”"Crazy For You"あたり?これなら、結構簡単だと思うんだけど。

で、オイラ的に、これ歌ったらキテルで!ってのは、"HEART"の"Alone"。ぶっちゃけ、VoのAnn姉さんバリに歌いこなすのは、かなり厳しいかと思うけど・・・。これ歌われた日にぁ、見る目変わるかも。(って、高校の頃のオイラは、ギターのNancyが大好きだった訳だが・・・・)

この曲が入ってる"BAD ANIMALS"は、HEARTの第二次全盛期に出たアルバム。前作の"HEART"が、うまいことHR/HMブームに乗っかって大ヒットして、それまで低迷してたHEARTが生き返ったっていう時代の作品ですな。前作は、HRナンバーからPopナンバー、バラードまでバリエーション豊かなアルバムだったんだけど、その中でも、"Never"とか"These Dreams"、"Nothin' At All"っていったPopナンバーがHitしたもんで、その延長線上に作られたアルバム。
とはいえ、HR/HM野郎だったオイラにも十分満足できたハードポップアルバム。
今回紹介した"Alone"をはじめ、"Who Will You Run To"や"There's The Girl"っていった、いかもに80'sって感じの、"エッジの立ったギター"に"キラキラキーボード"のバッキングに、Ann&Nancy姉妹のVoが乗る、簡単に言っちゃうと産業Rockですな。いや、悪い意味で使ったんでないよ。産業Rock大好きだしさ。

今は、原点回帰で初期の頃っぽい音になって、LIVEじゃ昔みたいにZEPのカバーもやってるみたい。これはこれで好きなんだけど、この頃の産業RockHEARTも一度見ておきたかったなぁ・・・・。ブートでもいいから、LIVE映像ないかねぇ・・・・。

2006-11-04

Skid Row「Skid Row」


世は3連休だってのに、すっかり箱ティッシュとお友達になって、おとなしくしてるオイラです。
相互リンクしてもらってるはぐれMBAのブログで英語の上達法なんてエントリーの中で、またまた「いいじゃん!」を宣伝してもらってるんで、今回は「勝手に連動企画」かましてみたいと思います。
で、選んだアルバムは"Skid Row"のデビュー作。BON JOVIの弟分なんて触れ込みでデビューしてきたんだけど、音的には、BON JOVIよりも100万倍位HR。VoのSebastian Bachを筆頭に、メンバーのルックスからアイドル的な扱いを受ける事もあったけど、中身はかなり骨太です。デビュー作だけに荒削りな部分もあるっちゃぁあるんだけど、若さとパワーで突っ走って、それがいい方向に作用した代表。

で、ここから連動企画ね。(^_^;)
歌詞カード見ながら一緒に歌うってのは、基本中の基本だよね。でさ、ある程度歌詞も覚えて、メロディーもつかめてきたら、今度は仲間とカラオケに行った時にお披露目しちゃいましょ!。
結構ね、自分じゃ歌えてたつもりでも、いざカラオケとかでソコソコの音量で歌うと「だめじゃん!」って事あるからね。
それをバネにまた練習。これで繰り返し英語のお勉強と歌のお勉強、両方が出来ちゃうっていう作戦。
で、選曲なんだけど、"Youth Gone Wild"なんてカッコいいよね・・・・。歌えればさ。自信たっぷりのあなたは、是非チャレンジして下さい。
で、オイラを筆頭にコテコテの"じゃぱにーず・がいず"は、もうちっとスローな曲から始めるのがよろしいかと。
そこで"I Remember You"ですよ。バラードとは言え、そこはSkid Row。「I'd live for your smile and die for your kiss」なんて甘い歌詞を、骨太なHRバラードに仕上げてますぜ。
って事で、おなじみの"ようつべ動画"。今回は古い曲なんで、画像はアレだけど、なんと歌詞のテロップ付。練習して頂戴な。

2006-11-03

Within Temptation「The Silent Force」


えー、熱出して、2日ばかし仕事休んだオイラです。
なんとか熱は下がったんだけど、薬飲んでずっと寝てたもんだから、こんな時間になってもギンギンに目が冴えとります。

Blogはじめたのが10/29で、最後のエントリーが10/31。すっかり3日坊主で終わると思ったあなた!、残念ながら、「いいじゃん」は続くのだよ。

とはいえ、病み上がりでSlayerとかは厳しいんで、癒し系な"Within Temptation"の3枚目。"The Silent Force"。
所謂、ゴシック/シンフォニックメタルって分類になるのかいな?。女性Voとシンセがキラキラって感じの音。で、このVo、"Sharon den Adel"が、一部じゃ「メタル界のEnya」なんて言われてんだけど、確かに納得。歌は1億万倍位Enyaの方がうまいけど、Sharonの声はなかなか癒されますな。
で、LIVEのDVDなんか見てるとね、なんか一所懸命さが伝わってくるんだよ。いい意味で。そんで、やっぱLIVEのDVD見ててびっくり仰天なのは、最前列に女の子がいっぱい。
そりゃさ、オイラが中学、高校の頃はRattやらPoisonやらHanoi Rocksみたいに、女の子に大人気みたいなバンドあったし、女性でも、気合入りまくりでACCEPTやらMegadethやら好きな人も居るけどさ。WithinのDVDで最前列に居る子達って、なんか普通の子・・・・。って言い方変かもしれないけど、Top40とか聴いてるような子が陣取って、Sharonのステージアクション真似したりしてんだよね。もちろん、オイラたちのお仲間、「俺はMetalが好きだぜっ!!」ってお兄さん達もいっぱい居るわけなんだけど。
で、このSharon。ステージでの暴れっぷりがとっても素敵。ロングヘア振り乱してヘドバンしてみたり、なんか両手クネクネさせて踊ってみたり・・・・。
先月、幕張であったメタルフェスの"LOUDPARK06"で初来日したんだけど、その時も、きっと両手クネクネさせてたと思う。オイラは当日行けなかったんだけどね。(T_T)
別の日に単独でやっても、ある程度集客できたと思うんだけどなぁ・・・・。てか、今度はWithinと同じ系統のバンドを呼んでゴシック/シンフォフェスってのどぉ?
とりあえず、ブートで当日の音源はチェックしたんだけど・・・・(Netってすごいね。すぐに音源とかアップされるし。西新宿もだんだん寂れてくるわけだよ。)他の出演バンドから考えると「浮いちゃうかな?」って思ってたんだけど、なかなかどうして。結構盛り上がってたよね。なんかMCでは、流暢な日本語まで披露してたし。相当練習したんだろうなぁ。フェスとは言え、なんたって初の日本公演だしね。気合入ってたと思うよ。

で、ここまでWithinのLIVEの事書いてきてなんだけど・・・・・。オフィシャルでは2枚のDVDがリリースされてるんだけど、悲しいかな、日本版は無いんだよね。オイラがもってるのも、Amazon.ukで買った奴。ただね、"The Silent Force"には、DVD付の特別盤があって、コイツに5曲だけだけどLIVEが収められてるから、もしこれから買うって人はDVD付探して買ってくらはい。ロードランナーJapanさんも、日本版のDVD出しません?そこそこ売れると思うんだけど・・・・。

・・・・・なんかLIVEの事ばっかり書いてて、アルバムの事全然書いてないね。この3枚目の
"The Silent Force"は、いわば日本での再デビュー盤。1stは日本盤が出てたんだけど、2ndは出てなかったんだよ。で、その2ndが結構売れたんで、メデタク日本再デビューと。
1stや2ndに比べると、だいぶメタルっぽさは薄れてきてるから、普段メタル聴かない人でもいけるんでないかな?
かと言ってメタル好きな人には物足りないか?っていうと、そうでも無い。っていうか、オイラは大好き。歪んだギターにキラキラしたキーボードの音、そこにSharonの癒される声が乗っかってくると、もうメロメロですな。
基本的に、マイナーコードの曲が多いんで、哀愁系大好きな人にはたまらんかと思われますです。
そんなわけで、病み上がりの今日は、静かなバラードの"Memories"。