とりあえず、オイラの聴いてきた音楽と、それにまつわる与太話。 HR/HMを中心にRock,Popsを節操なく綴る、「背徳のゴーイング・マイウェイ」(c)はぐれ。 タイトルは、元MegadethでJ-POP好きなあまりに日本に引っ越して来ちゃった、フリードマンさん@新宿区民の口癖から拝借。
2007-06-05
Def Leppard「Hysteria」
今日はなにやら世界環境Dayって事で、うちの会社も「19時には原則消灯」みたいな話で久々に帰宅後も余力のあるオイラです。
てな訳で、ずっとやろうと思ってたLepsのHysteria。
1987年に発表のこのアルバム。Lepsの最大のヒットアルバムと言って良いと思うし、このアルバムでLeps知ったって人も多いかと。
でも実は、1980年にデビューしててIron MaidenやらSaxon、Angel WitchやGirlなんかと一緒にNWOBHM (New Wave Of British Heavy Metal) ムーヴメントの中心的存在だったんだよね。
で、この前のアルバム。1982年発表のPyromaniaが全米第2位のヒット(この時の1位は、前回PVだけ貼ってお茶濁したジャイケルのスリラー)になって、さぁ次のアルバムこそ!って時に事件が起こったのさ。
1984年12月31日、ドラマーのRick Allenが交通事故で左腕を肩から切断。その時は既にHysteriaの製作は始まってたんだけど、誰もがRickのミュージシャンとしてのキャリアは終わったと思ったのさ。実際にサブドラマーを入れてレコーディングを継続するって案も出たみたいなんだけど、Rickとドラムメーカーが協力しあって、片腕と両足を使って今までどおりに演奏出来るドラムセットを開発して、リハビリを始めたんだよ。もともと団結力の強かったLepsはRickの復帰を待って今まで通りのメンバーでバンドを続けて行くことに決定。
レコーディングも進めながらLIVEもこなして行ったと。
確か、どっかのフェスに出たときは、メンバーの衣装は「Don't Ask!」って書かれたTシャツだったんだよね。いろんなとこで散々「次のアルバムはいつリリースするんだ?」って聞かれまくってたLepsからの返答。「何も聞くな!」と。
そして、事故から2年8ヶ月。前作からは実に5年ぶりの1987年8月3日、このHysteriaがリリース。
ちょうど世間じゃアナログレコードからCDへの移行途中でさ。このアルバムも70分近い大作。(アナログレコード時代は、アルバム1枚が46分前後ってのが普通だったのよ。)
オイラはアナログレコードで買ったんだけどさ、「流石に70分を1枚に収めてるんで、音悪いかなぁ??」なんて思ってたんだけど、聴いてみたらあらびっくり!そこいらの40分代のアルバムと同等以上の音の良さでないのさ。もうびっくりしたね。
80年代後半って事で、上手いことHR/HMバブルにも乗っかってアルバムは大ヒット。シングルカットも6曲。1枚のアルバムから6曲のシングルだよ。まさにモンスターアルバム。
当然PVもMTVはじめ各TVプログラムでヘビロテ状態で、Lepsの最盛期を迎えていくわけよ。
曲調的には、前作のPyromaniaからの正常進化。HR/HM色が薄れた曲も入ってたけど、基本は聴きやすいLeps節のオンパレード。
で、このアルバムの後に、今度はギターでオリジナルメンバーのSteve Clarkがアルコールとドラッグのover doseで亡くなるんだけど、その辺は次の機会に・・・・。
(今回のPVは全般的にボリュームが低めかも・・・)
んじゃ、まずはPopなHRチューンのAnimal
お次はバラードのLove Bites。コーラスに入る前の歌詞。「I don't wanna touch you too much baby 'Cos making love to you might drive me crazy」ってトコが大好きだったんよねー。
そんで最後はアルバムタイトルにもなってるHysteria。
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