2010-04-17

BADLANDS「BADLANDS」

まさかが現実ってこーゆー事だよね。

ついに、Badlandsの1stと2ndがリマスターされて再発ですよ。

いやね、このアルバムも取り上げたいと思いつつ、廃盤で中々手に入らないって状態が続いてたんで、なかなか記事にする踏ん切りがつかなかったんだよね。

そんで先月。
TwitterでBadlands再発の文字発見ですよ。
もうね、ほんと目を疑ったわ。
だって、この1stアルバムが発売された当時、同じ時期に出てきたMr.Bigとともに「スーパーバンド」的な取り上げられ方してたんだけど、実際のセールスはイマイチで、今回いっしょに再発される2nd発表してバンド終了っていう、ある意味悲劇のバンドだったんだよね。

そんなBadlands。
ギターのJake e LeeがOzzy Osbourne Bandを脱退・・・っていうかクビになった後に、Black Sabbathのツアーに参加して、アルバムのデモまで作って脱退したボーカルのRay Gillenと一緒にはじめたバンドなんだよ。
Ozzyの所にいたときとはうってかわって、ブルージーな泥臭いHRを聞かせてくれるアルバムなんだけど、ギターソロの節々に、やっぱりフラッシーなJakeらしさを感じられる1枚。


もちろん、全部が全部ブルージーってわけじゃ無くて、ちゃんとラジオでかかるようにキャッチーな曲も入れてくるあたりが、時代っちゃぁ時代だったのかも。

そんなBadlandsなんだけど、最初に書いたように、セールス的にはそんなに売れまくるって事もなく、2ndアルバムを出してバンドは崩壊。
その1年後の93年にRayがHIVで亡くなっちゃったんだよね。どことなくWhitesnakeのDavid Coverdaleっぽさを感じさせる歌声で好きだったんだけどなぁ。。。

そんな訳で、今後再結成も期待できず、セールスも振るわなかったこのCDが再発って結構な事件な訳ですよ。

てな訳で、アルバムの中で一番ポップな「Dreams in the dark」

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