2008-01-11

Metallica「Master Of Puppets」


前回のVan CantoでMetallicaのカバーやってたんで、今回はオリジナルの登場。
とは言えさぁ、いまさらオイラがウダウダ言うのもなんだなぁって程の名盤、ネ申盤だよね。
オイラ的にも、Metallicaの最高傑作はこのアルバム。

このアルバムはMetallicaの3枚目のアルバムで、メジャーデビュー作。
1stの「Kill 'em All」の時は、若さにまかせて突っ走るThrash Metalやってたんだけど、2ndの「Ride The Lightning」では、Thrash Metalではありながらも大作嗜好の曲があったりして、かなり話題になったんだよね。
そんで、その頃エレクトラレコードとの契約も獲得して、マネージメントもQプライムと契約。
1986年に満を持してリリースされたのがこれ。
当時は、Metallica・Anthrax・Slayer・Megadethでスラッシュ四天王なんて呼ばれてましたな。

このアルバムが全米29位、全英41位の大ヒットになってMetallicaの名前もコアなMetalファンだけでなく、広くRockファンに知られることになったんだよね。
ところが、このMaster Of Puppetsのヨーロッパツアー中の9/27、Metallicaを悲劇が襲うんだよ。
ツアーバスがスウェーデンを移動中の事故を起こして、ベースのCliff Burtonが車外に投げ出されて横転したバスの下敷きになって帰らぬ人に。
このCliff Burton、ベルボトムのジーンズに大柄な体でアグレッシブに、時にはプログレシブなベースラインを奏でるかなりカッコいいベーシストだったんだよね。
Metallicaには2ndアルバムからの参加だったんだけど、2ndと、この3rdではメインコンポーザー的役割を果たしていて、大作嗜好な曲はこのCliffの影響が大きかったと。

そして、このアルバムから20年たった2006年、サマーソニック06でのMetallicaのステージでは、このアルバムの全曲再現なんて憎い演出をやらかしてくれてんだよ。
しかも全曲再現中のバックスクリーンには、在りし日のCliff Burtonが・・・・。
そんで、全曲再現後に、VoのJames Hetfieldが、「Master Of Puppets!Happy 20years anniversary!」と咆哮。BlackAlbumやSt. Angerあたりから聴き始めた小僧達にはどう映ったのか判らないけど、やっぱ初期のMetallicaをリアルタイムで聴いてきたオイラ達世代には、特別なアルバムだし、それをこんな演出で再現してくれたMetallicaの心意気が嬉しいね。

でさ、実はこの頃のMetallicaってPV造って無いんだよね。だから、今回はLive映像。
まずは、前回のVan CantoがカバーしたBattery。1989年の映像。


次は1999年にオーケストラと競演したステージをDVD化したS&Mから、アルバムのタイトルトラックのMaster Of Puppets。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Yabe兄さん!!あけことのただいまでございます!(いっぺんに言いすぎ)いや、Metallicaだし!でも実はand justice for allしか知らない orz ようつべ映像もあることだし、バテリ聴いてみなくちゃ。超有名曲なのに知らないなんて恥ずかしすぎる。。。って、あ!もしかしてiTunes辺りに落ちてるかなぁ?
ネット環境がかなり改善されたので、これから放浪の旅に行ってきます!

630LB さんのコメント...

おめよろのお帰り!
Metallica、日本のiTsには無いみたいだねぇ。そもそも、Metallica自体がデジタル配信に否定的だったからねぇ。
ただ、ようつべには腐るほどLIVE映像あるしね。(ただようつべ、音悪いんだよねぇ)

匿名 さんのコメント...

iTunesチェキってやっぱりなかったでしたorz うーん。iTunesって、ここぞ!って時にない曲多すぎですよね・・・国産物で言いますとSO*Yが全滅だし・・・頑張ってほしいものでふ。でも、晴れてようつべ見放題の身になったので、とりあえずそれで盛り上がることにしまっす!

630LB さんのコメント...

まぁねぇ。SONYはWALKMANでiPodと熾烈な争いしてるから、みすみすiTunesに曲提供するとも思えんしねぇ。
なんか、もっとリスナーの事考えて欲しいもんだけどねぇ。
あぽーもiPodでWMA形式対応してくれれば、SONYもあぽーもお互い様になって、ユーザーも幸せなのに。