2007-01-31

KISS「Greatest Kiss」


気がつくと、最初の更新ペースはどこへやら・・・。すっかり週刊「いいじゃん!」になってる事に気づいた晩冬の夜。みなさんお元気でせうか?
オイラは、ずっと風邪が抜けきらなくて、思考能力3割減(オイラ比)

で、今日はKISSね。
なんかKISSとかAeroとかって、何時かやるつもりではいたんだけど、あまりにもベタ過ぎるんでついつい後回しにしちゃってたんだよね。
しかーしっ!今回は正しい「ようつべ」の使い方的な動画見つけたんで、KISS行きますわ。
で、オイラが初めてKISS聴いたのって、実は小学生の頃でさ。
当時、土曜の朝7時から日本テレビで「モーニングサラダ」って番組やってたんだよ。なんか、西条秀樹とか、売れる前のとんねるずとか出てたの。
そんで、その番組のオープニングでKISSのPVが使われててさ。子供心に「なんじゃ、こりゃーっ!!」って思ったわけさ。
だってさ、いきなり顔白塗りで、星とかネコのヒゲとかコウモリとかのメイクしてんだぜ。たしか、その番組でUnmaskedってアルバムに入ってた”Shandi"って曲のPVみたんだと思ったな。やけにPopで優しい感じの曲で、メイクとのギャップにずっこけた覚えがあるから。

そんで、その次に聴くのが、HR/HMに目覚めちゃった中学になってから。
一時期、LIVEアルバムに凝ってた時期があってさ。んでLIVEアルバムといえば、DeepPurpleのLIVE IN JAPANにThin LizzyのLive And Dangerous。そしてKISSのALIVE。
ここで、久々にKISS聴いて、Detroit Rock CityやRock And Roll All Nite大好きになったわけさ。
で、その当時、リアルタイムなKISSはというと、思いっきり素顔で活動してて、HM色を強くしてた頃だったんだよね。AsylumってアルバムからTears Are Fallingなんて、思いっきりBonJovi路線の売れ線シングル出してHitしたりもしてたけど、ALIVEの頃とは別物って感じがしてたんだよね。


じゃ、ALIVEの頃。要はメイク時代のKISSってどんな音なのよ?ってーと・・・・。
もうね、王道アメリカンR&R。みんなで騒いで楽しもうぜっ!!って感じの音かな。
HR/HM好きはもちろんだけど、それ以外の広い層にアピールできる曲やってたね。
そんなバラエティー豊かなKISSの中でも、今日紹介する曲は異色中の異色。
ちょうどKISSがどん底の時代で、世はディスコブーム真っ盛り。
KISSも起死回生を狙って、ディスコチューン作っちゃった!!って曲。
日本じゃ、一時期カメラのCMで子供達がKISSメイクして替え歌歌ってたんで、知ってる人も多いでないかな?
て事で、I Was Made For Lovin' You!




んで、これが”正しい「ようつべ」の使い方的投稿ビデオ”ね。

2007-01-24

Evanescence「The Open Door」



てな事で、来日中なんでEvanescence。
1stアルバムの"Fallen"が馬鹿みたいに売れまくったおかげで、中古屋で300円で叩き売りされてた所を捕獲したのが、Evaとの出会い。ホントは、Daredevilって映画で1stに収録されてるBring Me To Lifeって曲が使われてて、そこで聴いてるんだけど・・・・なんか、映画と一緒に忘却の彼方に消え去ってたんだよね。

んで、当時はWithin TemptationやらLeaves' eyesみたいな"female vocalの所謂ゴシックメタル"ってのにハマってた頃で、正直1stの感想は「まぁいいんでない?ちょっとヘヴィロック寄りだけど」って位だったんだよね。そんでも嫌いな方じゃなかったんで、この2ndが出たときも、発売日にタワレコ行って買ってきましたよ。初回限定のDVD付って奴。
最初はね、「まぁ1stからの正常進化かね?」なんて思って聴き始めたんだけど、だんだんと聴き進んでいく内に、「これって、スルメイカタイプかも?」って感想に変わっていったんよ。たしかに、1stの方がキャッチーな曲が多かったんで、普段ヒットチャート物しか聴かない人にもすんなり入っていった部分があったと思うんだけど、この2ndはもうちっとRock色が強くなった感じ。聴けば聴くほど味が出てくるって奴。
んで、おまけのDVDとかみてたら、1stリリース後に曲作りしてたGが脱退してたんだよね。
そんなわけで、このアルバムではVoのAmy Lynn Leeが曲作ってるみたい。そんなあたりが、1stと2ndのちょっとした違いで出てきてんのかね?

この2ndは、リリース当初は結構酷評されてたんだけど(日本だけ?)結局ビルボードとかでも、上位に入って(1位とったんかな?)なんだかんだ売れてたみたいね。
そんな2ndアルバムから、1stシングルのCall Me When You're Sober

2007-01-18

User of a common name「Freeway」


っつー事で、2度目の登場のUser。
バンドのことは、前回のエントリーで書いたんで、そっちを見てね。

左側のlast.fmのオイラチャート見てもらえると判るように、Overall Top Artistsの不動の1位がUserな訳ですよ。もう、毎日の様に聴いてる訳。ここまで聴きまくったのも久しぶりって位。

で、このFreewayってアルバムはUserの2ndアルバム。前作の「User」がキャッチーな曲満載で、そこそこ売れたみたいなんだけど、この2ndは前作ほどの評判を聞かないんだよね。
確かに前作のキラーチューンだったDo youみたいな、夏・突き抜ける青空みたいな曲は無いんだけど、聴きこんでくと「正常進化」って言葉が見えてくるアルバムだと思うよ。
深読みしちゃうと、1stは「とりあえず、みんなを振り向かせる為に造り込まれた曲満載」2nd
は「本当にやりたいのはこっち!」みたいな感じなのかな?とも思えてくるし。

で、さっき「前作のキラーチューンだったDo youみたいな、夏・突き抜ける青空みたいな曲は無い」って書いたけど、どうしてどうして1曲目のDon't Stop Loving Meなんて、Do youに匹敵する位の名曲だし、3曲目のMiss Wantedは「昭和のアイドル歌謡」っぽいメロディーなんかも出てきて、オイラ達世代にとっては、どこか懐かしい香りもしたりして。
そうかと思えば、タイトルチューンのFreewayじゃ、しっとりと聴かせたり。

そんで、このアルバムリリース後に来日して、Liveやったんだよね。渋谷のLiveハウスだったけど。
で、その模様と新曲4曲+LiveDVDをあわせて発売。
ええ、買いましたとも。
流石に、ハコがハコなんで音響はイマイチ。
パフォーマンスは、「若いさで突っ走ってるね。」って感じなんだけど、今後に期待できる感じかな?
確かに上手って言える程じゃ無いんだけど、十分及第点。
一緒に収録されてる新曲を聴く限り、次のアルバムも期待できそうな感じだね。
次は、もうちっと大きなハコで日本ツアーしてくれないかな?

で、オイラお気に入りなだけあって、今回は豪華3曲立て。
まずは、アルバムのオープニングチューン"Don't Stop Loving Me"
続いて、3曲目昭和歌謡ばりの"Miss Wanted"
で、おまけに前作のUserからキラーチューンの"Do you"
3曲続けてどーぞ。






2007-01-14

AC/DC「Blow Up Your Video」


「いいじゃん!」にちょくちょく遊びに来てくれる”もりを&じょにま”夫妻Withアクセル@ポップ魂のオーストラリア出発がいよいよ近づいてきたんで、今日はオージーバンド。
で、オーストラリアって言えば、「いいじゃん!」的にはAC/DCを出さない訳にはイカン訳ですよ。

「日本じゃ、本国やアメリカ、欧州に比べて評価が低すぎ」ってフリードマンさんも言ってる位なんで、知らない人の為にWikiから引用。
【AC/DC(エーシーディーシー)は、アンガス・ヤング、マルコム・ヤングのヤング兄弟を中心にオーストラリアのシドニーで、1973年12月に結成されたロックバンドである。 バンド名の由来は掃除機の裏側に「AC/DC」と書かれているのを見て、ヤング兄弟の姉が当時から大音量で演奏していた彼らに対して、掃除機に例えて名付けたそうだ。】

元々、Bon Scottって人がVoで、"Let There Be Rock""Highway To Hell"ってアルバムがヒットしてたんだけど、1980年2月19日Bonが友人の車中で死亡しているのが発見されたんだよね。
死因は、睡眠中に嘔吐物を喉に詰まらせての窒息死。この日、ロンドン市内で友人と呑んでて、その後の事だったらしいんだけど、ヘロインの過剰摂取や、排気ガスを引き込んでの自殺等、様々な噂があって、中には友人のアリステア・キニアーは存在しない人物であるというものまであったそうな。

で、その後バンドはBrian Johnsonを新Voに迎えて、"Back in Black""For Those About to Rock"ってヒットアルバムを出すんだけど、その後低迷。

今日紹介する"Blow Up Your Video"は1988年リリースで、それまで低迷してたAC/DCが再ブレイクしたアルバム。オイラが初めて買ったAC/DCのアルバムがこれ。
実は、初めて聴いたAC/DCは低迷期真っ只中の"Fly On The Wall"ってアルバムで、ぶっちゃけピンとこなかったんだよね。
ただ、この"Blow Up Your Video"の1stシングル HeatseekerのPVを見た時に「かっちょええ!!」って今までのAC/DCの印象が180度変わったのさ。

ちょうど同じ頃にKIXなんかが売れてて、オイラも気に入ってたんだよね。KIXもAC/DCタイプなんて言われてたんで、下地は出来上がってたわけだ。

で、AC/DCって言えば"偉大なるワンパターン"って言うか、タテノリRock一直線って感じ。このアルバムも確かにその通りなんだけど、上手い具合に80年代っぽさも取り入れてて、結構聴きやすい感じ。
あとは、GのAngus Youngのステージ衣装も"偉大なるワンパターン"だね。半ズボンにネクタイ締めてブレザー姿っていう、学校の制服みたいな奴。昔はランドセルも背負ってたんだけど、最近はランドセル背負ってないみたいね。


そうそう、これもWikiに書いてあったんだけど、メルボルンにあるコーポレーション通りって通りの名前が、2004年10月1日に同市議会によってACDC通りと改名されたんだって。
これが、その通りのプレートみたい。ちゃんと稲妻マークも入ってるね。



2007-01-11

Hanoi Rocks「Million Miles Away」


前回のNightwishが、Finland出身の"ミセスはぐれ"に「知らない」と一蹴されたんで、もういっちょFinlandのバンド。って・・・・Hanoi Rocks(以下、ハノイ)なら知ってるか?って言われても、「微妙」としか言えないんだけどさ・・・。

で、このハノイ。1980年にヘルシンキで結成されたR&Rバンド。VoのMichael Monroeによると、バンド名の由来はヘロインだそうな・・・。
「バスの中だった、アンディとバンド名を考えていた。チャイニーズロックス、ハノイロックス、どっちもヘロインの名前だよ。チャイニーズロックスはJ.サンダースの歌でもう使われているし、ハノイロックスっていうのがかっこいいからそれに決めた。」
ここで出てくるアンディってのは、GのAndy McCoyね。

で1981年に本国でデビューして、82年にはイギリス、日本でデビュー。84年にアメリカ進出を果たして、Mötley Crüeのメンバー達と意気投合。12/7にMötleyのDs、Tommy Leeの自宅でのパーティーに参加すんだけど、途中ヘロヘロに酔ったMötleyのVince Neilが運転する車で、ハノイのDs、RAZZLEが買出しに出かけるんだけど、そこでVinceがコントロールを失って、車は対向車線へ・・・・。
そして対向車と正面衝突して、RAZZLEは帰らぬ人へ・・・・。
その後、BのSam Yaffaが「誰か他の人間とプレイすることなんて考えられない」と脱退。
残ったAndy McCoyとMichael Monroeは、新しいメンバーを入れてハノイとしての活動継続を試みるんだけど、新メンバーと上手くいかずに解散すんだよね。
Thin Lizzyがそうだった様に、ハノイも解散後に後続のバンド達からリスペクトされて、評価が高まっていったんは、なんとも皮肉な結果。

でも、ハノイは死んでなかった訳ですよ。2002年には再結成してアルバムリリース、ツアーにも出て今もハノイを継続中。

で、このアルバム。ぶっちゃけるとベスト盤です。カセットではオリジナルアルバムで持ってたんだけど、色々とCDに買いなおしてる時に、他のバンドで手一杯になっちゃって、ハノイはベストで済ませたってのが真相。

ハノイの音楽性としては。。。。。R&Rとしか言い様が無いね。けっしてHR/HMの範疇にくくれるもんじゃ無いよ。New York DollsやThe Rolling Stones、Aerosmithみたいな感じのR&Rバンド。
CCR(Creedence Clearwater Revival)のUp Around the Bendのカバーや、代表曲のDon't You Ever Leave Me、Malibu Beach Nightmareなんかが入ってるアルバムなんだけど、今日は1stアルバムに収録されてるTragedy。1stアルバムに収録されてる曲にして、その後のハノイを物語ってるようなタイトルの曲だけど・・・。
ぶっちゃけ、演奏ヘタクソだよ。デビューアルバムって事を差し引いても。でもね、なんか突っ走ってるって感じがして、好きなんだよねー。しかも、オイラの大好きなマイナーコード進行の曲だし。



きっと、このハノイも"ミセスはぐれ"に「知らない」って一蹴されんだろーなー・・・。

2007-01-09

Nightwish「Once」


新年も、気がつけば9日。仕事も始まって、すっかり元通りの生活に戻りつつある今日この頃。
悪友「はぐれ」は、正月休みに奥さんの実家へ帰ってたって事で、今日はFinlandつながりでNightwish。
このバンド、ジャケ写を見てもらえると想像できるかもだけど、シンフォニックメタル、ゴシックメタル、オペラメタルてな感じに分類できるのかいな?
基本的には、バッキングは正統派のパワーメタルで、Voがオペラチックな感じ。

そのVoがTarja Turunen(ターヤ・トゥルネン)。今でこそ珍しく無いんだろうけど、オイラが知ってたメタルVoからは、かなりかけ離れた、「クラッシックな人ですか?」って歌い方なんだよね。
よくよく調べてみると、もともと「シベリウス音楽院」ってとこに進んでて、クラシック音楽をやってたそうな。
で1997年にNightwishの結成に参加すんだけど、その後もフィンランド国立オペラで上演されたモダン・バレエ『Evankeliumi (Evangelicum)』にソリストとして参加したりしてて、異色のボーカリストって経歴。

結局、今日紹介するOnceってアルバム発表後のワールドツアーを最後に解雇って形でバンドを去ったんだけどさ。この解雇劇がちょっとした騒ぎになったんだよね。
ツアーの最終日、LIVE終了後の楽屋で別れ間際に残りのメンバー達から「後で読んでくれ」って手紙を渡されて、その手紙で解雇。そんで、バンドのオフィシャルページにもその手紙が公開されるって事態。
解雇の原因は、「バンド活動における姿勢や傲慢さ、熱意の無さが許容できなくなり、他のメンバーとの心の溝が広がりすぎてしまったためである」って事。
その話は、なんかFinlandの夜のニュースとかでも流れたんだってさ。Netで動画が流れてた。
で、Tarjaは11/11に記者会見開いて、これまたニュースに流れるって騒ぎ。これも動画が流れてたんだけど、確かにワイドショーとかでなくって、夜のニュースみたいなスタジオセットだったんよ。
実際にはどうなのか判らんけど、Finlandじゃ国民的英雄扱いって話。まぁ、それは大げさとしても、結構メジャーな扱いみたいよ。
こんなキャッシュカードまで発行されてる位だし・・・・。まぁ、日本でも「ガンダム」とか「STARTREK」とかのクレジットカード発行されてるけど、流石に銀行のキャッシュカードは無いしね。
しかもね、このカード皮肉な事にTarja解雇後に発行されたんだよね。
Sampo銀行もいい迷惑。

結局Tarjaはソロ活動をスタートして、最近アルバムもリリースしたみたい。まだ聴いてないんで、どんな音楽やってるのか判らないけど・・・。
Nightwishの方もレコーディング始めたって話だけど、Voはまだ未定。もしかして決まってるのかもだけど、発表もリークもされてないんだよね。

そうそう、こないだOnceツアーのDVD見てたら、「はぐれ」がキーボード弾いててビックリ。
←Nightwishな「はぐれ」(いや、キーボードの前に付いてる、ちっちゃいのが「はぐれ」か??)

本物の「はぐれ」はこちらの「嘘じゃないのよ『はぐれMBA』!証拠写真付きエントリー第2弾!」参照。





で、このOnce。オイラ的には、かなりのネ申盤。正統派パワーメタルのバックも気持ち良いし、曲調もクラシカルな感じのからキャッチーなメロディーの曲まであって、Metal好きな人にならお勧め。
とは言え、「いいじゃん!」に来てくれる人が全員HMV(Heavy Metal BAKA)な訳じゃ無いんでえ、今日は映画「バイオハザード2」に使われて、サントラにも収録されたNemo。
これは、Nightwishの曲としては結構キャッチーなメロデイーなんで、大丈夫かな???その代わり、Tarjaの歌い方もだいぶ普通なんだけどね・・。

2007-01-04

Thin Lizzy 「VAGABONS KINGS WARRIORS ANGELS」


また今年も1月4日がやって来た・・・・。
今日は、Phil Lynottの命日。
1986年だから、今から21年前。まだオイラが中学生の頃よ。
前に何度も書いてるけど、ちょうどThin Lizzyが大好きになって、Philがソロシングル発表。それがそこそこHitして、「さぁ、今度はアルバムだ!」って矢先の事だったんだよね。

それまでも、もう亡くなってるミュージシャンの曲と出会って好きになる事は何度もあったんだけど、好きなミュージシャンの死をリアルタイムで経験したのは、これが初めてでさ。
なんか、悲しいとかそんな事すら考えられなくて、悲報を聞いた後はしばらく呆然って感じだったんだよね。
その後しばらくしてからPhilとThin Lizzyが再評価されて来て、俺らの世代でもだいぶLizzyの認識度は高まってきたんだけど、亡くなった当時、Lizzyのファンなんて周りに誰も居なくて、オイラ一人で「Lizzyいいぞ!」って騒いでた気がするよ。

で、今回紹介するアルバムも、当然Philの死後に発売されたものなんだけど、4枚組みのBest盤なのね。んで、LizzyだけでなくPhilのソロとかも収録されてるんだけど・・・。
今となっては、そんな感じのアルバムは沢山出ててさ。最近のならリマスターされてるから、これからLizzy聴いてみようって人には、そっちを進めるよ。
ただね、こいつの4枚目には、Philの最後のシングル。"Nineteen"が収録されてんのよ。
その1曲の為に手に入れたのが、このアルバム。

元々はLizzy解散後にPhilが結成したGrand Slamってバンドの曲なんだけど、このGrand Slamはレコード契約も取れなくて、結局解散。Live見た評論家達にも「Lizzyのクローン」って言われてたバンドなんだよね。
確かに、Lizzy=Philだったんだから、そのPhilが造ったGrand SlamもLizzyみたいになるのは必然だったと思うんだけど・・・・。

Philは、Nineteen以外にも、Gary Mooreのアルバムに参加したときに、"Military Man"っていうGrand Slam時代の曲を演ってたり、Philの死後にでた追悼盤には、"Dedication"ってこれまたGrand Slam時代の曲のデモに、元Lizzyのメンバー達がバックを被せて収録したりしてんだよね。
今では、Grand SlamもブートでLive盤が出てたり、一応正規盤扱いになってるけど、限りなくブートに近いスタジオセッション盤が出てたりするんで、オリジナルと聴きくらべてみるのもいいかも。

で、今回のようつべは、Phil最後のシングルのNineteen。たしかPVもあったはずなんだけど、ようつべにはTVに出た時のアテブリしか無かったんで、画像はアレなんだけど・・・・。
しかも、なぜかベースでなくギター弾いてるフリしてるし・・・。やっぱ、Philはミラーピックガードのベースが似合うよ・・・。

2007-01-01

PintSIZE「Five Feet...No Inches」


はぴにゅいや!!
てな訳で、去年の10月からスタートした「いいじゃん!」も無事に年を越せましたよ。これもひとえに、遊びに来てくれる心優しい皆様のおかげ。これからも、おおらかな心で見守ってくださいな。

で、いきなり去年の話なんだけどさ。ま、去年っつても昨日の事だか・・・。
オイラ人生で初の体験しちゃいましたよ。
何を初体験したって・・・・・・。

チャリパクられた・・・(ーー;)
昨日ね、買い物行こうと思って、団地のチャリ置き場に行ったですよ。したら、29日の夜中に停めた筈の場所に無いんだよ。周り見渡しても無いしさー。
確かに団地とかマンションとかの駐輪場って狙われやすいって聞くけど、初めてやられたよ。
チャリ99,800+交換したパーツ代7、80000で、約17、8万の被害・・・。
まったくよー、冗談じゃねーっつーのよ。どう考えても、酔っ払ってチョイ乗りする為に団地の中にまで入ってきてパクるとか無いだろうから、きっと、パーツばらされて売られるって運命・・・・。

もうね、次は安めのにするよ。10万クラスの買えないし。
って、もう目つけてるチャリがあるんだけどね。そいつは約50000なんで、前の半分。グレードダウンだぜよ。
言ってみりゃ、いままでGT-R乗ってたのに事故ってサニーになったとか、今までNSXだったのに、金無くてシビックになったとか、そんな気分・・・・。

まぁ、いつまでもイラっとしててもしゃーないから、気分かえる為に「スカっ」とするアルバム紹介しましょかね。

この"PintSIZE"ってのは、所謂プロジェクトで、メンバー全員が偽名。
Gは元Mr.BIGのPaul Gilbertで、ここではDICK IMAGE。
BはPaul の友達でLinus Of Hollywood。ここではK-NASTY。
VoがLinus Of Hollywoodの奥さんで、ここではPINT。
でDsがCHACHIって人なんだが、オイラはよう知らぬ。

で、PINTがすげー小柄な人で、彼女の身長からアルバムタイトルをつけたそうな。
肝心の音の方なんだけど、1曲目はイントロで、なんか仰々しい感じの様式美Metalを感じさせる幕開けなのよ。いってみりゃ、JUDAS PRIESTの"Hellion"みたいな感じ。
でその次にくる曲がいきなりパンキッシュな感じで、VoがガールズPopみたいなの。でもバッキングは完全に正統派Metalしてるんよ。
どう言うんだろ?
Avril Lavigne+正統派Metal+PUNK/3って感じ。
曲自体はPopなのが多いし、PINTの声も可愛い系の聞きやすい感じだよ。

んな感じで、今日のようつべ動画は、チャリぱくった奴にささげるタイトル「My Fist_Your Face」。



ほんじゃ、皆々様。今年もよろしゅう。m(__)m