2006-12-16

Within Temptation「Mother Earth」


はいっ!2度目の登場" Within Temptation"です。

前回は病み上がりって事で、3rdアルバムからの至高の名バラード、"Memories"を紹介したんだけど、今回はWithinがブレイクした2ndアルバムの"Mother Earth"。

1stの"Enter"は日本でも発売されたんだけど、まだまだ他のバンドの二番煎じって感じの出来で、Withinらしさっていう面では出来れてなかったんだよね。
んで、セールス的にもイマイチだったみたいで、2ndは日本では発売されなかったんだよ。

・・・ところがどっこい!Withinはがんばってた訳だ!
この2nd"Mother Earth"では、1stのゴシックゴシックしてた曲調はナリを潜めて、荘厳なシンフォニックメタルに大変身。そんで、シングルカットしたIce Queenが本国のオランダを始めヨーロッパで大ヒットして、一躍有名バンドの仲間入りを果たした訳ですよ。
で、元々はマイナーレーベルから発売された"Mother Earth"なんだけど、Ice QueenのヒットでGUNレーベルってメジャーと契約。んで、GUNからリマスターされて、なおかつボーナストラックが追加されて再発されたんだよ。

だけどね、このGUN盤。なんとCCCDなんだよ・・・orz
まったくね、いい加減にして欲しいもんだよねー。だれだよ!CCCDなんてもん造ったの!
責任者出て来い!!
みんなもCCCD嫌いだよね?
あれっ?気にしたこと無い?
マジ?

CCCDはコピーコントロールCDって呼ばれてて、PCとかにコピーできないようにしてある円盤。
CDって付いてるけど、そもそもCDの規格から外れたマガイもんだからね。
よくさ、CDに「このCDはコピーできません」とか「MDに録音できません」とかってシールが貼ってあったの覚えてない?
結局、PCにコピーなんかも普通に出来たし、変な信号を入れてる為に音質が犠牲になったりで、消費者の事なんざ考えてない円盤だったわけよ。
しかも、CDデッキが壊れる事もあって、「もし壊れてもハードメーカーもCDレーベルも一切関知しないんで、自己責任で聴いて下さい」ってふざけた事ぬかしてやがるのさ。
実際、デッキによってはCD入れたら「ガチャコン!ガチャコン!」ってこの世の終わりみたいな音立てるなんて事もあったし。
まぁ、日本じゃ一番CCCDに必死だった某av*xがCCCDやめるって発表してから、一気に減ったけどさ。とにかく、消費者ナメたもんだったのね。

そんで、そんなCCCDなんてオイラが買うわけも無く、必死こいてマイナーレーベル時代のオリジナル"Mother Earth"探しましたよ。
AmazonやらHMV。タワレコやら新宿レコード。そんで新宿のUNIONにも行って無くってさ。最後の砦。お茶の水UNIONの中古コーナーで発見よ。
喜び勇んで買ってきた次第。
まぁ、その後しばらくしたら、普通に新品のオリジナル"Mother Earth"がUNION各店に入荷されてたんだけどね・・・。タイミングが悪かったって奴だわな。

もし、これから買おうって人がいたら・・・。このエントリーで表示してるオレンジのジャケがCCCDでない奴ね。オレンジの部分がグリーンになってるのはCCCDなんで気をつけてちょーだい。もしくはiTunesでダウンロード購入するか・・・。

余談の方が多かったけど、この"Mother Earth"。名盤です。所謂"ネ申"って奴。
1曲目のMother Earthからして、荘厳な雰囲気のWithinらしさ全開の曲で鳥肌が立ってくると。
そんで2曲目がシングルカットされて大ヒットしたIce Queen。
この曲は、今じゃLIVEのラストに演奏される曲でさ、いわばDeep PurpleでいうところのSmoke On The Water。Skid RowでいうところのYouth Gone Wild的位置づけなわけよ。
オイラが持ってるThe Silent Force TourのDVDでも最後に演奏されてて、曲のクライマックスでは、雪に見立てた紙ふぶきがステージ両サイドから噴射。
また、それがドラマチックな曲の展開にぴったりなんだよね。

今回貼り付ける動画には、残念ながら紙ふぶきは無いんだけどさ。
でもキャッチーな曲ながら、だんだんとドラマチックに盛り上がっていくのは鳥肌もんで、何回聴いても飽きませんぜ。・・・オイラはね。

前の"The Silent Force"のエントリーの時も書いたけど、Voの Sharon。決して上手いシンガーじゃ無いんだけど、なぜかひきつけられる魅力があんだよね。何なんだろ?声質?歌い方?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おつかれ!
これiTunes(ただし米国用)に行ったら、このアーティストの作品自体いっさい置いてなかった。
なんか日本に輸入されるものと、こっちに輸入されるものって違うんだね。(当たり前か)特に欧州系ミュージックはそうかもしれない。

630LB さんのコメント...

あらら。そうなんだ。
日本のiTunesは、なぜか国内盤のCDが出てないのに、このアルバムだけあるんだよね。たしかに、アメリカで受けそうな音では無いわな。