とりあえず、オイラの聴いてきた音楽と、それにまつわる与太話。 HR/HMを中心にRock,Popsを節操なく綴る、「背徳のゴーイング・マイウェイ」(c)はぐれ。 タイトルは、元MegadethでJ-POP好きなあまりに日本に引っ越して来ちゃった、フリードマンさん@新宿区民の口癖から拝借。
2007-11-27
R.I.P.Kevin DuBrow
今日もいつもの様に、昼休みに車で売りに来るおばちゃんのお弁当をほおばりながら、いつものようにメタル系サイトを見てたんだよ。
そしたらさ・・・・・・。
QUIET RIOTのVo、Kevin DuBrowが自宅で亡くなってるのが発見されたなんて記事があってさ。
その時は噂話レベルだって事だったんだけど、DsのFrankie Banaliのサイトに行ったんだよ。
そしたら、真っ黒の背景で、Frankieの追悼メッセージが・・・・・。
「I can't even find words to say. Please respect my privacy as I mourn the passing and honor the memory of my dearest friend Kevin DuBrow.
」(言葉もありません。親友であるKevin DuBrowが亡くなったことを嘆き、悼む、私のプライバシーに配慮をお願いします。)って一言だけ・・・。
で、今、帰宅して情報集めようとしたら、CNNやMTV、ロイターに記事が出てたんだけど、どうやら25日の午後5時過ぎに、近所の人が発見したそうな。んで警察と救急車を呼んだんだけど、既に亡くなっていたそうな。今は死因を特定するために検死中って事なんだけど、52歳だって。若すぎるよね。
このKevinがVoを勤めてたQuiet Riotは、前に記事にしたRandy RhoadsがOzzyのバンドに入る前に在籍してて、70年代後半に日本で2枚のアルバムを発表。その後80年代に入って亡くなったRandyにささげたアルバムMetal Healthが大ヒット。その後同路線のCondition Criticalもそこそこヒットしたんだけど、だんだんとKevinのBig Mouthっぷりが酷くなってきて、3枚目のQRIIIを最後にバンドはKevinを追い出したんだよ。んで、元Rough CuttのPaul ShortinoをVoに4枚目のアルバムQuiet Riotをリリースしたんだけど、これも商業的に失敗。(でも、オイラ的には名盤!)
これを最後に解散すんだけど、90年代に入って再結成。それから現在まで解散、再結成を繰り返してて、今はNewアルバムのレコーディング中だったそうな。
やっぱし、なんだかんだ言ってもQRの顔はKevinだったわけで、今日はKevinを偲んで、QR最大のヒット作Metal Healthから、大ヒットしたSLADEのカバーCum On Feel The Noizeを聴きましょ。
Quiet Riot Wikiはここ
2007-11-23
The Killer Barbies「Downtown」
えと、基本的には音源が手に入るバンドを中心に紹介してる「いいじゃん」なんだけど、今回は、もーしわけ無いが音源手に入れるのが困難な曲を紹介しちゃうわけだ。
たまたま「ようつべ」で見つけちゃったこの曲のPV。聴いてみたら、「どっかで聴いた事のあるちょっと懐かしいメロディーなんだけど、なんか違う。でもこの曲のアレンジはかなり好きな部類だわ」って事で、まずはお約束でオフィシャルサイト探して行ってみたら英語でなくて、あえなく撃沈。
んで、どっか日本でファンサイトないかな?ってぐぐってみたら、CDレビューやバンド紹介のページが何個かあったのさ。
んで、色々見て調べてみたら・・・・
このThe Killer Barbiesはスペインのバンドで、本国じゃかなり有名なバンドらしいと。
んで、2000年にバンドとしては4枚目のアルバムで日本・アメリカをはじめとしてワールドデビューを果たして、フジロックにも出演してたそうな。
で、メンバーは・・・・
Silvia Superstar - Vocals & Guitar
Doctor Muerte - Guitar
Godzilla - Bass
Billy King - Drums
・・・・・って、Voの名前シルビア・スーパースターだよ。
スーパーだよ!「スターにしきの」もびっくりな芸名だわ。
そんなふざけた名前のSilviaちゃん。実はスペインじゃかなりの人気者らしくて、TVのバラエティー番組やらCMやらに引っ張りダコなんだってさ。
しかも、映画の主役まで張ってるのさ。
「キラー・バービーズ 」
「キラー・バービーズ VS.怪人ドラキュラ」
「アンダーブラッディ」
全部、バンパイアとSilviaが対決するって内容みたい。俗に言うB級ホラーって事になるのかな?
とは言え、1作目と2作目はバンド名がタイトルにも入ってる位で、ある意味Silviaのために撮った映画って感じなのかも。
でね、このSilvia。オイラが感じた見た目の第一印象は・・・・・・Bitch。
いや、良い意味でね。(・・・って、良い意味でBitchってのも・・・・)
んで、実はそのワールドデビューCDも既にGetしてるわけなんだけど、そのレビューはまた次の機会にするとして、このDowntown。元々はPetula Clark って女性歌手が1964年にヒットさせた曲で、その後もいろんな人にカバーされてた名曲らしい。
元曲はバラードらしいんだけど、このThe Killer Barbiesバージョンは、見事にPop 'n Punk
。
めっちゃ聴き易いポップでパンキッシュな音よ。まずは聴いてみて下さいな。
マイスペに行くと、他の曲も聴けるよん。
http://www.myspace.com/thekillerbarbies
んで、ここがオフィシャル。オイラには読めんかった。
http://www.killerbarbies.tk/
2007-11-19
In This Moment「Beautiful Tragedy」
いやいや、遂に東京も木枯らし1号が吹いたってね。
夕方からズンズン寒くなって、遂にヒーター出してきちゃったさ。
そんな寒い夜はHardな曲聴いて、血の中から熱くなりましょ。って事で、
アメリカ産のIn This Moment。ええ、もちろんFemaleなVocalですとも。
このバンド、カリフォルニア出身で、俗に言うメタルコアって事になるのかな?
これまたいつもの様に「なんか良いバンドないかしらん??」ってNetを徘徊してて出会ったバンドなんだけど、VoのMaria Brinkのクリアヴォイスとスクリームヴォイスの対比にすっかりやられて、HMVでお買い上げ。
その後にNetやら雑誌やらで色々と調べてみると、このMaria Brink、音楽での成功を目指して、一人息子と二人でカリフォルニアに出てきたそうな。なかなか根性のあるお母ちゃんだわ。
んで、曲としては、基本は今風のアメリカンなメタルコアって感じなんだけど、ところどころで伝統的なHMの色が見え隠れしてんだよね。
ちょっとしたフレーズをギターのユニゾンで聴かせるところなんざ、何度聞いてもIron Maidenの影が見え隠れするし。
そうかと思えば、シンフォニック風味のゴシックメタルっぽい曲があったり。
たしかに万人受けする音楽とは言い切れないところはあるけど、Hardな曲もいけるクチな人は、ぜひとも一聴を。
オフィシャルというか、マイスペアドレスはここね。http://www.inthismoment.com/
まずは、スクリームヴォイスというより絶叫に近いVoとクリーンボイスの対比が素敵なPlayers
お次は、アルバムのタイトルトラックでアコースティックなイントロと美メロが素敵なBeautiful Tragedy
2007-11-06
Fleetwood Mac「Tango in the Night」
今更ながらFleetwood Macにはまったオイラがお届けする、今回のアルバム。
そりゃもちろん、Macだわさ。
決して今までFleetwood Macを知らなかったって訳じゃなくて、「Stevie Nicksがドレスの裾をつかんで、体を左右に揺らしながら歌ってるバンド」ってイメージはあったんだよ。でも、なぜか聴く事も無く現在に至るって感じだったんだけど、たまたま「ようつべ」の中を徘徊してたら、MacのLittle Liesに行き着いたんだよね。別にMacを検索したとかいうわけじゃないのに。
んで、PV見てみたら「あらびっくり!」すげー良い曲じゃないのさ!
ちょっと哀愁系のメロディーに、メインVoのChristine McVieの骨太なんだけど何処と無く物憂げな声と、コーラス入れてるStevie Nicksのダミ声・・・・いや、ワイルドな声が良い感じで混ざりあって、すっかり虜になっちゃったわけよ。
んで、早速この曲が入ってるアルバムを調べたらTango in the Nightって1987年に発表されたアルバムだったわけ。
たしかに、この頃は「HR/HM&プログレにあらずんば音楽に非ず!」位の勢いの頃だったから、聴いたこと無いのも不思議でないね。でも、このアルバムタイトルとジャケットはなんとなく覚えてたわ。
そもそもFleetwood Macって、60年代の終わりから活動してて、最初はblues rockなバンドだったんだよね。サンタナがカバーしてヒットしたBlack Magic WomanなんかもMacの曲だし、AerosmithやGary Mooreなんかも初期Macの曲をカバーしたりしてんだよね。
んで、メンバーチェンジ毎に、だんだんとPop色が増していって、Buckingham NicksっていうアメリカのデュオユニットのLindsey BuckinghamとStevie Nicksが加入してPopRockバンドと化したMacは黄金時代を迎えていくわけだ。
・・・ってな事をNetで調べつつ、アルバム買い漁った挙句、音源だけじゃ物足りなくなって
LiveDVDまで買ってしまうオイラ。ちょうどこのアルバムのツアーの時の奴でさ。約20年前の映像なんだけど、Stevie Nicksが妖精って形容されてたのがうなずけるね。DVDもその辺をねらってるのかStevieのアップが多用されてるし。そんな可憐なルックスなのにダミ声・・・・いや、ワイルドな声。痺れますわ。
しかも、この頃は既に39歳~40歳。そんなのにあのルックスってのは・・・若返り薬でも使ってるんじゃねぇーか?って位の勢いだよ。(若返りでなくて、ご禁制の薬は使ってたんだか、この後に使いはじめるんだかなんだけど。)
そんなわけで、今回はMacそれぞれのVoが楽しめるように3曲。
まずは、Lindsey BuckinghamがVoのBig Love
お次は、オイラがはまったLittle Lies。VoはChristine McVieお姉様。
最後は妖精Stevie Nicks姉御のSeven Wonders
・・・・・って「ようつべ」でPV探してたら、色々みつけちゃったんで、アンコール行ってみよう!
まずは、当時よく有った12インチシングルVerのLittle Lies
そんで、オイラが買ったDVDの映像があったんで、40歳な妖精Nicks姉御のアップをば。
ええ、お察しのとおり、Little LiesとSeven Wondersが大好きですが、何か???
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